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「教育に穴があく」 深刻化する“未配置教員”問題 少なくとも4000人 病気で休む教員の代替者が見つからないケースが去年の約3倍に
久保田 祐正大東文化大学第一高等学校 教務部長
未配置が続く一番の理由は、どんなに人が足りなくても、現場の教員がカバーしてしまうからです。
「教員が足りないので全校、しばらくは5時間授業に縮小します」「年度途中ですがクラスを再編し学級数を減らします」のようなニュース、聞いたことがないですよね。
お互いにどんなに無理をしても、させても、教員は「子供たちのため」なら自らの心身を、限界を超えて投げ出します。
教育行政の側からしたらどうでしょう?
水面下はともかく、表面的には「回っている」現場に、わざわざお金と手間をかけて人を補充するでしょうか。
…しませんよね。
そう、この問題の解決策はただ一つです。
どこかの学校がファーストペンギンになって
「もう、無理です。通常業務の一部を停止します」
と行動に出ることです。
都知事選。なぜ、石丸伸二氏が2位だったのか
久保田 祐正大東文化大学第一高等学校 教務部長
私は都民ではありませんが、もし今回の投票権があったとしても、石丸氏には投じなかったと思います。
その前提で。
石丸氏からは「既得権、既得構造にあぐらをかいて安住する人間は認めない」という凄みを感じました。
市長時代、地方議会のあるあるで、既得構造に乗っかって多選を重ねる議員を批判し、都知事選では既成政党の勢力に乗っかって立候補する有力候補者に挑み、既存メディアの庇護の下で出演している、政治への見識が足りないようなインタビュアーを論破し、という具合ですね。
既得権やしがらみにうんざりし、絶望している人達には、とてつもない共感をもたらしたと思います。
次にどこの選挙に出るのかわかりませんが、こういう姿勢はいつまでも貫いてほしいものです。
そして今回の都知事選、石丸氏の最大の功績は、普段選挙に関心を持たなかったであろう若い世代を動かしたことです。
東京都知事選という、直接関係ない地域の人たちにも報道宣伝効果が及ぶ今回の選挙で、「じゃあ、次の地元の選挙、行ってみようか」と思った若年層は少なくないと想像します。
既得勢力が隅々まで蔓延る、「変わらない、変えられないニッポン」に大きな一穴が空いたと期待したいです。
「赤字のローカル線は要らない」と言う人たちが見落としている「そもそもの議論」
久保田 祐正大東文化大学第一高等学校 教務部長
鉄道はインフラではありますが、電気や水と違い、代替の利くインフラです。
過疎地だからと言って、電気止めますランプ使いなさい、水止めます井戸掘りなさい、とはなりません。一方で鉄道は、バスなど他の輸送方法があります。
また赤字ローカル線問題を挙げるJR各社にしても、その地域の輸送を空白にするとは一言も言っていません。本来、鉄道線が営業をやめた後のことを鉄道会社がケアする義務はありませんが、この点JRは公共輸送機関としての責任をきちんと果たしています。
ローカル線維持を訴える人達は、なぜ絶対に鉄道でなければならないかという点において、合理的な説明ができない発信がほとんどです。地域振興のためというのがせいぜいの大義名分だと思いますが、では、鉄道がない地域は全て廃れているのでしょうか。そんなことはありません。
JRの方は経営上の問題で、鉄道以外のモードにしたい、鉄道の特性が発揮できていないことは数字からも明らかだ、と説明しているのに、鉄道固執派は感情論に閉じこもってしまう、この平行線がずっと続いています。
幸い、国が介入するようになってきていますから、経営合理性の観点から、鉄道以外の「インフラ」を導入する方向に、どんどん向かって行くと期待します。
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