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スポーツマネジメント大学院、成功の秘密は貴重な経営データ
NewsPicks編集部
塚本 拓也Tsukuba International Academy for Sport Studies Marketing & Communications Director
昨日の続きから第2弾です! 少し補足ですが、世界のスポーツマネジメント大学院は、競争環境にありますが、3つのパターンに分類できます。1)スポーツ組織主導型、2)五輪招致型(政府)、3)総合大学に実務者コースの設置型です。面白いのは、ぞれぞれの国には、それぞれの事情があり、それぞれの形で作られてきたということです。 また、活きた情報をどれだけの早さで得ることができるかは、特にスポーツ組織主導型の大学院は、強く意識している部分です。 自身のAISTSの留学の経験から、2013年にレスリングがオリンピックの除外候補になった日の2日後には、IOC理事が授業に来てくださり、その情報を授業というクローズな場所で限られた学生が得るという経験をしました。 これがまさに大学院からした大きな「提供価値」になるわけです。 この記事では触れていませんが、もう一つ重要な視点は、「キャリアチェンジ」と「キャリアアップ」です。IOCとFIFAとは違い、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)は、Executive Master in European Sport Governance(以下、MESGO)を作り、各IOCとIFの幹部向けの「キャリアアップ」の修士プログラムを作りました。スポーツマネジメント大学院プログラムと一括りになりますが、その中でも欧州のスポーツ競技連盟は、競争環境下で「キャリアアップ」と「キャリアチェンジ」の視点から「差別化」を図ろうとしております。 世界のアカデミーからは、学ぶことは多々ありますね。
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