Picks
25フォロー
66フォロワー
NewsPicksニューヨーク支局長が解説「YOASOBIが世界を席巻…“ネオ・ガラパゴス”現象が始まった」
文春オンライン
藤井 堅三FUJII & COMPANY President
全く同意できない。むしろ、日本の文化が世界で売れだしたのは、現場が海外市場を理解したからだと思う。とにかく明るい安村が、売れたのは、彼の芸がガラパゴスだからか。吉本が海外に拠点を作り、現場が芸人を売り出すノウハウと蓄積したからか。  ①尖ったコンテンツ + ②海外に届ける現場力  の両輪があって文化事業は成功するのであり、最近の日本文化の快進撃は、②によるものだと思っている。  なぜか、ラーメンの話が混じっているが、これも①日本独自に進化した味よりも、②海外に受け入れられるための現場力が大きいと思っている。シンガポールのラーメン屋を手伝ったことがあるが、 日本と同じレシピで作っても、マレーシアの食材やシンガポールの水を使うと、日本と同じ味にならない。素材を選び直し、シンガポール人に英語で作り方を教え、店でのオペレーションを数ヶ月かけて教えてやっと、繁盛店を作ることができる。  JFCを始めとした日本食卸の努力も大きい。コンテナは欧州まで船便で1ヶ月かかる。フーシ派がタンカーを爆撃して、スエズ運河が使えなくなると、迂回するだけ賞味期限が短くなる。海外での和食ブームも、こうした現場が支えになっている。    ②は日本のメーカーが先行していた。1990年に大連マブチモーターの工場を見学したことを未だに覚えている。同社は中国の文化を理解し、従業員を教育し、世界品質のモーターを造っていた。  それに比べれば日本のアニメ製作の現場は、前時代的で海外に出ていく体制になかったと思う。2000年代に入り、海外から日本のアニメ会社で働く人が増えてから、業界が変わった。    ソニーもエレキは、いち早く海外展開していたが、エンターテイメントは、買収によるところが大きいと思う。あれほどグループ内に②がある企業ですら、SMEJが世界に出ていくのに30年かかったと言うべきだろう。  ソニーは取締役に外国人がいて、英語で取締役会が成立する体制になっている。SMEJであっても、英語が求められる時代。海外市場に対応する必要は、まったく衰えていない。
11Picks
NORMAL