Picks
1451フォロー
290577フォロワー


認証システムの米オクタ、オースゼロ買収へ 65億ドルの株式交換で
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
ログインなどID管理大手2社の統合。Oktaは2017年に上場して時価総額約3.5兆円、売上は今年で1000億円弱。Auto0のARRは200億円以上。
株式交換による買収で、引き続き独立したユニットとして運営されるとのこと。下記が会社発表資料。
https://investor.okta.com/static-files/83f1811e-2f92-4c08-a16d-76cae00f1255

【必須教養】米セレブは、ゼロからスタートアップ投資を学ぶ
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
ハリウッドとシリコンバレーの歴史、知らなくてとても面白い!
以前、東工大柳瀬先生が社内で講演してくださったことがあり、そこでメディアの歴史を紐解きながら、ハードウェアとプラットフォームがコンテンツを定義するということをおっしゃられていて、ものすごくハラオチした。活版印刷による聖書、また新聞は中国が先に作っていたが漢字は個数が多いのに対してアルファベットは少ないから先に普及したり、その後のラジオ、テレビ、ネットもそう。
コンテンツ自体ではないが、コンテンツ価値はテクノロジーが規定している。一方、コンテンツ自体ではないからこそ、コンテンツとの両輪が必要ともいえる。とはいえ技術があればコンテンツが広がるのであれば自然拡大的に使われるのが歴史。
そのなかでその進化を加速させるために、エクイティでというのがより一般的になってきたように見える。
一方、エクイティは持続的。これだけテクノロジーで色々なプラットフォームが出てきたときに、それをプロモーションしつづけるコミットメントなどとのバランスは今後問われるようになるかもしれない。
ユニクロ全商品約9%値下げ、本体価格をまんま「税込み価格」に
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
ユニクロは、長期では利益率は下落傾向。フリースブームなどもあるので、5年単位で2000年8月期から、2020年8月期まで見ていくと下記のようになる。
営業利益率:26.5%→14.8%→16.2%→9.8%→7.4%
粗利率:49.1%→44.3%→51.7%→50.5%→48.6%
売上:2290億円→3840億円→8148億円→1兆6818億円→2兆0089億円
その年度タイミングもあるが、2013年8月期以降は営業利益率ざっくり10%前後、粗利率50%前後(特に最近は49%前後で50%上回らない)。逆に2012年8月期までは10年スパンくらいで見ると山谷ありながら営業利益率15%前後という会社。グローバル拡大や品質向上のための投資に振り切っている戦略で、利益率の維持・向上ではなかった。
そして値段については、正規の販売価格だけでなくシーズンオフやキャンペーンなどでの値下げもある。なので9%値下げをしても、それで需要喚起でき値下げできないで売り切ることができれば、実際の値下げ率は変わらない結果になりうる。数量が増えれば、それは原価低減や販売効率の増加にもつながる。また、国内は売上の約半分で、グローバルに対してはこの値下げは効かない。
証券フィンテック、裏方に活路 フォリオなど他社向けシステム基盤提供
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
「裏方に活路」というのが印象的。
リテール金融商品については、営業力というのは効く。数十年かけて支店網を築いてきたコストが実際的な資産となっている。ノーロード投信などは増えているものの、今でも購入手数料などがかかるのは、そこがあっても売る力がある(それの是非は置いておいて…)。
もちろん、通常の買い物・広告のように、ネットへのシフトは年齢層含めて進むだろう。だけど、巨額の獲得資金をかけて経済性を得るまでに投資をし続けられるプレイヤーがいない、言い換えれば投資をし続けるVCや、投資をしたいと思わせる成長率を見せるプレイヤーがいないともいえる。
だから「裏方」にシフトしていく。でもそれは表のコストがかかっている部分は残っているので、顧客にとってはコストが劇的に減る状況に行くまでの時間が長くかかるということ。

NORMAL