ライブコメントを表示

ライブコメント
コメントを非表示
VIDEO
2022年7月14日 公開

Googleが熱視線、世界から英語の訛りを「消す」企業

USの最新トレンドから近未来を予測する『伝書鳩TV』。今日はSanas。英語の訛りやアクセントをボタンひとつでリアルタイムに修正する凄いツールの登場です。Amazonでコールセンターに電話したらインド英語で聞き取れない、といった問題を解決するこのサービスですが、スケールするにはかなりセンシティブな課題もありそうです。(毎週木曜の朝に最新エピソードを更新) (声の出演:鳩山玲人、後藤直義、洪由姫、Coefont.cloud/デザイン:國弘朋佳/編集:伊藤大地/プロデューサー:安岡大輔、小西健太郎/演出:有水冴子)
出演者:
コメントする
Pick に失敗しました
人気 Picker
これは、ビジネス上とてもニーズが高い素晴らしいサービスですね。早く使える日が来て欲しいものです。

長年、毎日英語を使っていても、相手国が変わればかなり訛りの差があり、とても聞き取りにくい英語はあります。個人的には、インド人の英語や特定のエリア出身のイギリス英語は、聞き取りにくく、慣れるまでかなり時間がかかるのは事実。

アメリカでは、このサービスが、センシティブなトピックになるのは理解できますし、逆の立場で自分の英語がこのサービスを通して直される場合、気持ちが良いものではないと感じる方もいるでしょう。同時に、ビジネスニーズはかなり高いのも事実。ビジネス上は、耳が慣れるまでというほど頻繁に話さない相手もいるわけで、他にも例えばコールセンターでのニーズも高いので、サービス利用できる日が来て欲しいものです。
面白い。仕事でインド英語と中国英語にはだいぶ慣れたが、たまにスコティッシュ訛りに当たるとお手上げな時があるし、本人も「聞き取れなくて悪いね」と笑い半分に断ってたりする。中国訛りの日本語で顧客満足が下がってコールセンターを中国撤退した例もあるので、実用上は非常に有用な技術に思える。

これが進むと、アバターで見た目を変えるのと同様、こういう技術で今日は誰の声に寄せようとか着替えるように使ったり、オンライン上の人格が違う声で認識されていったりということも起こりそう。

また最後の方で触れられている通り発音含め言語はアイデンティティでもあるので、全員同じ標準的とされるイントネーションに矯正されてしまうと、多人数のオンライン会議だと誰が話してるのか分からなくなりそう。将来、英語話者の主流や多数派がインド訛りやアフリカ訛りになって、イギリス訛りやアメリカ訛りとして「標準的」なイントネーションに矯正される未来まで見える。

個人的には、早く色々な言語で使えるようになって欲しい。
私もアメリカで教えているときに「アクセントがきつい」「聞き取りにくい」という指摘はしばしば受けました。ただNaoさんが言っているように、そうした仕事がらみはこのサービスはいいのですが、友人とかあるいは仕事でも「信じられるかどうか」を見るような場面には適用できない気がします。
ちなみに、KBSの中国からの留学生は「○○先生の関西弁がよくわからない」なんて言ってました。
英語の発音をリアルタイムで修正してしまう、音声スタートアップの注目株。デモをみると、ちょっと驚くかとおもいます。

https://www.sanas.ai/demo
「そもそも英語っていろいろあるんだよ!」っていうのが当たり前だったので、「なるほどーこうくるかー」と思うサービスだったのですが、ビジネスという観点から見ると必要と思う。その一方で、これが「正しい」→「それ以外がダメ」、っていう思考になってはいけないと思います。

これって、右利きと左利きの人がいて、なぜか左利きを右利きに矯正されてた、ということと似ているのではないかなぁと思いました。
面白いし、Naoさんの視点がまた鋭い!

自己紹介するとき「4か国語喋れます」と冗談で言うことがある。日本語と英語(イギリス訛り)、そして日本語訛りの英語とインド訛りの英語。
実際、これは自分のアイデンティテイ。日本とイギリスとインドで育って、アメリカンスクールに通って多少アメリカの表現が混ざる。だから、話すとイギリスっぽいけど完全にイギリスではないよね、と言われる。またアジア系であれば、訛りが強くてもある程度コミュニケーションできる(逆にアメリカ英語でネイティブであるがゆえにスピードが早くスラングが入っている方が難しく、映画とかはかなり難しい)。

ただ、やはり合理的な機能としての英語が求められるケースの限定性とか、また対消費者という観点でこのサービスを使うと移民の方の反発を受けるリスクから導入を避けるケースもあるのではないかと思う。その意味でNaoさんの25%という感じに個人的には共感。
Google MeetやZoomなどと併せていくと強いサービス。Zoomもコールセンター向けは注力領域で、Five9買収は破談となったが引き続き注力する領域だろう。

なお、お互い英語ネイティブじゃなくても英語で仕事を進められるというのは、自分の一つの競争力なのだが、この世界が実現するとそれが消える。
ただデモを聞いたが、インド英語としてはめちゃくちゃ訛りが薄かった。自分の言語競争力はまだ残っていると信じたい(笑)
https://www.sanas.ai/demo
ホンネとタテマエのどっちを取るかというテーマにおいて、スマートにホンネのニーズに対応しようとしている企業だと思います。ややこしいタテマエの議論に巻き込まれないように注意すれば大きく成長する可能性がある、と感じます。

オリジナル番組ラインナップ

音声番組ラインナップ