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【渋澤健】あなたの家賃は、投資家の懐にチャリンと入っている
渋澤 健コモンズ投信株式会社 会長
何年間ぐらい持ち家に住めば、支払う購入費を毎月の家賃と同様、あるいは割安になるかと考えたつもりだったのですが、先の将来がはっきりと見える訳なく、家族の構成、自分の収入、住み具合、維持費など想定外のことが起こったということが現実でした。
でも、将来は常に想定外が起こりますので、ひとつの正しい答えがある訳ないので、持ち家か賃貸かとは自分の生活感に満足度があるかという尺度でよろしいのではないでしょうか。
若い読者にお薦めしたいことは、現在は賃貸でそのままずっと賃貸でも良いと今思っていても、将来になると気持ちが変わるかもしれない。その時の自分自身の判断の自由度を高めるために、資金を毎月少しずつ積み立てることはなるべく早く始めることです。
時間は自分の大切な財産です。そして、その財産は必ず、毎日減ります。だったら、その財産がたっぷりとある時から使った方が良い。過ぎてしまった時間は、いくらお金を出しても買い戻すことができないですから。「つみたて投資」を今、始めましょう!
【白熱の3日間】科学技術立国には「役に立たない」を許容する社会が必要だ
ESG時代に響く宇沢弘文「社会的共通資本」の思想
渋澤 健コモンズ投信株式会社 会長
宇沢先生の思想は50年ぐらい早かったと思います。宇沢先生を呼び起こしているのは、時代の変化です。また、活躍した時代は異なりますが、渋沢栄一のリバイバルも同様です。
記事でご紹介いただいように、栄一の「論語と算盤」と宇沢先生の「社会的共通資本」に共通点を感じます。それは、人間にとって大切なもの、「価値」があるものは、こころ。
渋沢栄一は「合本主義」によって豊かになる社会を目指しました。宇沢先生は「コモン」(共通)に着眼されました。豊かな社会を目指す人々が集まるところです。
20世紀にフリードマン先生は「利益の最大化」を主張しましたが、21世紀は宇沢先生と渋沢栄一の思想を「価値の最大化」と解釈できるのではないかと考えます。
「資本主義と闘った男」とも云われる宇沢弘文先生と「日本の資本主義の父」と云われる渋沢栄一の思想が、「資本」「成長」「時間」などをどのように捉えていのか。二人の思想の関係性をもっと深掘りして展開したいと思います。2月24日に以下のオンライン・セミナーを開催いたしますので、是非とも、ご参加して一緒に考えてみてください。
【オンライン】スペシャル対談 「資本主義と闘った男」と「日本の資本主義の父」 | コモンズ投信株式会社
https://www.commons30.jp/seminars/detail/1138
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