Furuyama Masayuki

【経済】長く続いた円高で、どれだけ国内の農林水産業を破壊してきたのかを思い知る良い機会にもなるだろうね。食料自給率低下の一因に円高もあるということを意識した方が良い。熱帯産のスパイスはともかくとして、米まで輸入品に頼らざるを得なくなっていたというのは異常としか思えない。

【経済】キャッシュレス決済を多用するようになり、そもそも現金を扱うことが少なくなったので、冠婚葬祭以外で１万円札を使うことがなくなったかな。ATMでお金おろす時も大体千円札に両替しちゃうし。

【経済】年金制度の国際比較をする場合は、前提条件を事細かに整理しないとダメだと思う。オランダの場合は日本における厚生年金への加入制限のようなものが存在しないわけだから、日本における自営業者やフリーランスの人たちも高い社会保険料を負担していることになる。 保険料は給与の大体18%程度とのことだから料率的には日本の厚生年金と変わらない。日本の厚生年金の場合、保険料は労使折半だが、オランダの場合はどうなのか気になる。さらに、日本の場合は「第三号被保険者」という仕組があるけれども、オランダの場合はこうした仕組があるのだろうか？ こういった細部まで見てみないと、単純にオランダの年金制度が日本より優れているとは言えないと思う。

【国際】オーロラが見られるだけだったら良いけど、電力インフラにまで影響が出ちゃうのは勘弁だなぁ。

【経済】これは重要な論稿。一括りに「就職氷河期世代」と言っても、正規雇用と非正規雇用で将来給付は全く異なるし、非正規雇用であっても、親からの相続財産が見込めるかどうかでその老後はだいぶ変わってくるのではないかと思う。 親が持ち家やそれなりの金融資産を保有している場合は将来的にそれらの資産を相続できる可能性があるため、一気に困窮状態に陥るとは考え難い。親と同居していて「ひきこもり」状態にある場合、最低限の住居と食事は確保されているわけだから、絶対的な困窮状態に陥っているわけではない。逆に言うと、絶対的な困窮状態に陥っている場合は「ひきこもり」状態を維持することは難しいはずだ。 非正規雇用の中で最もその将来が危ぶまれるのは、親からの相続を全くあてにできない人たちだろう。収入が断たれ、それを補う金融資産もないとすれば、傷病等で働けなくなってしまうと途端に困窮状態に陥ってしまう。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると40～50代の単身者の４割程度が金融資産非保有の状況にあるわけで、こうした人たちがその予備軍になってしまっていると捉え、今後制度設計を行う必要がありそう。

【経済】「内部留保を従業員に還元せよ」という主張と同じくらい違和感を覚える記事。財・サービスの価格というものは、本来であれば原材料費や労務費を積み上げた上で決まるものだと思うのだけど、日本企業の場合、まず価格ありきで、そこから原材料費や労務費が決まる構造になってしまっているということで、これが日本のデフレの根本要因なのだろうなと考える。

【経済】それでも予定利率を含めて1.35%の利回りだからあまり魅力的ではないな。

【投資】eMAXIS SlimのオルカンとS&P500はやはり強いね。何と言っても手数料が安いのが強みかな。今年1月に亡くなった山崎元さんもそうだったけれども、「長期・分散・低コスト」の投資を説く専門家が名指しでおすすめするのがeMAXIS Slimのオルカン。若い人であればあるほど、将来得られる果実は大きい投資信託だと思う。

【経済】ここ最近の傾向としては神田財務官や鈴木財務相が為替に関するコメントをしている時は口先介入で終わり、実際の介入は行わず、「ノーコメント」や沈黙を貫くときは実際の介入を行っているので、今回も口先介入で終わり、実際の介入は行わないと思う。

【政治】総理総裁にしては金額がショボいなと思ってしまった…。

【IT】専門的なことはよくわからないけれども、直感的に、まずハイスペックのハードウェアの実装を先に行なっておいて、そこからハードウェアのスペックに合ったOSやアプリを投入してゆくということなんじゃないかなと思っている。 個人的にはiPadの更新は2014年のiPad Air 2以来実に10年ぶりなので（気が付けば２年前にサポート終了してた）、世間一般の評価がどうであれ、この10年間でiPadがどれだけ進化したのかが心底楽しみ。