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救急車にためらい「血を吐いて様子見」はアリ? 医師が教える「速やかに救急要請すべき症状」とは
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
救急車の過剰利用、不適切利用が問題になっています。
「本当に必要な人が要請をためらうのでは」という声もある中、どんなケースで速やかに救急車緒を呼ぶべきなのでしょうか。
救急車の過剰利用が社会課題化し、タクシー利用やコンビニ受診を繰り返す人がいる一方で、自分の体に異変が起こっても、「救急要請すべきか」悩む一般人は多くいます。緊急性の高いケースにもかかわらず、様子見してしまう人も少なくありません。
速やかに医療に結び付くべきケース、搬送を躊躇うべきではないケースについて、搬送事例と共に専門家が解説しています。
下記とともに、合わせて読んでいただきたい内容です。
救急車に「厄介なリピーター」「払わないなら断ってOK」 医師9割が“有料化”に賛成するホントの理由
https://dot.asahi.com/articles/-/225548
救急車に「厄介なリピーター」「払わないなら断ってOK」 医師9割が“有料化”に賛成するホントの理由
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
日本が誇る医療システムのひとつ、救急車。
6月から、三重県松阪市の基幹3病院が救急車要請について、条件付きで7700円の選定療養費の徴収を始め、議論を呼んでいます。
救急車「有料化」が検討されるようになった背景のひとつに、救急車の過剰利用があります。実際の要請例には、目を疑う文言が並びます。「蚊に刺されてかゆい」「病院で長く待つのが面倒なので、救急車を呼んだ」
救急車について、医師のなんと9割が「有料化すべき」と考えているというデータがあります。「入院や緊急処置など例外(主に重症)を除き有料化すべき」が47.5%で半数近く、「一律に有料化すべき」が42.5%、「有料化すべきではない」はわずか6.3%でした。
社会システムの変革期に、リテラシー向上や議論は大切なプロセスです。
下記と合わせて読んでほしい記事です。
救急車にためらい「血を吐いて様子見」はアリ? 医師が教える「速やかに救急要請すべき症状」とは
https://dot.asahi.com/articles/-/225548
24時間「フル回転」でほぼ寝られず…医師に「働き方改革」 大阪のある病院が「深夜の救急」を制限した理由
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
AERAとAERAdot.は、医師の「働き方改革」についての特集を配信中です。医師676人にアンケートを行った上、医療現場を取材。働き方改革の課題を取材しました。
今年4月から「医師の働き方改革」が始まり、原則、時間外・休日の労働時間は年間960時間に制限されました。
大坂市のある病院は、働き方改革で「深夜の救急」を制限したうえで、常勤の救急医を新たに採用。医師らの当直時の負担が軽減したといいます。
就労時間に制限を設けるなら、業務量も見直さなければならない。
では、何を見直すか。命につながる仕事だけに、熟慮した後の判断でしょう。
働き方改革をどう進めるか、働き方改革によって何が起こるのかを考えるうえで、参考になるケースです。
サービス残業が横行で「働き方改革」に勤務医は悲鳴 バイトできず手取りが「月20万円台後半」も
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
AERAとAERAdot.は、医師の「働き方改革」についての特集を配信中です。医師676人にアンケートを行った上、医療現場を取材。働き方改革の課題を取材しました。
今年4月から「医師の働き方改革」が始まり、原則、時間外・休日の労働時間は年間960時間に制限されました。
現役の医師676人にアンケートを取ったところ、働き方改革に期待するという医師はわずか17%、期待しないが半数近くを占める結果に。厳しいコメントも寄せられました。
「うわべだけで結局何も変わらない」(整形外科・スポーツ医学、40代、男性)
「体裁繕いのみで実質的改善は望めない。隠れたブラック化が進む」(勤務医、一般外科、60代、男性)
取材を進めると、意欲的に取り組む病院がある一方で、
業務量はそのままで医師に「時間管理」だけが丸投げされた病院も多いことが見えてきました。そうした病院ではサービス残業が横行しているといいます。
働き方改革とは名ばかりで実態は人件費削減、ブラック化が進んでいく――。
医療のみならず、すべての職場に通じる社会課題です。
「不潔だから…」アタマジラミの大誤解 「あの子と遊ぶな」で村八分、幼稚園で犯人捜しの悲しみ
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
現代日本で、子どものアタマジラミ症は増加に転じているとされています。シラミへの誤った思い込みが、子どものいじめや仲間外れにつながりかねないことについて、注意を促す記事です。
アタマジラミは、基本は毛髪の直接的な接触で感染し、長髪の女子に多い傾向があります。仲が良ければ接触も多いためうつりやすく、帽子やマフラーの共用でうつることもあるといいます。
さまざまな自治体が、「不潔、不衛生とは無関係」「保育所や小学校で集団発生することがある」と発信していますが、ひとたび発生すると、「あの子がうつしたんじゃないか」と犯人捜しが始まる現状があるといいます。
アタマジラミは成虫でも2~3ミリと小さく、素早く移動するため、見つけるのは難しく、フケとそっくりで、医師もルーペで確認しないと見誤ってしまうほど。寄生されても、数カ月気づかないことはよくあります。シラミについて啓発を続ける専門家2人に取材しています。
新年度が始まり2カ月が過ぎました。多くの人に知ってほしい内容です。
交通安全「ピカチュウ」ワッペンを巡る大誤解 「転売続出」でも保護者が知っておくべきこと
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
子どもの頃につけた、交通安全の黄色いワッペン。
今年、ピカチュウがデザインされ、4月から一部で転売が相次いでいます。ワッペンは転売禁止で、みずほFGらも頭を痛めています。
記者が確認したところ、1万円の高額出品もありました。背景には誤解と無理解があるようです。
ワッペンの裏面には「交通事故傷害保険付」とあります。
ピカチュウファンのほかにも、「子どもがなくしてしまった」「つけていないと保険が下りない」という理由で、やむなく出品を探す保護者もいるようです。
誤解が多いようですが、このワッペンは保険証券ではありません。
また、ワッペンの携行有無にかかわらず、被保険者は小学1年生のみ。
所有者が被保険者になるわけでも、持っていないと保険金がおりないわけでもありません。
ワッペンは子どもたちの交通安全への意識を高め、保護者やドライバーの注意喚起するもの。保護者の負担なしに、小学校に入学した全1年生を守る、60年続く社会事業です。たとえ、ほかにさまざまな保険や交通安全アイテムがあっても、子どもの交通事故防止のシンボルでもあります。
「証券じゃないことが広く知られれば、転売が増えてしまうかも」という懸念や、「ピカチュウをつけたのが失敗だ」と事業者を非難する声は、あまりにせつないですね。
正しく理解し、その上でのモラルを期待したいものです。
スズメバチ「このままでは死ぬ」と駆除で100万円を請求 悪徳業者のトラップを防ぐたった一つのコツとは
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
ただいま絶賛営巣中のスズメバチ駆除について、増加している悪徳業者に注意喚起する記事です。
スズメバチの襲撃による被害は毎年多く報告されており、姿を見かけるだけで怖い人も多いでしょう。
では、もしそのスズメバチが自宅の庭に巣を作ってしまったら――?
ここで注意しておきたいのが、現代人の常識「スマホで検索」が仇になる、ということ。「参考見積価格700円」の業界常識ではありえない甘言に釣られ、11万円を請求された事例もあります。
スズメバチが見つかった場合、まず連絡すべきは自治体の相談窓口か、全国47都道府県に設置された害虫駆除の業界団体「公益社団法人 日本ペストコントロール協会」です。記事内では「概ね5万円程度」という業界団体の適正価格も紹介しています。
駆除を依頼する手順を知れば、悪徳業者の巧妙なワナにハマらずにすみます。
「精子提供の意味を理解して」 子どもより“ドナー優先”の日本で「非匿名精子バンク」にかける思い
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
日本初となる「非匿名精子バンク」の立役者、伊藤ひろみさんへのロングインタビュー、2本目です。
生殖補助医療は社会全体で議論すべきテーマです。
世界では、卵子提供や精子提供で生まれた子どもに対して、「出自を知る権利」を保障する方向で議論が進んでいます。
ところが、日本の法整備はその逆方向へ向かおうとしています。
先月、学生時代に精子提供を行い、97人もの子どもが生まれていた米国人男性のインタビューを掲載しました。彼が「非匿名」を選択した理由は、まさに生まれてくる子どもの自分の出自を知る権利に応えるためで、日本の現状には疑問を呈していました。
https://dot.asahi.com/articles/-/220280
精子バンクの存在自体を批判する声も根強くあります。
日本でのハードルが高いことを認識しつつ、伊藤さんは日本でこそチャレンジしたいと言います。
なぜ、「子どもに身元を開示できるドナー」が必要なのか。多くの方が知り、考える機会を持ってほしい内容です。
「日本の人のための精子バンクを作りたい」 日本初「非匿名精子バンク」カウンセラーの告白
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
生殖補助医療や精子提供、精子バンクは全世界から大きな注目を集めているテーマです。
先日、日本で大きな動きがありました。「非匿名」の精子バンクが開設されたのです。その立役者、伊藤ひろみさんへのロングインタビュー、全3回の1回目です。
日本初の非匿名精子バンクで不妊カウンセラーを務める伊藤ひろみさんは、少し前まで世界最大の精子バンク、クリオス・インターナショナルの日本窓口でディレクターを務めていました。
彼女の夢は、絶対的不妊に悩む人々の希望となるべく、「日本の人のための精子バンクをつくること」。自身も夫が無精子症で、精子バンクから精子提供を受け、子どもを授かった経験があります。
ところが、日本の生殖補助医療にはさまざまな問題が山積しており、精子提供で妊娠した女性の分娩拒否まで起こっています。
なぜ、「子どもに身元を開示できるドナー」に限った精子バンクを開いたのかを丁寧に語ってもらいました。多くの方が知り、考える機会を持つことで、議論を深めてほしい内容です。
トコジラミ、今年の夏はドーンと増える「1匹でも持ち帰ればアウト」 50回刺された専門家の”うそ寝作戦”とは
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
トコジラミの活動が活発化しています。
今年の夏、「ドーンと増える」とみられる「被害」の実態と防戦法を、
研究のため自らトコジラミに50回刺されたという専門家や駆除業者に取材しました。
昨年から、さまざまな被害が報じられてきたトコジラミ。
兵庫医科大学の夏秋優医師は「すでに日本全国に定着した」と指摘、
旅先からトコジラミを持ち帰るリスクは、海外旅行でも国内旅行でも変わらないと言います。
刺されたらどうなるのか、なぜ発見が遅れてしまうのか、昼間はどこに隠れているか、大増殖するとどうなるのか、あぶり出すにはどうするか――。
誰にでも起こり得るトコジラミ被害とトコジラミとの闘い方を、実例写真とともに解説しています。
トコジラミの主な隠れ場所のひとつとして、スーツケースや衣服のジッパーの隙間がある、というのは意外でした。
気づくことで蔓延は防げます。自宅だけではなく、実家や施設なども注意して確認したいものです。
「勤め先や親に言うぞ」悪質ロードサービス激増 パンク修理22万円、レッカー移動15万円「レスキュー商法」の闇
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
「レスキュー商法」をご存じですか?
「日常のトラブルを安価で解決する」と宣伝しながら、実際には高額料金を請求するものです。
コロナ禍では「水まわり修理」を巡るトラブルが増えて話題になりましたが、いま、パニック心理を巧みについた悪質な「ロードサービス」による被害が増えています。
特に若い世代の被害が目立つ背景には、車の運転に慣れていないことに加え、知りたいことがあるときは「スマホで検索」が習慣化していることがあるようです。
業者は「タイヤ パンク」などのワードで検索すると、上位に表示される「リスティング広告」を駆使しています。
東京都消費生活総合センターの担当者は、コロナ禍に増えたレスキュー商法「水まわり修理」との類似点を指摘します。
特段の資格なしに始められることから、レッカー車などを所有し個人事業者などに貸し出す「元締め」の存在も見え隠れします。
車のトラブルが起こったら、連絡はJAFや加入している保険会社へ。
「レスキュー商法」を知り、被害を減らしていくことが肝要です。
車で外出する人が増える連休、気を付けてほしい内容です。
【現場ルポ】潮干狩り気分で「レジャー密漁」を直撃 「ついうっかり」「わずかなアサリ」が前科に
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
潮干狩りや磯遊び、アウトドアレジャーが楽しい初夏に一気に増える「レジャー密漁」の現場ルポです。漁業権エリアで魚貝を獲れば、たとえ遊びのつもりでも「密漁」になります。
近年、「レジャー密漁」が増えています。
4月中旬、記者がふなばし三番瀬海浜公園を訪れたところ、
あちこちに「密漁禁止」を呼びかける看板があり、エリアを分ける杭があるにもかかわらず、漁業権エリアに侵入し、貝を獲る人々の姿がありました。「ここで獲ってはいけないことを知っていますか?」
そう記者が呼びかけても、半数は無邪気に貝を獲り続けました。
「皆さん、罪を犯している意識があまりない」と漁協担当者は言います。レジャー密漁への対応に苦慮する漁協は、海上保安庁に取り締まり強化を要請。海保は獲った貝の量に関わらず、「一律に取り締まっている」と強調しました。「ほんの少しだけ」「初めて来た」といった言い訳は通用せず、前科がついた男性もいます。
家族連れにこそ知ってほしい、水産資源の管理と密漁についてモラル醸成を促す記事です。
「学校カメラマン」はもう限界 5千枚撮影で日給2万円 首都圏の運動会に関西から助っ人も
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
もうすぐ運動会シーズン。
先日SNSで炎上し話題になった学校行事を撮影するカメラマンの人手不足、「代写カメラマン」についての取材記事です。
現役の代写カメラマンの話を聞くことができました。
学校カメラマン業界は連帯が強く、「仕事を紹介してくれた恩人の顔に泥はかけられない」と口をつぐみがちです。
重い機材を抱えて日に5000枚撮影、生徒の平等な写りを確かめて納品、30年前から変わらないギャランティは1日2万円、
寄せられる保護者や教職員からの時に理不尽なクレーム…。
代写カメラマンの獲得競争は過熱し、現在、来年の学校行事のブッキングが始まっています。関東の学校行事に関西圏から遠征することもあるといいます。
カメラマンの善意と根性で持っているような、メスの入りにくい慣習的な問題、見直す時期に来ているのではと思います。
「精子提供」で人生は激変、男性(33)は仕事を辞めた 「子どもの出自を知る権利」とどう向き合うか
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
日本でも議論が進む生殖補助医療について、
学生時代に米国の精子バンクに精子提供をしていた男性(33)のインタビュー、3部構成の3本目です。
彼の精子で生まれた子どもは少なくとも97人以上いることがわかっています。
問題提起が詰まったパートです。
軽い気持ちで、社会的意義のあるアルバイトとして精子提供を行っていたディラン。彼の精子は大人気で、子どもが97人以上生まれていたことがわかりました。
元々、オープンIDを選択し、子どもの出自を知る権利と向き合うつもりでしたが、提供先から連絡がきたのは予想よりずっと早かったといいます。それは、子どもも母親も、子どもの「半分」がどこから来たのか、それがどんな人間かを知りたがり、交流を持ちたいと考えたためでした。
ディランは呻吟し、仕事を辞めました。
そして、精子バンクや社会にさまざまな提言をしています。
一人の男性の精子から生まれる人数の制限、精子提供が可能な年齢の引き上げ、子ども同士の近親婚や近親相姦を避けるためのデータベースの作成。
生殖補助医療について、深めるべき議論はたくさんあります。
ぜひ多くの人に読んでほしいと思います。
「私の精子でぼろ儲けしたのです」 97人の子が誕生 33歳白人男性の精子はなぜ「大人気」だったのか
熊澤 志保朝日新聞出版 AERAdot.副編集長 AERA副編集長
日本でも議論が進む生殖補助医療について、
学生時代に米国の精子バンクに精子提供をしていた男性(33)の告白。
現地でジャーナリストがインタビューした記事で、3部構成の2本目です。
インタビューに応じたディランは学生時代、学費のために精子提供をはじめました。
精子提供時、匿名提供か、オープンIDでの提供かでオープンIDを選んだのは、将来的に生まれてくる子どもの出自を知る権利を尊重したい、ドナーとして道義的な責任を果たしたい、との思いからでした。
ところが、彼の精子を使って生まれた子どもの数は増えていき、報告数だけで現在97人もいます。
身長、健康状態、キャリア、両親の学歴、外見、あるいはそのほかの理由で、彼の精子は子どもを望む人々に大人気だったのです。
社会的意義、子ども同士の近親婚という問題、ディランが向き合っている遺伝上の父親としての役割―。
ディランは一人の精子から生まれる子どもの数に制限をかけるべきだといいます。
さまざまな観点から問題を提起する記事です。日本でも議論が進めばと思います。
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