神領 貢

N-BOXは全体としてライバルを上回る性能を有していると思います。価格も他車よりは全般に高めですが、クルマの価値は高いと感じます。 ホンダからすれば決して台あたり利益は大きくないはず。年内に新型車の発表があると思われますが、新型車が保有客の期待にどこまで応えられるか注目です。

今年は400万台を大きく超えそうな勢いです。ディーラーは納車整備に追われています。

塗装修理で見積もりに入れた「耐スリ」を使用していなかったとしてトヨタカローラ静岡が自ら調査結果を公表しました。不適切施工された124台については、「お客様に謝罪した上で再施工する。非常に重く受け止めている。再発防止に万全を期す」とします。事案を隠すことなく公表し真摯に対応する姿勢は評価すべきだと思います。

デンソーに問い合わせてもサプライヤーとしてコメントを出しません。五月雨で市場措置を発表する組立メーカーは、コストに加えてディーラーの修理対応能力に限界があるため、一度に発表できないのではないかと危惧します。 行政の介入が必要かも知れません。 追補。 昨日、国交省自動車局の審査リコール課長と本件を話しました。インペラ欠陥については「もっと迅速な対応をすべきではないか」と伝えておきました。 夜にはあるメーカー関係者とも話しました。ポンプが「デンソー製」であることは相変わらず認めませんが、改修作業でディーラーのサービスが振り回されることのないよう話しておきました。

「送料無料」に対して「送料別」だとやはり通販商品購入時に若干の心理的ブレーキ要因になるのは事実です。 一方でこれまで再三指摘しているようにトラック事業者なかんづく中小零細事業者とそこで働くドライバーの生活改善は待ったなしです。 消費者の意識を変えるのは「エスカレーターで走らない」をやめられないのと同じくらい難しいと思いますが、付け焼き刃ではない知恵を出すべき時です。

トヨタグループのサプライヤーで生え抜きの方が社長になる。社員のことを考えれば良い傾向ですね。「社長はどうせトヨタから来る」。こう思われていては社長のヤル気はなかなか起きません。 ダイハツ、織機、日野、愛知製鋼など関連会社の一連の不祥事も社長人事に影響した可能性があります。 私は系列ディーラーや旧部品共販の取材を多くやりますが、ダイハツを含めたトヨタ系列ディーラーの社長のうち相当数、旧部品共販支社の相当数がトヨタ自動車出身です。この中には優秀な方も多くいますが、一方でトヨタ自動車本体にいられなくなった「雇用の受け皿」としてのトヨタ出身者もいます。さて彼らの仕事ぶりは？

「サクラ」を容認するのではなく、なぜ「関係者もいます」とやらなかったのでしょうね。作為を感じますね。 リクルートは今一度立ち止まって法令遵守の徹底を図るべきです。「金儲けが最優先」ではないと関係者は記者に語っているのですから。

電池をアメリカ国内で作らないとインセンティブを与えない。アメリカでバッテリー電気自動車をたくさん売るには、保護主義だとしてもこの政策に乗るしかなさそうです。テスラとパナソニックはしばらく「ひとり旅」になりそうです。トヨタの追撃が待ち遠しいところです。

2026年にもトヨタ自動車の東京本社が移転してきますね。リニア中央新幹線の開業は遅れそうですが。 水道橋のビルはどうするのだろう？

マガジンxで連載してくれている井元さんの記事です。記事では触れられていませんが、自動車アセスメントのお金は、私たち自動車所有者が支払った自賠責保険積立金運用益から出ています。

昨日も斉藤国交大臣にお願いしました。 請負業の辛いところで、「次の仕事がもらえない」恐怖から荷主や大手運送会社が求める無理難題を飲まざるを得ない下請け事業者、トラック運転手を救済しなければ、日本のトラック物流は崩壊します。 業務の効率化、時短しても給与を下げない取り組みは待ったなしです。トラック運転手の報酬を労働者平均並みに上げないと人材は入ってきません。

燃料ポンプのインパラ不良。 いつまで続くのでしょうね。