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新型コロナ 第二類感染症相当からダウングレードを - 和田政宗
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堀向 健太東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医
まだ、こういった提言をされる方がいらっしゃるんですね… 指定感染症=2類感染症とお考えの方がいらっしゃいますが、そういうわけではありません。 指定感染症は『新しい感染症への対策を迅速に法に基づき行うために、期限付きで運用できるようにするためにつくられたカテゴリー』です。 ▷指定感染症とは? https://note.stopcovid19.jp/n/n02ac1ce1d7cd 5類感染症に固定するということは、実情にあわせてカスタマイズができなくなることを意味します。 指定感染症をはずすと、 1)新型コロナの方への行動の制限の措置(入院させる、仕事を休ませる、濃厚接触者に外出自粛要請をするなど)を行うことができなくなる 2)医師の報告義務がなくなり、さらに流行状況の把握や予測がむずかしくなる といったデメリットも出てきます。 さらに、昨年10月には入院措置の対象者も緩和されています。 ▷新型コロナにおける入院措置の対象が変わりました https://note.stopcovid19.jp/n/n4675ea69377f 軽症患者さんがたくさん入院しているという状況ではありません。 軽症患者さんは自宅待機になっていますし、中等症の方も既に入院が難しくなってきています。
感染症医「もう破綻している」 あふれるコロナ重症患者
朝日新聞デジタル
堀向 健太東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医
現場の状況をよく伝えている記事と思います。 『日本の病床はあまっている』『軽症患者を入院させているから』という意見も散見しますが、 >中等症・軽症の利用率は6~7割ぐらい。重症は4床を超えて、7人受け入れています。中等症のベッドを転用する形で、重症の患者を診ている >若い軽症の人たちは現在、自宅やホテルでの療養になっているため、ここにはほとんどいません。 という状況です。 ただし多くの医療機関で軽症・中等症の方も、あふれてきているのも実情と思われますが…一昨日、2400人が入院先を『探している』と聞いています。 そして現在、軽症・中等症の患者さんをみている病床で、重症患者さんをみている状況になってきているでしょう。 しかし、 >呼吸器を扱えるスタッフの数が十分にいないのです。 というのも現状です。 熟練した医師も、医師の総数も、容易には増えません。 何度か申し上げていますが、感染のピークから >さらに1~2週間たってから重症者のピークを迎えます。 >今月末ぐらいまでは重症者のピークは下がらないでしょう。 というのが、現在置かれている状況です。 そして、 >通常の医療に携わるスタッフを新型コロナにシフトする必要があります。そうすると、確実に通常の医療に破綻が起きるでしょう。 いま受けている医療も、『受けられなくなる』可能性があります。 もともと日本の中等症以上を診療するための医療は少ない人員でぎりぎりの綱渡りを続けていました。 本来、『過労死の残業時間の上限』は月80時間(年960時間)ですが、医師には『上限1860時間』となっています。 >医師の残業上限「1860時間」という新たな案に激論 https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/no1860toiutanani 第一線では、無理な状況が『コロナ前から』常態化していたのです。 現在は、脆弱な防波堤に感染症の津波がきているようなものかもしれません。 しかし自然災害にたいして人間の力は無力ですが、それぞれが感染症から身を守る術はもうご存じかと思います。 皆さんご自身が、それぞれ感染対策をしていきましょう。 お疲れでしょうが、よろしくお願いいたします。
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東京都で2447人感染確認 重症者121人ともに過去最多
FNNプライムオンライン
堀向 健太東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医
PCR検査数が増えたから患者数が増えた…という論調を見かけることがありますが、現実として人工呼吸器を装着されている方は1月6日段階で全国498件となり右肩上がりで増加しています。 ▷日本COVID-19対策ECMOnet COVID-19 重症患者状況の集計 https://crisis.ecmonet.jp/ 感染者数が増えることは、結局は重症患者さんが増えることに繋がります。 当然ながら、人工呼吸器が必要なのはコロナだけではありません。 医療資源が急速に消費されている状況です。 現場でのお話をさせていただいても伝わりにくい状況なのだなあ…と当直明けの頭で感じています。 なんだか、目の前で大事故をみたことを人に伝えても信じてもらえず、『そんなはずはない』と言われている気分です。 でも、再度お話したいです。 医療資源が減っていること自体で一番被害を被るのは国民全員です。 政治家がよろしくない感染対策をしていようと、我々が真似をする必要はありません。 皆さんご自身が感染するリスクを減らし、ご自身を守る行動をしていただければ嬉しいです。 自分自身も、感染対策を続けます。 自分自身と家族、そして拝見している患者さんのために。
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東京都 新型コロナ 2000人超の感染確認 2日連続で過去最多更新
NHKニュース
堀向 健太東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医
PCR検査数が増えたから患者数が増えた…という論調を見かけることがありますが、現実として人工呼吸器を装着されている方は1月6日段階で498件となり右肩上がりで増加しています(全国)。 ▷日本COVID-19対策ECMOnet COVID-19 重症患者状況の集計 https://crisis.ecmonet.jp/ 感染者数が増えることは、結局は重症患者さんが増えることに繋がります。 当然ながら、人工呼吸器が必要なのはコロナだけではありません。 医療資源が急速に消費されている状況です。 現場でのお話をさせていただいても、なかなか伝わりにくい状況なのを、当直明けの頭で感じています。 なんだか、目の前で大事故をみたことを人に伝えても、信じてもらえず、『そんなはずはない』と言われている気分です。 でも、再度お話したいです。 医療資源が減っていること自体で一番被害を被るのは国民です。 政治家がよろしくない感染対策をしていようと、我々が真似をする必要はありません。 皆さんご自身が、感染するリスクをへらしていただければ嬉しいです。 自分自身も、感染対策を続けます。自分自身と家族、そして自分自身の拝見している患者さんのために。
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米CDC、新型コロナワクチンのアレルギー反応を注意深く監視
Reuters
堀向 健太東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医
インフルエンザワクチンの100万人中1.3人という、記事中のアナフィラキシー頻度に関しては、以下の報告と思われます。 ▷Journal of Allergy and Clinical Immunology 2016; 137:868-78. https://www.jacionline.org/article/S0091-6749(15)01160-4/abstract 念の為、留意しておかなければならないのは、新型コロナワクチンには世界の注目が集まっており、その副反応は『最大限の情報がひろいあげられている』可能性が高いということです。 一方で、前述のインフルエンザワクチンのアナフィラキシーの頻度に関する報告は、カルテ上からの後ろ向きの情報収集であるため、頻度が低めにでている可能性があります。 別の薬剤に対するアナフィラキシーに対しても、頻度を把握すると体感しやすくなります。 たとえば抗菌薬に対してのアナフィラキシーの頻度は、100万人あたり1人~1000人と推定されています(幅が広いのは研究ごとに差があるからです。 ▷New England Journal of Medicine 2001; 345:804-9. そして、解熱鎮痛剤に対するアナフィラキシーの頻度は、100万人の過去1年あたりで考えると30~500人程度ではないかと考えられています。 ▷ Current Treatment Options in Allergy 2017; 4:320-8. アナフィラキシーが起こったときの対応をきちんと配慮した上で、リスクを過大に受け取らないようにしていく必要性があるでしょう。
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