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環境に配慮したサステナブル素材に注目【ニューヨーク発、最新EC事情〜アパレル業界の救世主!Pangaiaの革新的な素材開発〜】
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松沢 優希NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティングユニット マネージャー
余剰在庫の有効活用としても、デザイナーとのマッチングの場の提供としても、ワクワクする試みですね。 有名ファッションブランド15社以上が素材提供に協力しているとのこと。一昔前は売れ残り製品は廃棄してブランド価値を守るのが当たり前でしたが、サステナビリティ意識の高まりによって、大企業もこういったことに積極的になってきていることを最近よく感じます。 余剰在庫やパーツとデザイナーを引き合わせて新たな価値を創造する試みは、ファッション業界でなくても多くの業界でできそうです。例えば電子機器の工場には様々な部品があり、アップサイクルに使用できそうな面白い形状のものをよく見ます。美術学校等との連携を提案したりもしてきましたが、一昔前までなかなかハードルが高かったです。今でしたら、再利用に協力する会社ももっと出てくると思います。 工場からの発生物等をリユース・アップサイクルする提案を行う事業者としてはナカダイ(モノファクトリー)が有名で、工作の場を提供したり、保育園と連携していたりします。 工場に出入りする産業廃棄物処理業者は、リサイクルだけでなくリユースやアップサイクルができないかという視点でビジネスを再考すると、幅が広がるかもしれません。
途上国は廃プラのごみ箱じゃない! 〝怪獣〟も登場 EUがプラごみ輸出禁止へ
47NEWS
松沢 優希NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティングユニット マネージャー
日本ではエネルギーリカバリーがリサイクルの一手法とされており、材料としてのリサイクルは20%強にすぎないことがよく槍玉に挙げられますが、EUでも多くの国で材料リサイクル率は20%~30%の間で推移しており、エネルギー回収が盛んでないところは埋め立てで補っていることから、日本よりもはるかに高い埋立率の国が多く存在します(これらのリサイクル率も、定義にばらつきがあるとされていますが)。埋立もプラスチックの資源価値を浪費することに繋がりますし、燃やさなくても、プラスチックが分解される際の温室効果ガスの発生が指摘されています。一概にEUが優れているとは評価できないと考えられますし、国によります。 2021年1月のバーゼル条約付随書改正でプラスチック廃棄物の越境移動の管理が強化されましたが、今回のEU廃棄物輸送規則改正はさらに厳しく、EU域外への廃棄物輸出を原則として禁止するというもの。さらに、これまではEUの中でもEU他国のごみの処分を受け持ってきた国があったわけですが、新しい規則ではEU域内のプラごみのやり取りも制限される見込みです。 EUでは、輸出の規制と並行で使い捨てプラスチックの禁止やプラスチックリサイクルへの投資およびリサイクル材の用途拡大が進められています。確かに、使い捨てプラスチックに関しては日本よりも厳しい対応がされつつあります。一方で、急にプラごみが急になくなったり、受け入れ態勢が万全となるわけではありませんので、輸出が禁止となることによって一時的に埋立、焼却、投棄が増えるようなEU加盟国も出てくるかもしれません。これが一過性の「好転反応」となり、自国のプラごみは自国で処理するを原則としつつリサイクルの有効性が極限まで高まる、世界のモデルケースとなるとよいのですが。
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