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中国「過剰供給」、世界と摩擦 EVや太陽光パネル輸出急増 内需より生産優先 - 日本経済新聞
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
構造的には、見出しとは違うと思う。グローバルな過剰供給を出来るのは、脱炭素というグローバルなテーマ・変化から生まれる需要に対して、色々な背景はありつつ中国が競争力を持っているから。需要に対応できる供給力・競争力を他国が持っていれば、中国としても他の戦略を考えないといけない。
もちろん、中国としてもこの戦略を可能にするために、EV周りの化学物質の環境規制がどれだけしっかりしているのかという論点はある。一方で、他国で使っている側は、そこを見て見ぬふりをしていると言われてもしょうがない。NIMBY(Not In My Back Yard)の一つ。
そして、そこに政治や経済安保、産業政策も絡み、税金の話も出てくる。
中国の再エネ支配力、OPECの比ではない(2023/1、WSJ)
https://newspicks.com/news/8009154
【ミニ教養】世界の「再エネ化」は僕らの想像より全然速い(2023/8、NP編集部)
https://newspicks.com/news/8791942
【一攫千金】新たな「ゴールド・ラッシュ」に群がる人たち(2023/11、NP編集部)
https://newspicks.com/news/9119691
米、中国EV関税4倍に 税率100%へ上げと報道(2024/5、共同通信)
https://newspicks.com/news/9963121
株価爆騰「東京エレクトロン」社長が語る「半導体バブル」の正体
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
インタビューの印象は「盤石」。
時価総額から見ると、日本ではTELが3位で、欧州でも半導体製造装置(露光機)のASMLがNovo Nordisk、LVMHに次ぐ3位。グローバルの半導体製造装置の時価総額では、ASML、AMAT、Lamに続く4位。
「機械を作る機械」は、どうしてもサイクル(需要の激しい増減)がある。というのは機械の需要は単純化すると
・量の増加
・質の増加(新技術などイノベーション)
・交換需要
という3つだから。景気が厳しければ、量も伸びず、新技術対応や交換需要も後ろ倒しになる。
半導体製造装置は、同じような「機械を作る機械」である工作機械と比べて、量も質も増加が大きく、これまで成長してきた。結果、Kenjiさんのコメントにあるが(有難うございます!)、需要のすそ野が多様化し、昔より構造的にボラが小さくなった。昔はWindowsの新バージョンがキッカケだったりしたが、スマホは毎年新しい製品がでるし、PCもOS変更ではもはや買わない。
ただ、生成AIはCopilotボタンができるくらい。コロナ禍の在宅勤務の需要増から3-4年でPCの交換サイクルも到来するし、NPUの搭載有無や性能向上が体感でも感じられれば、上乗せ要因になるだろう。
生成AI含むAI領域では、CPUではなくGPUが必要な演算に適合していた。ただ、拡大するからこそ、より生成AIやその要素に最適化された半導体が、価格やエネルギー観点で必要。Amazonの推論用のInferentia、学習用のTrainium、また下記記事のGroqもその領域。
今はHBMというDRAMがボトルネックの一つだが、Groqなどで変わるかもしれない。ただ、最適化され安くなれば進化のためにもっと投入しより便利になり需要も増えるのが、半導体の成長の歴史でもある。
【独占取材】AI業界を騒がせる、話題の半導体ベンチャー(2024/4、NP編集部)
https://newspicks.com/news/9881554
技術的なところでは、AMATがプラズマエッチング技術(TELも同じ装置はやっている)を活用したマルチパターニングを不要にする新技術を発表していて、気になっている。
https://newspicks.com/news/8365168
オンライン化で急増? 脳を変容させる「ギャンブル依存症」
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
ギャンブルと絡めて、依存症について。
記事にあるようにドーパミンが快感という報酬を求めて分泌される。アルコールやたばこ、ギャンブルが代表的で昔から知られる。また、これらは行き過ぎたときの振る舞いや金銭的な実害(特に本人だけでなく周囲)が多いから、ある意味分かりやすい。
例えばゲームは誰かに害するものではあまりないが、程度がすごすぎれば依存症になりやすい領域だろう。
そして、「オンライン依存症」とでもいうべき状態がネットの普及、スマホの普及、そしてコロナ禍で広がったと思っている。
報酬系への作用なので、自己承認もその領域、潜在性がある。SNSやメッセンジャーで反応があることも報酬系に作用する。また仕事ですぐ反応して物事が進んだり感謝されることも同様。自分自身はSlackを見てしまうあたりが依存症的になっていると感じて、意図的に抑える時間を作るようにしているが、それでも難しい部分もある。
オンライン賭博は、これら全てを組み合わせたようにも思う。
現金よりカードなどの方が「お金を使った罪悪感」が少ない、一種の感覚の麻痺。オンラインだと、賭博する場所に行ったりといった不便がなく、金額への感覚も麻痺して、衝動的にできてしまう。
ネット、オンラインはリアルタイム性含めてとても便利。一方で、人間は身体性を伴うように心身の構造が設計されているとも思う。
下記にあるような「儀式」含めて、身体性を活用して無意識的な心身への効果を生む、人間の積み重ねてきた英知だと思う。
【調査】一流アスリートが行う「儀式」の効果とは(2024/4、NP編集部)
https://newspicks.com/news/9852693
アップル、iPhoneへのChatGPT搭載でオープンAIと合意に近づく
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
当て馬にされたGoogle Gemini、という感じになるのか。
AppleとGoogleは、当然ながらスマホで競争している。競争戦略上、Googleにすることはリスクではある(とはいえ、デフォルト検索エンジンとか色々Googleから金をもらっているわけだが)。
一方で、AIに対するスタンスとして、OpenAIよりGoogleの方が、自分は現段階では安全だと思っているし、初報が出たときにはそこがキーなのではないかと思っていた。
最近批判されたiPadのプロモーション動画含め、佐藤さんのコメントに共感する点が多く(有難うございます!)、Apple社内での議論や優先事項が気になる。
アップル、 iPhoneへのグーグル「Gemini 」搭載で交渉中-関係者(2024/3、Bloomberg)
https://newspicks.com/news/9728353
アップル、次期iOSへのAI機能搭載でオープンAIと協議-関係者(2024/4、Bloomberg)
https://newspicks.com/news/9910646
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