Picks
176フォロー
6586フォロワー


男女別「おひとりさま行動」“ドン引き”ランキング発表! 男性2位は「遊園地」、女性2位は「ビアガーデン」(オトナンサー)
荒川 和久独身研究家/コラムニスト
ソロ活に興味がない人にとってそう思うだけの話であり、「一人で楽しみたい」派もいるのだということは認識していただきたいと思います。
実際に、「ソロ遊園地」経験率は男性で21%、女性で26%です。遊園地やテーマパーク側もそうしたソロ客の需要を心得ていて、対応も自然になっています。「ソロ動物園」や「ソロ水族館」などは4割、「ソロ温泉」はコロナ禍で旅館が一人客受け入れ態勢もあったことから5割近くが経験満喫しています。また、記事内でドン引きだと記載されている「ソロ海水浴」も男性は20%、女性も8%経験者です。
パリピ気質でみんなとワイワイやりたい「トモ活」派もいれは、一人で楽しみたい「ソロ活」派もいます。どちらもそれぞれの流儀で楽しめばよいのであって、自分と違うからといって非難やドン引きする必要はありません。
貧困でなくても子どもを持てない高いハードル「900万円の年収の壁」の現実に必要な視点
荒川 和久独身研究家/コラムニスト
貧乏子沢山なんて事実はとっくになくなっていて裕福じゃなければ結婚も出産もできない時代へ。たった15年で子のいる世帯は10%も減ったがその全部が900万以下の世帯。かつて家族を形成していた中間層が全滅状態になるのだから少子化は当たり前。
若者が魚を取る能力や意欲がないのではなく、若者が汗水流して取った魚をどこぞのメガネが片っ端から巻き上げているから、若者が絶望するのです。
また、明治時代は貧しくても子どもを産んでいたとかいう頓珍漢なことをいう御仁がいて呆れるのだが、その頃乳児死亡率は現代の100倍近く、0-14歳までで死亡する割合が全死亡者の半分以上。子どもが多く死ぬからこその多産だったわけで、環境が違うことくらいは把握しておいてほしいものです。
「孤独死」現場は常に身近にある 仙台市内のアパート、特殊清掃を見つめて
荒川 和久独身研究家/コラムニスト
今後ますます単身世帯の数が増えていくことは確実で、それは決して未婚男女の一人暮らしが増えるだけの話ではなく、今既婚夫婦でどちらかが死別して一人になった場合の単身者も増えます。結婚したとしても、子がいたとしても、誰もが一人で死んでいく可能性があるという認識が必要でしょう。
孤独死については本記事のようにその後の始末の問題ばかりが取りざたされますが、むしろ求められているのは「今後増える一人暮らしの高齢者」に対し、「どう一人で生きていくか」という部分のサポート体制です。テクノロジーを活用して外部から生存確認をすることも可能ですし、「独居だとしてもそれは孤独ではない」という人とのつながり機能の充実など高齢者に限らず今後必要なことだと思います。
「結婚願望ナシ」が50.9%!未婚女性1433人に聞いた「私たちが結婚しない理由」ランキング(CanCam.jp)
荒川 和久独身研究家/コラムニスト
結婚願望なし50.9%だけを聞いて「最近の若者は…」と思ってしまう人がいればそれは実は正しくはありません。出生動向基本調査によれば、18-34歳に限定した場合でも1980年代から結婚に前向きな未婚者というのはせいぜい男4割、女5割で40年間全く変わっていません。また、本調査は対象が35-69歳も含めてのものである事に留意が必要。40歳以上だと男女とも結婚意欲は大幅に減退します。
では、なぜ1980年代まで皆婚だったかというと、ある意味での社会的圧とお膳立てが用意されていたからです。当時、20代で結婚した人の多くは「結婚はするもんだ」と思っていたでしょうし、上司などのいい意味のお節介もありました。今は職場での結婚を勧めることはハラスメントになりかねません。そうした社会的な環境が変化したことによって婚姻が減っているのであり、決して若者の価値観によってそうなったわけではない。

NORMAL
投稿したコメント