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2020年4月19日 公開

【現地発】日本と大違い。米国でオンライン授業が進む理由

米国の公立小学校では、外出禁止令が出た数日後からオンライン授業が始まった。
大転換を迫られる教育現場。混乱の中から、新しい教育の形が見え始めている。
(4分/取材・構成・撮影:洪 由姫/デザイン:松嶋こよみ/編集:栗原良介、栁橋泉紀/プロデューサー:小西健太郎)
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アメリカでは26州に学校で5月〜6月まで公立学校が閉校することが明らかになっています。これまで、私立、公立の学校(小、中、高)の少なくとも5500万人が影響を受けています。

カリフォルニアの外出禁止令(3月17日より)1日前に学校は閉校して、その数日後からオンラインの授業が学校の先生たちによって始まっていました。日本と教育システムが違い、学区によって裁量があり、教育方針なども違いますが、教師たちが自ら学んで、オンライン授業にいいと思ったものをとにかく取り入れてやってみるという行動の早さは驚くべきものがあります。
また、アメリカでは「○○さんがPCがないので、オンライン授業はやめましょう」という風にならず、「○○さんが無いなら、PCを持たせよう」という風にボトムアップで動いているのがとても前向きで、素晴らしいと思います。

全米で一気にオンラインの教育が加速する中では、教師、親、子供も環境に不慣れ。そんな中教師が埋められないところを、父兄がボランティア参加してオンライン授業を持ったりするということも起きています。教育のあり方の多様性を見せられている気がします。

また、各都市の教育委員会が一斉に無料パソコンの配布やWi-Fiを提供する動きに加えて、企業も寄付したりしています。例えば、グーグルは4月にカリフォルニアにクロームブック4000台寄付し、10万世帯にWi-Fiを提供すると発表しました。意外とリモートでもいける、これは現場でないと無理、という治験がたまり、コロナ後の教育現場も、それまでと全く違うものになるのではないかと思います。
サンフランシスコから、洪さんの動画レポートが定番化してきました!

我が家でも10歳の息子がサンフランシスコ市の公立小学校に通っていますが、ひとつ誤解のないよう補足です。この動画をみて「やっぱアメリカはできるけど、日本の政府や文科省ダメじゃん!」と思う人もいるかと思いますが、じつはそう単純ではないように思います。

少なくとも私の子どもの小学校は、子どもだけでなく、母親も父親も、学校の運営にとてもコミットを求められます。学校にアートや体育などの授業を充実させるため、寄付をつのったり、親のボランディア募集は日常的におこなわれています。教育環境のためには、学校まかせじゃなくて、生徒の親も貢献しようぜ!という温度感が非常に高い。これは、日本と全然ちがいます。メーリングリストもとても活発で、つまり親もすごく自主的に盛り上げてる。

なのでオンライン授業が始まると、少人数制になるわけですが、いろいろな科目の「先生役」を、保護者たちが自主的に買ってでるわけです。算数、音読、その他もろもろ、同級生の親までオンラインの教える側にまわる。ここらへんは、なかなか外からは伺いしれないものではないかなと。

ぜひそういう視点からも、このコンテンツを見て頂けたらとおもいます!
子供がどの程度勉強についていけるかは、親の能力にかかっている、というのがほとんどの場合、実際のところです。遺伝的な話ではなく、親が子供の学習を十分に理解しているか(子供にわかりやすく教えられるくらい理解しているか)、両親の少なくとも一方が子供の勉強を十分に見るだけの時間を家庭でとれるか、といったことです。
 これは、オンライン授業に限らず、従来からあったことです。家庭でのオンライン授業になると、学校での授業以上に、親の能力にかかるところが圧倒的に多くなります。塾とか公文式や家庭教師に教育を委託することができなくなるので、金があっても解決にはならないからです。親がある程度には情報通信技術に通じていること、という条件も加わります。
 サンフランシスコ市は、米国でも際立って、そのような条件がそろった家庭が多いでしょうから、「米国はすばらしい」「日本も真似しよう」といっても無理があるでしょう。東京都の、港区だけ、とかであれば真似もできるでしょうが。
 欧米でも、現在のオンライン教育は、あくまでやむをえないから導入する代替措置で、教育格差を拡大する以上、長く続けるべきではない、という見解が多いでしょう。全国民に対処できているとすれば、シンガポールくらいですが、まさに「港区だけならできる」という話でしょう。
 それからもう一つ、学校によるオンライン授業では、親のコミュニティができていて、協力してサポートし合えることが決定的に重要になるでしょう。学校への金銭的な支援、技術的な支援、特に公立学校では、必ずついていけなくなる家庭が出てくるので、そういう家庭にすぐにサポートが提供されること、つまり、ざっくばらんなコミュニケーションが常時とれることです。ラインのグループくらいはつくってあった方がいいでしょう。実のところ、日本の学校教育が、他国と比べて際立って弱いのは、親のコミュニティが学校と共に教育をする、という積極的な姿勢ではないかと思います。

https://time.com/5803355/school-closures-coronavirus-internet-access/
3月後半にstay home がはじまってから、毎日午前中3-4時間は二人のムスメのオンライン課題のコーチングで終わりますねぇ 量が増えてきて、タブレット一つでシェアは難しくなってきたので、シゴト用も兼ねてもう一つ買っちゃいましたよ

使ってるのは Seesaw と google classroom (教室)、raz kids, epic , core 5 (読み)、dream box (算数). Kahn academy (理科)、go noodle (休み時間) な感じですかねぇ

ただ Go noodle は「子供っぽくてイヤ」らしく、k-pop のビデオみながらの ハゲシイダンス で消耗してますねぇ。。。

あ、毎日30分程、少グループでのビデオ会議も (これがかぶるのでタブレット二台目購入)

あ、カリフォルニアではなく、ミシガンの田舎のパブリック幼稚園と小学1年生のハナシです

あ、補習校 (土曜の日本語学校) はずっとお休みでしたが、5月からオンラインで始めるらしいですよ
大学でもなく、私立の学校でもなく公立の小学校が即座に対応した、という点が素晴らしいです。学区に裁量があるという点が大きいのだと思いますが、各都市の教育委員会が「一斉に」オンライン授業のインフラ整備に取り組んでいる点もすごいですね。どんな状況下でも教育を受ける機会はあってしかるべきだ、という気概を感じます。
日本でも熊本市の小学校でオンライン授業が始まっていますし、岐阜県では県立学校のオンライン授業の準備を進めていますが、大半の学校はGW明けの学校開始待ちではないでしょうか。これを機会に学校のネット環境やデジタルインフラ、ITリテラシーなどが向上することが望まれますが、それ以上に学校単位、教師単位で柔軟に対応できる仕組みが必要なのではないかとも思います。
公教育ではありませんが、花まる学習会の、クラスをオンライン化する判断は早かった。
オンラインクラスの出来も素晴らしいです。
マイドオタは、それまでダラダラしていても、クラスの時間になると、シャキッと机に向かい、課題に取り組みます。
この場合、教室に通っていた経験が重要ですが、オンライン教育の可能性を感じています。
クラスが終わるとダラダラに戻るのですが(涙)

洪さんの書いている、
「「○○さんがPCがないので、オンライン授業はやめましょう」という風にならず、「○○さんが無いなら、PCを持たせよう」という風にボトムアップで動いているのがとても前向きで素晴らしい」
という点に共感。
そういう社会でありたい。
コンパクトにまとまっていてわかりやすい。  
ネット環境、PC へのアクセス等 どこの国にも地域にもチャレンジはある。 学校の教師だけでも家庭だけでも課題解決はできない。 双方の、また地域での協力とサポート体制が必要。 できる人ができることをサポートするという考えは見習いたい。
全員が揃うまで待つより、リモート授業をスタートさせて徐々に状況を改善していく姿に共感。

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