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ハイブリッド車や電気自動車に走行音装置を義務づけへ
Yusuke Makino精密部品メーカ 営業
夏野氏はご存じないようですが、車両接近通報装置の義務化は日本だけのものではありません。すでに事故抑止効果があることはかなり実証されている上、法制化についてはEU、およびUSでも議論されており、どちらでも義務化は目前です。また文中にもあるとおり、トヨタにせよ日産にせよすでに接近警報装置を車両に搭載しているわけで、技術的なハードルも大きな問題ではありません。
エンジニアの思いの話をするにしても、車が人を殺すような状況を減らせるのであれば積極的に対応していくべきと各社が考えているからこそすでに装置は車両の搭載されているわけで、的外れだと思います。
無論事故をすべて防げるわけはないですが、車両のハードウェア側で事故を減らしていくための努力をここまで非難しなくてはいけない理由が私には分かりません、
ただ追記するとすれば、HEVや電気自動車だけでなく、動作音が小さい一部高級車などにも適用範囲を追加すべきではないかと思います。
スズキの鈴木修会長が辞任否定「悪意だったら問題だが...」 全車種で燃費データ不正
Yusuke Makino精密部品メーカ 営業
鈴木氏の言う「悪意」というのがどういうものなのかは判然としないが、氏の説明には釈然としないところがいくつもあるので、列記しておく。
-悪意はなかったというが、意図して計測した実測データより良い計算値をつかったのなら「悪意」以外の何物でもないし、実測していなければ工数を省く為の怠慢、ケチではないか。
-燃費への影響はないと言うが、その試算自体、机上のものではないのか。
虚偽申告を行う様な悪意のあるメーカの机上計算が信用できるという根拠は何か。
-氏はテストコース設備の問題を使って逃げていたが、トヨタの走行試験テストを行う試験場は同じ遠州、しかも海風と富士山から吹き下しの両方の影響を受ける東富士にある。相良と東富士ではそれ程に条件は変わらないのでは。
何にせよ、三菱に対して走行抵抗値の国交省立ち合いの試験を実施したのだから、同じことをしたスズキにも同様の処置を取るべきではないかと考える。
テスラの次世代EVは「価格2万5000ドル」を実現できるか
Yusuke Makino精密部品メーカ 営業
品質面での話を追加すると、テスラは経年劣化してきているModel Sでかなり深刻な品質トラブルを抱えているようで、コンシューマレポートに平均よりかなり悪く、お勧めできないという烙印を押されている。具体的にはボディの軋みやブレーキローターのゆがみ、初期モデルでは駆動系の交換も出てきているようだ。
http://jp.autoblog.com/2015/11/01/tesla-model-s-consumer-reports-poor-reliability/
増産、コストダウン、クオリティアップに加えてタイトな開発スケジュールという四重苦にテスラがどう答えるのか、見守りたい。
グーグルの自動運転車、AIが法律上「運転手」に 当局が見解
Yusuke Makino精密部品メーカ 営業
NHTSAからGoogleへのの書簡はここにあります。
http://isearch.nhtsa.gov/files/Google%20--%20compiled%20response%20to%2012%20Nov%20%2015%20interp%20request%20--%204%20Feb%2016%20final.htm
内容は大かた記事に網羅されているが、ポイントはNHTSAはグーグルの法解釈の妥当性を追認しただけで、グーグルのデザインした車両が公道を走行できることを認証したわけではないこと。
実際にGoogleが自分たちの車両を公道で走らせるには、本文にある様に自分達が提出した法解釈に基づいて、有人ドライバー前提の法規に対して、無人で適合を証明する試験方法を自分達で開発したうえで、その方法についても当局と解釈のすり合わせをした上で適合を証明する必要があるわけで、まだまだ先は長い。特にブレーキペダルやステアリングホイールが無い車両は法不適合なので、今のグーグルカーはどうやっても法不適合。
あとコメント欄で懸念される事故責任については、USの場合各州が定める道路交通法の管轄で、NHTSAが定めるFMVSSの範囲外なので、この点に関してグーグルは各州と話を付ける必要があり、この記事からでは何もわからない。
渋滞時の自動運転実用化へ(国沢光宏) - Yahoo!ニュース
Yusuke Makino精密部品メーカ 営業
Teslaばかりに注目が当たりがちだが、Teslaが宣言している技術はすでに限定的には実用化されているという記事を紹介したい。XC90は日本への導入はまだだが、ヨーロッパではすでに公道を走っている。ボルボはスウェーデン政府協力の下、100台規模での公道実験を予定しているなど、車両間通信についても意欲的に研究を続けており、自動運転の分野では脅威になりうるかもしれない。
他にも参考になる記事をいくつか
http://www.volvocars.com/jp/top/about/news-events/pages/default.aspx?itemid=164
http://autoprove.net/2014/08/50283.html
危機のホンダ、「いい人」が新社長の理由
Yusuke Makino精密部品メーカ 営業
琴坂先生の内容を受けて少し具体的な方向性について書いてみる。
ホンダがもし完全に追い抜かれた感のあるルノー・日産アライアンス、あるいは現代起亜(琴坂先生の言うTitan)に規模で追いつき、そして追い越そうとするのであれば、外部の力をより上手く利用する必要がある。具体的にはルノーの様に積極的な他メーカ(例えばメルセデス)との提携に注力したり、現代の様に他メーカから積極的に人材を取り入れる(今の起亜は元VWのデザイナーでドイツ人)などの方策を採用し、今までの技術も人も自前と言うやり口を方向転換していく必要があるだろう。
対してブティック化を目指すなら、マツダがそうしたように国内に市場が限られ、開発リソースを占有している軽自動車からの撤退や、ジェット機部門の切り離しを検討するべきだろう。
どちらの方向へ行くにせよ、ホンダの中途半端な規模では自前で軽から高級車までフルラインナップという方針の強い今まで通りのやり方を踏襲するのは難しく、新社長には困難な課題が待ち構えていることは間違いない。
今後のホンダの動きに期待したい。
NORMAL
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