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書店で働く人の悩み、トップは?
ITmedia ビジネスオンライン
小川 泰史株式会社Clover出版 ファウンダー会長
給与の悩みが60%超え。 出版業界不況であり、本が売れなくなってきているのですから、給与水準が下がるのも当然のことではありますが、版元も書店もやらなくてはならないことは、本で利益を出すということへの、良い意味での諦めです。 書店は本を売っても、まさに薄利多売。 本以外のものを売ることをしなくてはならないし、カフェの併設や色んなアイデアでやっていますけど、とにかくスペースをとることをしていてはダメ。 コンビニ経営を見習うべきで、無形のものを売らないといけない。本の中身はノウハウ、メソッド、などなど本来無形のものなのですから、オンラインサービスに変えればいくらでもスペースを取らずに売ることは可能です。 一度。大手の書店グループに話を持ちかけましたが、手が回らないと断られました。でも、手が回らないからこそ、いまオンライン事業を入れていかないといけないのですけどね。 そもそも顧客名簿を取らない。 つまりリストです。 これだけリスト情報を取れる環境でありながら、何十年もの間、リストをとってこなかった。 CCCだけが、顧客リストをとっていますが、結局、CCCがいま日本で一番大きな書店になっているわけです。 こういう経営体質そのものを、業界全体が考えていかないといけませんね。 オンラインサービスならば、利益率は高いので。売上比率が上がれば、当然、書店員さんの給与もあげていくことができますね。
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