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2019年7月7日 公開

【現地発】ロシアの未来を握る「プーチン不支持」の10代

「私たちが生まれる前からプーチンは大統領だった」。いまや投票権を得た「ポスト・プーチン世代」がロシアの政治と未来に向ける思いとは。「就職に有利なのでプーチン支持」「親世代(40、50代)が改革の障害」などの本音が炸裂する。
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ロシアには一度「民主化」に幻滅した世代がいます。ゴルバチョフ、エリツィン大統領だった頃の世代で、「民主化」したと思ったら、経済が壊滅し、かつて世界の半分を支配していた(かのように教えられていた)ソ連が、弱小国の一つのようになってしまいました。これは、ソ連が崩壊して国際政治の中で力を失ったからだと思っているロシア人は、大多数といえるでしょう。米国にハメられて好きなようにヤラれたと思っている人も多いでしょう。
 プーチン大統領は、このロシアを立て直した功績があるとロシアでは広く信じられています。強権的な統治も世界各地に軍事介入していることも、ロシアを立て直してよりよい生活をするためには必要であると信じられてきました。
 今の20代のロシア人というのは、90年代初めに「民主化」に幻滅した経験がない世代でしょう。プーチン大統領がロシアを立て直したといっても、ドイツのような国にしたわけではないし、中国などは、ロシアのはるかに下にいたのに、ずっと上の方へ行くのを横目で見てきた世代です。比較対象の問題ではありますが、プーチン大統領の経済開発における功績は、目覚ましいものとはいえません。
 この20代のロシア人たちは、ロシアを目覚ましく発展させるプランを持っているわけではなく、そういうプランを示している政治家・政党も無いでしょう。そういう選択肢があれば、一挙に支持に向かう可能性はあります。
プーチンが大統領代行になったのは1999年12月、正式就任は2000年5月ですから、まさに「プーチン20年」がやってくるわけですね。
ソ連末期生まれのうちの妻でさえ人生の3分の2はプーチン政権の下で生きてきたことになります。

さて、この若者たちの意見はどれももっともだと感じましたし、こういうものが流せる時点でロシアはただの独裁国家でないことは明らかでしょう。

しかしインタビューに答えているのは皆、都会の、インテリで豊かそうな若者ばかりです。さらに言えば全員見事に白人ばかりです。
あの巨大なロシアの若者たちが皆彼らのようだと考えると、誤ると思います。
トランプが、それまで可視化されてこなかった人々の意見を代弁して支持を得たように、プーチンの支持というのはここに出てくるような賢そうで小ざっぱりした身なりをして「いない」人たちが底堅く支えている、という印象を私は持っています。
どこの国でもなんだかんだ言って、
自分の国を愛しているんだなと。

歴史はこうやって、次の変化に進んでいく。

全く関係ないですが、
インタビューアーの方の顔リアクションが
上手いあなぁと感じました。
ロシアは経済の立て直しよりも軍事的プレゼンスを重要視し、ますます軍事へは傾斜していく。それは一時的に国民には自信を与えるが、困窮から脱却するものではなく、国をますます世界先進国グループから脱落していく。
その矛盾はロシアの若者たちは体感しているにちがいない。
一国のトップは十数年もトップの座にいることは、世界的にどう見てもいいことはない。
プーチンはこれほど権力をこだわり、やはりいったん権力から離れるとどのぐらいの腐敗、汚職しているのか、ばれてしまい、命も守られないのではないかと思われる。
全体像をどれだけ表しているかは分からないが、現在の大勢への不満と愛国心とのバランスなどがとても印象的。
インタビュアーは、アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)という反プーチン派の活動家の子女。ナワリヌイ氏はWSJの紹介では「プーチンが最も恐れる男」となっている。
https://en.wikipedia.org/wiki/Alexei_Navalny
質問が鋭く、それに対する答えも示唆に富むものが多かったように感じました。日本ももうすぐ参院選ですが、彼らのように国のことを真剣に考えている大人がどれほどいるでしょうか
ロシアの若者の声を聞いていると独裁的な国家でも静かに世代交代が行われグローバル化の波は国民に大きな影響力をもっている事がわかる。プーチンの失脚もそう遠い事ではない様に思われる。中国でも同様な傾向が次第に出てくるだろう。中国、イランや北朝鮮では政治体制の変化はすぐには期待できないが、民衆を無視した政権は長くは続かないだろう。

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