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年間8万7000人ペースで孤独死が進んでいる…政府が知らない「中年独身男性が孤立を深める本当の要因」
荒川 和久独身研究家/コラムニスト
孤独や孤立の問題を「同居人や友達がいない」とかの人のつながりやコミュニケーションの問題にしがちだが、調査から浮き彫りになるのは「孤独とは経済問題なのだ」という発見。「足りないのは、家族や友達や会話ではなくお金だった」。
もちろん、金さえあれば何でも解決とか乱暴な事を言うつもりはないが、今後間違いなく単身世帯化が進む中で(結婚しても最期は一人)、貧しくても家族や友達がいればいいよねという話ではなくなってくる。
孤独そのものは悪ではないが孤独を苦しいと感じさせてしまうのは金の問題。
※タイトルは「中年独身男性」となっているが、これは私がつけたものではないので。むしろ既婚男性こそヤバい。
お手軽「缶ワイン」、一人飲みで人気…購入しやすく開栓の手間かからず(読売新聞オンライン)
荒川 和久独身研究家/コラムニスト
ソロ消費の重要性にワイン業界もようやく気付いたようです。
すでに、コンビニなどでは早くからソロ消費対応(一人用小分け売り)が進んでいましたが、コロナ禍において、元々家族消費対応だったスーパーにも拡大しています。具体的には、惣菜なども一人用、一食用のパッケージで販売するようになっていますし、冷凍食品も一人用、一食用が増えています。
ワインも今までは1本買うのは…と躊躇していた層が缶ワインというパッケージにしたことで買えるチャンスが増えます。
ちなみに、今後単身世帯がさらに増えることてソロ消費需要ももちろん高まるわけですが、それだけではありません。ソロ消費とは別に独身や一人暮らしだけの消費というものでもなく、独身だろうと家族であろうと、自分用という形で消費する形態が増えています。
ソロ消費対応はこれからますます重要になるでしょう。
「制度が価値観つくる」 配偶者控除見直し求める声、政府税調で続出
荒川 和久独身研究家/コラムニスト
「どうすればもっと税金を取れるか」ということばかりに目を向けていて、挙句に訪れたのが婚姻減による少子化で、未来の納税を担う子どもたちを減らしているということこそそろそろ見直すべきではないだろうか。
むしろ「配るために増税」のようなまやかしの児童手当系をやめて、配偶者控除も年少控除も復活させ、働いて子育てをしている世帯に「国から税をお返しする」という仕組みの方がよっぽど助かるのではないか(勿論低所得層には別途手当は必要だが)。
また、結婚をためらう若者の問題は20代の可処分所得の中央値がいまだに300万円にも達していないという現状を深刻に受け止める必要がある。
目先の増税にこだわり、物理的に年齢の限界がある若者の結婚や出産を遅らせ、結果的に「もう年だからいいや」と晩婚化ではなく結果的非婚になっていることが今の少子化が生んでいる。
制度が価値観を作るというならそこに目を向けるべきだと思う。
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