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今の親が知っておきたい、新しい「子育ての原則」
NewsPicks編集部
牧田 幸裕名古屋商科大学ビジネススクール 教授
「自分で考え、表現し、判断できる子どもの育成」は本当に重要であり、それに従って、「新しい子育て」を考えなければならないのは、全くその通りだと思う。 ただ、この手の議論をするときに気を付けなければならないのは、「ニューエリート」とあるように、一部の優秀な人材にしか当てはまらない議論だということだ。 アクティブラーニングが機能するには、前提として基礎学力が必要であり(←基礎学力がきちんとついていれば、東大でも京大でも合格できる)、その基礎学力がないとアクティブラーニングは「四方山話」や「居酒屋談議」にしかならない。 したがって、これまで以上に短期間に基礎学力を習得し、その上で自分の意見を表明し議論できる一部の優秀層はアクティブラーニングを存分に活用し、表現力や論理力を鍛えていくことができるようになる。 もっとも、これを実現できるのは「ニューエリート」と呼ばれる一部の優秀層だけであり、大半はしっかりと「読み書き、そろばん」をできるようにならないと、アクティブラーニングも絵に描いた餅にしかならない。 この手の議論で気を付けなければならないのは、一部の優秀層を対象とする理想論を、あたかも全体に当てはまるように語ってしまうことだ。そして、子を持つ親がそのように勘違いしてしまうことである。
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スキル、チーム、働き方…。コンサルの「変化と不変」のヒストリー
牧田 幸裕名古屋商科大学ビジネススクール 教授
Accenture、NewsPicksからお招き頂き、対談の機会を得ました。とても懐かしく楽しい対談でした。ありがとうございます。以下、コメント。 牧田氏は、戦略コンサルティングファームを「いわば、予備校の先生。勉強を教えても、合格するかどうかまでには責任を持たない」と指摘しているが、認識が浅いと思う。確かに業務プロセスのアウトソーシングなどはしないが、単なる戦略立案だけではなく戦略を実行する組織改革まで踏み込んでいる。戦略コンサルティングファームは、彼らのできる範囲で実行支援を行っている。 また、牧田氏は講演などでPickerから「今日はピンクをお召しではないんですね」と言われることが増えたのを気にかけ、「NewsPicksの対談だし、ピンクを着よう」と考えたようだが、ピンクのシャツにピンクのベストというのは、コーディネートとしてどうなのだろうか。Picker友の軍地さんなどからアドバイスを受けるべきだと思う。 冗談はさておき、『デジタルマーケティングの教科書』 https://www.amazon.co.jp/dp/4492557792/ でも述べているように、今後のコンサルティング業界の覇者は、AccentureとIBMだと考えている。したがって、金融業界へのコンサルティングの拡大は理にかなった動きだ。僕が在籍していたころは、コンサルティングのレベルもまだまだで生産性の低さを労働時間でカバーしていたが、それを合理的に見直す「働き方改革」は正しい方向性である。 一方で、僕が在籍していたころから、Accentureはプロフェッショナル集団を目指してきた。プロフェッショナルとは、クライアントへ貢献するため、時に過酷な環境でも目標を達成するマインドを持っているということである。医師は、患者を前にして「定時になったから帰ります」ということはない。同様に、プロフェッショナルはクライアントのために自分の力で最善を尽くす覚悟がなければならない。 Accentureが「働きやすさ」を標榜するのは悪くないが、それだけを強調すると、プロフェッショナルマインドを持たない集団が出来上がる恐れもある。「アクセンチュアで成長したい、勉強したい」という中途半端な覚悟ではなく、「自分の力でクライアントに貢献してみせる」という覚悟を持った人にアプライしてほしいと、個人的には考えている。
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人気ピッカー・牧田幸裕さんが語る「コメントする意義」とは?
NP Community Team
牧田 幸裕名古屋商科大学ビジネススクール 教授
皆様、コメントを頂きまして、本当にありがとうございます。先週から始まったこのシリーズ。爽やかな野村さんの記事に皆さんのコメントが集まる中、「来週は二郎ですよ~!」とコメントしたかったのですが、我慢しました 笑。 また、NewsPicksを楽しませて頂くだけではなく、こういう機会を頂いた、小野さん、NP Community Teamの皆様にも、感謝申し上げます。 NewsPicksを使い始めて7か月が過ぎましたが、サービスを使い続けた理由は、楽しいからだと思います。 1.記事に対する多様な見解を知ることが楽しい 2.記事に対して自分の考えを提示することが楽しい 3.そして、たまに出す自分の寄稿がPickされ、フィードバックを頂けることが、楽しく、大変ありがたい 本記事でも同じことを話していますが、自分の寄稿に対し、コメントを頂けるというのは、賛同であれ反対であれ、大変ありがたいと思っています。貴重な時間を割いて、コメント下さっているのですから。感謝の気持ちで一杯です。 これからは、Pickされるような寄稿の割合を増やし、コメントする立場8割くらい、コメントされる立場2割くらいにできればと考えています。 これからも、NewsPicksを「楽しく」使わせて頂きます。皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
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体験しか売れない時代が来る──寺尾玄
WIRED.jp
牧田 幸裕名古屋商科大学ビジネススクール 教授
ラーメン二郎は、ラーメンを売っていない。体験を売っている。行列に並んでいる間、小にするか大にするか逡巡する。豚を増すか、悩む。そして、自分なりの気持ちを整理し、食券を押す。これは、自分を過信せず、でも、過小評価しないという、自分を見つめなおす体験を提供している。 そして、丼を前にし、改めて自分の小ささを痛感する。できると思ったことがそんな簡単にはできない、あきらめそうになる。どうして自分を客観的に見れないんだろうと、自分の甘さを浮き彫りにする体験だ。 しかし、そこであきらめない。一歩一歩進んでいく。遠くはみない。目の前の麺一本に集中する。そうすると、途中で、もしかしたら行けるかも?という瞬間が来る。そうすると、あとは一気にゴールまでたどり着ける。自分を信じてよかった。最後まで自分を信じ続けてよかった。そのとおりだ。僕が僕を信じ続けないで、どうするんだ。僕はできる。まだまだやれる。と自信を得られるという得難い体験ができる。 だから、二郎から出てくるジロリアンは、疲れながらも爽やかな表情なのである。二郎はラーメンを売っているのではない。体験を売っている。
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NORMAL