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【水野敬也】本物のノウハウは、人を楽(らく)から遠ざける
水野 敬也文響社
このインタビューの第1回のコメントで、「『こうしたらヒットしますよ』と語り始めた時点でその人の仕事は腐っていく」
と書きましたが、すみません、第2回は完全にドヤ顔で語ってました。
なんでこんなことになっちゃったのかなって考えてみたんですけど、僕って自己肯定感が低いんですよね。
それで、自己肯定感が低いやつって、相手の顔色をうかがうじゃないですか。
で、「NewsPicksってドヤればドヤるほど良しとされる媒体」じゃないですか。
「ドヤってナンボ」「七転びドヤ起き」「NewsPicksの辞書に謙虚という文字はない」
「NewsPicksの六本木本社の入り口はIDカードじゃなくて顔認証でドヤ顔した人だけが通れる」
媒体じゃないですか。
そういう空気を察知して、慣れないドヤ顔を必死で作ったんだと思います。
だからこれは僕の責任じゃないんでね。全部NewsPicksが悪いんで。
引き続きよろしくお願い致します。
【新】『夢をかなえるゾウ』が、社会現象になった理由
水野 敬也文響社
「夢をかなえるゾウ」を出版した当時は、「どうしたらヒット作を生めるのか」という取材に対してドヤ顔で語っていたのですが、13年経った今振り返ると、あの頃の自分をブン殴ってやりたいですね。
ヒット作を生み出すのは本当に難しい。というか、「こうしたらヒットしますよ」と語り始めた時点でその人の仕事は腐っていくのでしょう。現状の自分を疑い、真摯に、謙虚に、取り組むしかないのだと思い至るようになりました。
まあ、そんな姿勢で頑張った結果「夢をかなえるゾウ4」は大好評でして、発売1か月で20万部突破、リニューアルした1~3の文庫を含めると50万部突破しました。ありがとうございます。
引き続きよろしくお願い致します。
【水野敬也】世界が生まれ変わるのを、特等席で見たい
水野 敬也文響社
全3回のインタビュー、今回で終了です。
NewsPicksの取材は初めてでしたが、Pickしてコメントをくださる方々の言葉の深さに感動しました。
「実名でコメントをする」ことがこれほどまでに内容に深みを与え、また、読む側の襟元を正させるのは本当に発明だと感じました。
全3回、読んでいただいてありがとうございました。
それでは、最後になりますが……この記事をPickしてコメントをくださるような優秀なビジネスマインドをお持ちの皆さんであれば当然のようにご理解いただけていると思うのですが、
僕がNewsPicksに登場した理由は、言わずもがな、「夢をかなえるゾウ4」の告知ですよね。
だから、この記事をPICKする以上の熱量で、「夢ゾウ4」を書店でPICKしてもらうというかね。
全然、アマゾンでCLICKでも大丈夫なんで。ICKね。ICKを忘れずに。ICKがTPOみたいなとこあるんでね。
それではまた、次回皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
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