ホーム
55フォロー
512フォロワー
グーグルの新機能「かこって検索」が登場、どんなアプリからでもすぐ検索
中藤 弘太コンサルタント (IT、事業改革)
検索行動に誘導する機会を増やせれば、Googleとしては広告表示=収益機会を増やすことができる。
その意味で、画像、地図、動画等々、様々なタッチポイントにおいて、ユーザーの「知りたい」を即時に検索行動に繋げる導線を増やしていくのだろう。
広告主にとっても、明示的な検索キーワード入力以外のかたちでユーザーの「今、知りたいこと(=顕在ニーズ)」にリーチできる広告媒体は魅力的だ。
一方、ユーザーの検索行動のインターフェイスが徐々にAIチャットに侵食されていくと、Googleとしては都合が悪い。対話型のやりとりでユーザーの知りたいことに直接回答するチャット型UIでは、広告表示する余地が排除されてしまう。
おそらくこれが、ChatAI/Microsoft等の他陣営に対しGoogleがBard/Gemini等の生成AIテクノロジーを本気でぶつけて戦おうとしている真意のように思う。(単に生成AIテクノロジー自体の優劣を競っているのではなく、「本丸」であるユーザー検索行動の囲い込みを死守する文脈での競争)
物価、1年後「上がる」は79.3%に減少 値上げ鈍り=日銀アンケート
中藤 弘太コンサルタント (IT、事業改革)
調査結果の元データを見ると、
・日本銀行が「積極的な金融緩和を行っていること」に対する認知度
に対する回答が、
・知っている:38.1%
・見聞きしたことはあるが、よく知らない:41.3%
・見聞きしたことがない:20.1%
となっており、
6割以上の人が自国の中央銀行が何をしているのかをあまり認識していない実情が読み取れる。
■日本銀行:「生活意識に関するアンケート調査」(第96回<2023年12月調査>)の結果(2024年1月17日)
なお詳細は「全文」で読める。「日本経済の成長力に対する見方」「5年後の暮らし向き」等々、国民性からか実情なのか、悲観的な見方が多く色々と考えさせられる内容と感じる。
https://www.boj.or.jp/research/o_survey/data/ishiki2401.pdf
FRBのバランスシート縮小ペース、年内の減速検討は「妥当」=ウォラー理事
中藤 弘太コンサルタント (IT、事業改革)
市場は利下げばかり注目しているが、FRBの動きとしてはQT(量的引き締め)の変更に関する姿勢や言動の方が重要かもしれない。
リーマンショック後、米国ではQE(量的緩和)としてFRBが米国債やMBSを買い入れ、市場に資金を流し込み続けてきた。何度か縮小に舵を切ったが結局頓挫し、これまでの米国市場はこの「いったん始めたら止められない流動性提供」に支えられて上昇し続けてきた側面も小さくない。
今回もおそらくまたどこかのタイミングでひっそりとQTが減速され、場合によっては実質的なQEに転じる局面が訪れると思われる。選挙の年ゆえ、政治的な駆け引きもありそうだ。
NORMAL
投稿したコメント