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2023年9月2日 公開

【検証】1年で880店、chocoZAP「爆速拡大」の舞台裏

わずか1年でフィットネス会員数日本一に急成長した「chocoZAP」。常識破りの価格とサービスで例を見ない大増殖を果たしたビジネスを、1日限り(?)で復活したデューデリ団が検証。RIAZAPらしいイケイケぶりにリスクはないのか?初日は急拡大を成し遂げた舞台裏を取材します。(出演:藤村聖子、キアラシ ダナ/企画:泉秀一/取材:藤田美菜子/デザイン:國弘朋佳、黒田早希/撮影:小田切瑞穂、川村拓希/制作補:王芸杉/音効:栗原良介/ディレクター:小西健太郎)
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デューデリだん好きだったので、このフォーマット懐かしい!注目企業、ぜひシリーズで続けていただきたい。
ライザップが手掛ける小型ジム「チョコザップ」が凄まじい勢いで増えています。サービス開始から1年強で店舗数は900超え。私の家の近くにも気づいたらできていました。
会員数は1年で80万人となり、それを表すグラフは凄まじいうなぎのぼりを描いています。

友人の1人も入会したそうで、聞くとワイシャツ&革靴のままショルダープレスやチェストプレスをやっているそうで、「ホンマかいな」と思っていたのですが、実際にジムに行ってみるとホンマでした。
常識破りなのはそればかりではなく、脱毛やエステといった、これまでのジム像では考えられないサービスがたくさんついています。
この爆発的な増殖の裏側で何が起きているのか。徹底取材してきました。
やっぱりデューデリだん!、いい!

コンビニ型ジムというのは、本当にそうだなぁと。
何かというと、顧客の近くに出店して、他の業態を奪っている。コンビニも、オフィスや家庭の近くに行きながら、公共料金の支払い、銀行ATM、コーヒーなど、他の業態から市場を奪い、単価を維持しながら、出店増=密度を上げ、利便性を提供してきた。
その意味で、店舗当たりの人数が増えるのは問題ではない。想定より多ければ、もう一店舗出店。一店舗の人数は減っても利便性が上がり、来店頻度が増える人や新規会員も増える。ここはやりながらノウハウを貯めて、一定計算が出来る部分だろう。急増に対して、継続率を中心としたデータの信頼性が、今後の計算という意味ではキーになる。

他の業態を奪うという意味で、エンタメや余暇時間の領域では、漫画喫茶とかスーパー銭湯と一緒。ただ店舗が小さいので、コンビニ的に広げやすい。そして、ジムと無関係でもOKというのが、「素人の参入」の強い点だし、ここまでは上手くいっている。違うマーケットゆえに顧客の合理性が違い、でも素人ゆえに常識にとらわれずに顧客ニーズに率直(脱毛とかがむしろマイナス影響?)。

音楽業界の新入りソニー アイドル育てた「素人集団」
https://newspicks.com/news/8788893

MSに助言したコンサルが語る「認知バイアスの読み解き方」
https://newspicks.com/news/8793146

そして経済性も試算してみる(明日答え合わせしたい!)。
店舗数が134店→720店と急成長した過去3四半期、設備投資(CFの有形固定資産の取得)は約20億円/四半期。店舗はリース(BSの使用権資産)と思われ、チョコザップ以外の撤退との入り繰りがありそうで見えにくいが、昨年3月末から約100億円増加。合計で2500万円/店くらい?
例えば1店舗会員が1000人とすると、月300万円の収入。コンビニの初期費用は2000-3000万円くらい?そして日販50万円とすると月1500万円の売上。ただ原価率70%、粗利に対してロイヤリティ50%、人件費10%くらいとすると初期費用の回収に対しては27-40カ月(契約タイプとか色々ある)。なお、商圏人口は3000人くらい。
チョコザップも家賃や光熱費などもかかると思うが、初期費用の回収期間は同じくらいか?
痛いところに手が届く秀逸なサービス。2度のライザップを経験したからこそ感じるのか。リバウンド王と呼ばれています(笑)
そもそもフィットネス市場は、日本が異様に狭い。欧米10−20%に比べて、日本は3-5%(調査次第でブレあり)。他方、美容医療や健康食はじめ、健康投資意欲は高い民族あつまってる日本という場。
このGAPを冷静に見定めた上で、凝り固まった「フィットネスクラブ・ジムってこういうモンだよね」に縛られず、あの手この手で、「来る理由・来続ける理由」を耕し続ける新生RIZAPさんだからこその大ヒット。凄み。

我が家の周りだけかもですが、新出店のお店チラシを、めっちゃ笑顔で配ってるお兄さんお姉さんが公園前で必死に配ってた。コロナ明け以来、あんなに元気で景気の良いチラシ配り観たことなかった。そんな地元密着の展開も、成功の一助なのやも。

p.s.
デューデリ団が無くしたことは、NewsPicksブランドにとって大変な痛手と外野から思ってたので、諸般の事情があろうがなかろうが、ぜひぜひ復活させてほしいです。
ちょっとの空き時間に、どこでも利用できる、という便利さが受けているのでしょう。健康コンビニという新しい価値観を提供しています。
これまでライザップが展開してきた事業との違いの1つに明確に1店舗あたりの損益・撤退基準ルールを定めていることがあると思います。

損益基準では、オープン3ヵ月で単月黒字、18ヵ月目で累計黒字化がターゲット。→2年目から営業利益率34%になる計画また、単月赤字が半年間継続した店舗は撤退することをルールとして定めています。

「じぶんdeエステ」もこのモデルに近いですよね。https://jibunde-esute.com/

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