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サラリーマンこそ、絶滅危惧種? どんどん変わる働き方。
小原 可久合同会社カオティーク 代表
そもそも、スキルや事情に違いのある人間を、何処かの組織にのみ所属させて物理的に一箇所に集め、一律に同じように管理して何らかの仕事を成し遂げるというのは、「共同して作業して何かをするにはそういう方法しか無かった」時代の残滓であります。
今後どんどん、各個が持つ様々なスキルを、自分に適した配分で様々な組織に様々な割合で関与させてそれに応じた報酬をそれぞれ得て、合わせて総収入とするといった世の中に向かっていくでしょう。そのようなことを可能にするサービスやテクノロジーは、すでに実用的になりつつあります。
現在の「サラリーマン」は、「会社」とともに、早晩滅びる運命だと思っています。
何がどうなればAIが人間を超えたことになるのか(ITmedia エンタープライズ)
小原 可久合同会社カオティーク 代表
「人間の能力」というもの自体が曖昧で定義づけられておらず、各々が各自の尺度を作ってそれを「超えられる」とか「超えられない」と言っている場合が多いですね。各々の「願望」や「信念」と結託してしまって、「超えられない基準」を作ったり「超えてる部分」を探したりして、ああだこうだというのは確かに無意味な事なのです。
それを「AIがどうなったら」という視点ではなく、人間が知的生産をしなくなるという「人間がどうなったら」で捉えるという基準は面白いですね。人間は、自分達が色々面倒な事をしなくて良くなるために機械を作った。それ以上「自分達で何も作る必要がなくなった」ということは、つまるところ「超え(られ)た」という事になるわけです。
人間の脳と同じ機能を持つ汎用人工知能2030年には実現する!?
小原 可久合同会社カオティーク 代表
このところのAIの進歩スピードを見ると、そういう事態も起こり得るかなとも思えます。
が、この手の記事によくある「人間の脳と同じ機能」「人間と比較して」といった尺度に果たして意味があるのかな、と考えてしまいます。
違う構造を持ち違う形で学習し、結果異なる知性を成長させるわけで、「質」的に全く異なるものの「量」を比較する事に意味があるのか。そもそも「人間の脳の全機能」自体あまりきちんと把握されていないわけですから。
既にある部分は見て判る形で人間を超えています。人間に把握できるのは「人間に理解出来る範囲」という制約がありますので、既に「人間に把握不能な所」の多くは人間を超えているでしょう。勿論見て判る形で劣っている部分もあるでしょう。
AIが人間の存在を脅かすような事態になる時というのは、恐らく「人間に把握や理解が不能な能力」を存分に発揮するものと思われます。なぜなら、人間に察知されない方法を取るのが最も安全に遂行出来るからです。
表面から観察出来るような、そして人間に理解可能な範囲だけでAIの損益を語るのは無理なんじゃないだろうか、と最近思い始めています。なんせ「それ」は己の利益の最大化の為に本心を決して人間に分からないように隠すでしょうから。
会社に不満を言えないのは「会社にいる自分がすべて」だと思っているから——CINRA×サイボウズ 「若手社員が自らの働き方をデザインするためには?」
小原 可久合同会社カオティーク 代表
働き方改革というのは、根幹には主体性のメンタル面での改革がありますね。メンタル的に組織に依存している形になってしまっていると、「会社が○○してくれる(まで待つ)」「○○してくれない(からダメだ)」と、自分でコントロール出来ないところに行動の主体を持っていきがちで、いつまで経っても状況は変わらず、不満だけが残ります。
会社や学校といった組織は人生の中では自分が主体的に動くステージの一つに過ぎませんから、そこに「依存」してしまうと不満を溜めながらただ待ってるだけの人生になってしまいます。そしてその間にも、どんどん歳を取ってしまいます。
「会社が風土を自分好みに改革してくれるのを待つ」ではない、個人側の意識改革も問われている格好です。
秋吉 健のArcaic Singurality:AIと人の邂逅点。AIは人をどこまで導けるのか?「提案」をキーワードにAIの未来を考える【コラム】 - S-MAX
小原 可久合同会社カオティーク 代表
個人に対するAIによる新しいアイディアの一方的な提案は、恐らくネットサービスの様々なところで提示される「広告」として既に実現されているように思えます。「今の貴方には、こんな商品良いんじゃない?」「行動パターンからすると、そろそろこんなセミナー受けてみては?」って形で。そのパーソナライズされた選択にAIが使われているかどうか確かめた訳ではないですが。
支配/非支配という考え方にも色々な尺度はありますが、便利なAIベースのサービスに人間社会が依存していく過程で「無ければ人類存続が成り立たない」レベルになればそれは支配の半分は達成されたとも思えます。あとの半分は、支配の「意図」が有るか無いかという事になりますが、恐らくその時点で人類にはAIの意図を確認する術は無いものと思います。確認可能でも、理解不能であることでしょう。
人間が想像出来るような「武力による支配」ではない「もっと優れた方法」で、人類は気づかないうちに「自ら進んで支配されていく」のだと思います。
50を過ぎても脳は成長する! 医師が教える良い習慣・悪い習慣
小原 可久合同会社カオティーク 代表
同じ活動を省エネ効率化するというのは生き物の宿命ですからね。逆にいうと、何も変えずにいることは、どんどん自動的に「機能を使わずに済むように」なっていってしまうということです。
これは、脳だけではなく身体の動きについてもそうです。最近インナーマッスルに効く運動で「普段やらない運動で普段使わない筋肉に刺激を」というのが注目されています。同じエクササイズばかり続けていると、身体が自動的に最適化して同じことを省エネでするようになってしまうんですね。
脳も筋肉も、同じようにタンパク質で出来た身体組織の一つですから、生物の持つ効率化特性に「抗う」ことをすることで、より「保つ」事が可能になるわけです。脳にとっては、それが「いつもと違う刺激」という訳です。
NORMAL
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