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2023年8月7日 公開

【ドンキ安田】激安王、最後の勝負「アメリカ征服」を語る

日本が誇る食文化とその技術は、世界で圧勝できるポテンシャルがある。それに気づいた日本の経営者や技術者、職人たちがいま、世界で大攻勢をかけ始めている。その沸騰する現場を動画で描くこの特集、初回は「小売の帝王」「激安王」ドンキホーテ創業者のPPIH安田隆夫創業会長が登場。シンガポールを拠点に東南アジアを日本食で埋め尽くす安田氏が賭ける「最後の大勝負」に迫る。(出演:安田隆夫、後藤直義、泉秀一/取材:岡ゆづは/デザイン:黒田早希/撮影・編集:栗原良介/制作補:佐藤烈/プロデューサー:小西健太郎)
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よくインタビューできましたね。さすがの取材力。
安田会長がしゃべってるのを初めて見た気がしますが、創業者の熱意や想い、一方でアメリカについては難しさも十分に理解していることが分かる素晴らしい動画でした
終始「アメリカの食はまずい」話をしていますが、まずいながらも満足している、またはそこまでの食の価値を置いていないのではという側面と、そうは言っても美味しいものは金を払う人がいるという両側面があると思うのでそこが難しさなんだろうな、と感じました
33年連続で増収増益の日本企業って、凄くないでしょうか。

日本の食は、ルイ・ヴィトンよりもイケてるブランドだ──。そんなキャッチフレーズを掲げて、いまシンガポールや香港などを中心に、日本食をテーマにした「美味しいスーパーマーケット」で大成功しているのが、ドン・キホーテを運営するPPIHです。

その創業者にまるまる半日密着して、日本の美味しいをどうやってアジア、そしてアメリカに生むか、その舞台裏を語ってもらいました。

シンガポールの店舗は本当に食特化型で、日本の四季に合わせたフルーツや野菜のみならず、米、加工食品、調味料、お菓子から、日本のお酒を楽しめるバー、和牛串、精米所やオニギリショップから寿司屋まで展開しています。

2024年は、アメリカフォーカス。寿司屋を出したり、新しいお店をだしたりと、この巨大市場に攻め込むためのプランを練り上げていると言います。日本の美味しいをテーマにしたショートドキュメンタリーシリーズ、ぜひご覧ください。
最高のPRコンテンツになっていますね。
人間性、ブランド力、将来性、全てが見えました。
企業広報の担当者は取材に同席すると「記者が社長のよさを知ってくれてよかった。いい取材だった」と思う時があると思います。
しかし、テキスト化された記事にはそこまで反映されていないことも結構あります。
この動画のように、取材をしている記者との会話や表情が見えるコンテンツづくりは、重要だと思いました。
一方的な発信ですと広告になってしまい信じられないことも出てくるのですが、第三者の視点で解説される企業やブランドのビジョンやパーパスは、強いパワーがあるとあらためて感じました。
今から3年半前、安田会長をインタビューしたとき(https://newspicks.com/news/4418057)に、日本食の海外での展開について語られていました。それからコロナを経て、どうなっているのか。シンガポールを訪れると、ドンキがものすごい勢いで増加していました。

今回の取材では、安田会長と一緒アメリカ展開の方法を探ったり、通常のインタビューにはない会議のような雰囲気になり、場に一体感があり、とても新鮮でした。移動時間などでぜひご覧ください!
商売人!そして、商売・商人の話は本当に面白い。

ドンキ(PPIH)のIRを見てみたら、2022年6月末時点で現在全社売上1.8兆円のうち、海外売上は2700億円と約15%。ただ、海外売上のうち、アジアは約700億円で、北米2000億円と、北米の方が大きい。
なぜかというと、2013年にカリフォルニアのマルカイ(2022年6月末時点で10店舗)2017年にハワイのQSI(同24店舗)、2021年にカリフォルニアのGelson’s(同27店舗)を買収している。
一方で、アジアについては、2017年にシンガポール1号店、2019年に香港とタイ1号店をスタートし、その後は一気に増やして、2023年3月末時点でシンガポール15店舗、香港10店舗、タイ7店舗、台湾2店舗、マレーシア3店舗、マカオ1店舗といった具合で一気に伸ばしている。
動画でも言及があるが、業態に自信を持てるかがキーで、持てたから一気に出店を加速しているのだろう。2021年6月期は8店舗、2022年6月期は11店舗、2023年6月期は9カ月終わった現在で8店舗の新規出店をしている。
逆に北米は買収はしているが、店舗は伸ばしていない。買収先のオペレーションの把握や、買収先を使って現地マーケットを見ることなどをやっているのだろう。あとは日系人が多い地域から始めているからカリフォルニア・ハワイなのだろう。

なお、日本でのドンキの店舗数はディスカウント業態で475店舗、うちドンキが243店、MEGAドンキが140店、(MEGA)ドンキUNYが60店舗、その他が32店。
そしてシンガポールや香港の出店余地という観点で、都市環境が近い東京23区での店舗数を見ると、ドンキ39店、MEGAドンキ4店。今のプレミアム業態だと、まだ出店余地はあるがいくらでも伸ばせる、というほどではない。だから北米が次のフォーカスになるのだろう。そしてそこに備えて、過去に買収をして、時間をかけて準備してきたようにも見える。
あとは成長するアジアをもっと掴むという観点では、プレミアム業態ではなくディスカウント業態で広く出られるか、などはあるだろう。またプレミアム業態という観点では、中国本土の都市部はありうると思うが、さて出すのだろうか?
確かにアメリカの中食市場は極めて貧困なので(例えばホールフーズと組むなどして)ぜひものにしていただきたいなあと感じました。寿司がここまでくるのに何年かかったか(多くの日本食店は韓国または中国系のオーナーです)を考えればハードルはいろいろあるので「モデル店を出し切る」という会長の指摘は非常に深いと思います。

ちなみに、レストランでの食事はハンバーガーやメキシコ料理をはじめおいしいものもあります(テキサスバイアス)。

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