ライブコメントを表示

ライブコメント
コメントを非表示
VIDEO
2024年1月5日 公開

【超・劇場型】メガバンクから市長に。「石丸伸二」とは何者か

人口2.6万人の地方自治体が、ネット上で話題になりつづけている。渦の中心にいるのが、広島県・安芸高田市の石丸伸二市長、41歳だ。2020年、メガバンクのアナリストから政治家に転身した石丸氏は、YouTubeやXを活用し議会や地元メディアとの対立を「可視化」。ネット世論の強い支持を得るものの、劇場型の手法ゆえに政策が進められていないとの指摘も多い。抜群の発信力で政界のスターになりつつある石丸氏は何を目指しているのか。国政への転身も含め、その「真意」を問う。
※石丸氏への取材は2023年12月27日に行いました。

(出演:石丸伸二、小林伸代/撮影:小田切瑞穂/撮影補:
栗原美穂/バナー:國弘朋佳/制作補:佐藤烈、王芸杉/編集:齋藤薫/ディレクター:小西健太郎)
出演者:
コメントする
Pick に失敗しました
人気 Picker
「劇場型政治」というのは、古くからあるいい方で、たとえば米国人のクリフォード・ギアツという人類学者は、19世紀のバリ島の劇場型国家について記述しています。
 政治が神事の類であった頃には、統治には自ずと劇場的な装置を必要とした、というのは世界中の歴史に共通していることです。

20世紀になり世俗化が進むと、神事も劇場も政治には必要ない、という考え方が広がりました。科学的な行政や経済政策にとってはむしろ有害無益なものである、という考え方も広く唱えられました。
 一方で、人は劇場にひきつけられる、ということはあまり変わっておらず、20世紀になってもヒトラーや毛沢東は、そこを大いに利用しました。
 現在も、「トランプ劇場」などといわれるように、劇場型政治が帰ってきています。

劇場型政治が悪いというよりも、肝心なのは、劇場型政治によって何を実現するか、でしょう。
 20世紀に期待されていたのは、劇場的エンターテイメントなどなくても、科学的に行政や政策を理解して、政治に参加する有権者でした。
 それは無理だった、というのが、もうハッキリしています。そんな有権者は全体の0.1%もいなかった、ともいえます。

有権者に期待できない以上、劇場型政治で政治参加を促すしかありません。
 明治維新が浮世絵に描かれたように、毛沢東の抗日戦争が京劇や映画で描かれたように、アニメやドラマも動員してでも、政治参加を促すしかありません。現代では、ソーシャル・メディアの方が物を言うでしょう。
 より長期的には、民主主義の設計を見直していく方がいいでしょう。
欲しい答え(期待値)に対し、それを少し上回る回答を出し続ける石丸市長の応対、小気味よいですね。NewsPicksの視聴者向けに回答レベルが練られているようにも感じました。ターゲットに合わせて会場と選曲を選ぶのはまさに劇場型を極めているなと。

そして、それを引き出せる質問を継続できる小林記者も見事でした。質問力とベース知識、そして下準備の賜物かと。
国政の話が特に面白かったです。なんか勝手に維新っぽいなと思ってたりしましたがそうではなく、やるなら「石丸新党」。停滞感を煮しめたような今の国政だし、本当にやればめちゃくちゃ人気が出そうだなと思いました。
「蜂起」という言葉選びも、岸田さんの足元の広島だからこそストーリー性があるというか…。口ぶりからもあれこれと想像させるものがありました。ぜひ、御覧ください!
若者が投票しないのは政治が悪い、という視点が新しかった。
アイドルとかは支持されなかったら自分たちが悪いと考えるという観点はそう。そのうえで、本人が「確信犯」的にエンタメ化しながら、その政治側を変えようとしているからこその発言だと思った。
リスクを取り、自らアクションを取られていて素晴らしいと思うし、そのアクションを取っていない自分としては、投票をすることでその政治を少しでも若者に向いた意思決定をせざるを得ない方向に向けていくことが必要だと思っている。
インタビュアーの小林さんのコメントにもありますが、安芸高田市は人口2.6万人。気になって調べたところ、2011年時点では3.1万人の人口。10年ほどで1割以上減少。このぐらいの規模の自治体でも、石丸市長のようなスタンスでやらないと変わりにくい、という視点からのケーススタディとして本インタビューを見ました。同様の数万人規模の自治体は中国地方を始め、日本各地にありますから、どうしていくか、大きな課題と思います。
安芸高田市出身の23歳社会人です。最近石丸市長によって色んなところで安芸高田市の名前を見るようになって率直に嬉しいです。自分の身を削って広島県北部の田舎を盛り上げて下さっている姿を心から応援しています。

正しいことは正しい、悪いことは悪いとストレートにモノ言えるその姿勢をいつまでも貫いてほしいです。政治は結局「数の論理」なので一人ではどうしようもできませんが、石丸市長の考えに賛同していつか大きく市や国を動かしてくれることを期待しています。
メガバンク出身の首長ということで、熊本県菊池市の江頭市長を思い出しました。「全国きくちさんサミット」「菊池ファンクラブ」、そしてゲストに菊池桃子さんを呼ぶなど、攻めの企画力・仕掛けるファン作りに驚いたものです。自由な発想と行動力に溢れた首長が、全国各地に増えると良いですね。
https://newspicks.com/news/8838872/body?invoker=np_urlshare_uid5366684&utm_source=newspicks&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare

オリジナル番組ラインナップ

音声番組ラインナップ