今年の漢字、「白」。

すでにご覧になった方も多いかもですが、NewsPicks年始企画に、「【お年玉企画】一年の抱負を「書き初め」して新年を始めよう」がありました。

2024年の抱負を「漢字1文字」で表すと何になるのか。その漢字を選んだ理由を300文字程度で語る企画です。「抱負」の意味合いとしては、「市況、業界動向などを踏まえた行動指針」や「自身のビジネスで注力したいこと、私的な目標」でも良い、ということだったので、真っ先に思いついた「白」という漢字一文字とさせていただきました。

投稿した内容は、以下。

2024年の漢字一字は「白」。じつは2024年は昭和99年にあたる。つまり、昭和が100年を迎えてしまわないための最後のチャンスの年を迎えた、ということである。これまでの我が国は、元号が変わっても昭和の成功を引きずり、いまだ変われずに今日を迎えている。しかしながらラストチャンスの１年を迎えてしまったからこそ、変わることが出来ると思うし、変えたいと思っている。変われる理由は歴史にある。我が国は、明治維新・戦後改革と世界史に残るほどの大変貌を短期で成し遂げている。前人未踏、やったことのないことではなく、やったことのあることを、再びやるだけなのである。100年の手前の歴史に残る99年。だから「百」から「一」を引いて「白」。

ジャスト300文字。ww　真っ先に思いついて、そのまま書きなぐった割には、納得の300文字となりました。（喜）

ちなみに、これに近い内容、じつは以前もNewsPicksトピックスに書いていて、「77年周期の新産業勃興の肝は、既得権益の一掃にあるんじゃないか、という件」とか、「2022年は昭和97年？」とかだったりします。

言っていることはほぼ一緒で、要は、

・「変われない」という状況に対して、「変わろう！」「変われる！」と言っている。

ということです。

守屋は現在54歳。今年、55歳になるのですが、「変われない」と言っている対象を自分よりも上の世代だとして言っている訳ではなく、自分世代もすでに「変わる力が落ちている」と思っており、それは、他人事で言っているというよりは、「自分自身」も、例外ではなく、そうなのではないかと思っています。

だからこそ、自戒を込めての「白」。

新規事業家と名乗っているからには、自らが自らを更新、変化に適用できるようでありたいと思います。