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【岡部恭英】放映権、中国…現在はスポーツビジネスの転換期だ
塚本 拓也Tsukuba International Academy for Sport Studies Marketing & Communications Director
僭越ながら、尊敬する先輩であるTEAMの岡部氏、サッカー協会の斎藤氏とセッションさせて頂きました。岡部氏の話にも出てきましたが中国は日本にとって大きな存在です。これは変えることができませんので、今後、日本のアジアの立ち位置を明確にし、日本の良さを改めて考える必要があるのではないかと思います。先月の欧州サッカー連盟が主導するMESGOというスポーツマネジメント大学院とTIASとの業務提携でも水面下では実は北京にある大学院とのコンペティションがありました。そうした中、改めて日本の良さは何かと考えさせられました。
スポーツマネジメント大学院、成功の秘密は貴重な経営データ
塚本 拓也Tsukuba International Academy for Sport Studies Marketing & Communications Director
昨日の続きから第2弾です!
少し補足ですが、世界のスポーツマネジメント大学院は、競争環境にありますが、3つのパターンに分類できます。1)スポーツ組織主導型、2)五輪招致型(政府)、3)総合大学に実務者コースの設置型です。面白いのは、ぞれぞれの国には、それぞれの事情があり、それぞれの形で作られてきたということです。
また、活きた情報をどれだけの早さで得ることができるかは、特にスポーツ組織主導型の大学院は、強く意識している部分です。
自身のAISTSの留学の経験から、2013年にレスリングがオリンピックの除外候補になった日の2日後には、IOC理事が授業に来てくださり、その情報を授業というクローズな場所で限られた学生が得るという経験をしました。
これがまさに大学院からした大きな「提供価値」になるわけです。
この記事では触れていませんが、もう一つ重要な視点は、「キャリアチェンジ」と「キャリアアップ」です。IOCとFIFAとは違い、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)は、Executive Master in European Sport Governance(以下、MESGO)を作り、各IOCとIFの幹部向けの「キャリアアップ」の修士プログラムを作りました。スポーツマネジメント大学院プログラムと一括りになりますが、その中でも欧州のスポーツ競技連盟は、競争環境下で「キャリアアップ」と「キャリアチェンジ」の視点から「差別化」を図ろうとしております。
世界のアカデミーからは、学ぶことは多々ありますね。
国際スポーツ界のリーダーを日本で育成。政府が支援する「虎の穴」
塚本 拓也Tsukuba International Academy for Sport Studies Marketing & Communications Director
いつもTIASをサポートして頂いている岡部さんに取り上げて頂きました!国際的なスポーツマネジメント人材を育てる大学院は15年ほど前から欧州で始まっており、世界の視点から見ると競争環境にあります。日本ではこれからかもしれませんが、オリンピック・パラリンピックがアジアに集中するこのタイミングが大事です!アスリートの強化という視点も大事ですが、もっと大事なのは誰がスポーツビジネス業界を大きくするかです。結局は、人財なのです!欧州と競争するのではなく、彼らと協力し、日本独自の国際スポーツアカデミーなるように頑張ります!
NORMAL
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