Picks
113フォロー
4158フォロワー


妊娠や死産を言わなかったから遺体の梱包は遺棄に当たる。罪に問われたベトナム人実習生、控訴審判決の論理(望月優大) - 個人
望月 優大ライター/ニッポン複雑紀行編集長
書きました。孤立出産での死産の末に死体遺棄罪に問われた技能実習生リンさん。控訴審は彼女を有罪とした原判決を破棄し、遺体を収めた箱を1日余り置き続けたという不作為での遺棄の成立を否定した。だが無罪とはせずむしろ梱包自体が遺棄という論理で有罪に。
判決後のリンさんの言葉。「私は、子どもの遺体を捨てたり、隠したりしていません。」「もし裁判官が、苦しんでいるお母さんが出産したり死産になったりしたら、技能実習生が苦しんで、社長さんや会社や監理団体が帰国させたり、圧迫したり、そんな気持ちがわかったら、多分結果が違うと思います。」
彼女はなぜ誰にも相談できなかったのか。あるベトナム人技能実習生の妊娠と死産(2)
彼女がしたことは犯罪なのか。あるベトナム人技能実習生の妊娠と死産(1)
【全文書き起こし】2020年10月9日菅総理グループインタビュー(毎日・朝日・時事)
望月 優大ライター/ニッポン複雑紀行編集長
昨日の菅総理の「グループインタビュー」につき、各社からの記事だけでは不明なことも多かったので、当日の音声を元に全体を書き起こして記事にしました。
これまで法律に基づき任命したと繰り返し説明してきた総理がなぜか唐突に「自分がリストを見た段階ですでに99人だった」という趣旨の回答をしたことが報じられていた。
「それなら誰がどんな理由で6人を落としたんですか」とか「これまでの説明と矛盾してませんか」といった追加の質問を普通ならすると思うのだが、それがあったのかどうかが気になっていた。
音声を聞いて書き起こしたところ、そのような質問はされていなかった。つまり、明らかな論理の矛盾が放置されたまま、インタビューはそのまま終わってしまっていた。

NORMAL