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2022年2月26日 公開 人気 Picker
与那国が要塞化している。台湾に関する取材過程でそんな話を複数聞き、これは現地に足を運ぶしかないと決めました。日本の辺境であり、世界の中心。そんな感想を懐きました。
ロシアのウクライナ侵攻前のことです。それでも、想像以上の危機感と不安が伝わってきました。
このタイミングで出すべきかも悩みました。言葉にはしがたいのですが、現地で見聞きした内容をそのままに、レポートしたいと思います。
ロシアのウクライナ侵攻前のことです。それでも、想像以上の危機感と不安が伝わってきました。
このタイミングで出すべきかも悩みました。言葉にはしがたいのですが、現地で見聞きした内容をそのままに、レポートしたいと思います。
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興味深い動画でした。特に、与那国の方々の様々な立場からの話は貴重でした。
私の本業でも中台情勢の緊張化(有事や中国が言う「平和的統一」含む)による某セクターに対するインパクト評価をしたことがあります。無論、実際にリスクそうなるにはトリガー要因が複数あり、しかも、それらの要因が変数としてもシナリオを分けて考える必要があります。
動画のなかでは、8-10分に登場する女性の言葉が重かった。与那国では投票率が90%をこえるのに、全国では低い、その全国で与那国を含めた運命が決まってしまう事をどうにかすべき、と。
あとは元自衛隊の専門家の方の発言に、台湾の人々を諦めさせないというものがありました。しかし、これは台湾の人々からすると、日本の都合でしか感じられないのではないかと思いました。台湾にも中国と近い方はいますし、それで生活がなりたっている方もいます。また、中国を距離をとりたいと思う方も、日本にそう言われるのもねぇと思っても不思議はありません。
台湾が中国に併合されれば、日本にとってもリスクではありますが、そのために台湾を防波堤のように考え、そこの人々に諦めずに中国とやり合えという考え方は、それこそ、台湾からの信頼を失うのではないでしょうか。それを言うなら、日本が武装して、中国が攻め込んできたら守りにいくと言うのでは?と思いました(私がそう考えている訳ではなく、日本が困るので台湾の人々に諦めるなというならば、自らやらなければ不信しかない、という趣旨です)。無論、今の日本の制度では台湾自体を防衛することは難しく、中国と戦争するという選択肢の凄まじいリスクがありますが、台湾には中国とやりあえ(俺たちは制度的に無理だね)というのはいかがかと思う。
台湾が防衛上で日々直面しているジレンマは、日本の比ではないでしょう。
台湾有事が起こらないように、日本が必死になってやるべきことをやった上でなければ、「台湾人よ、諦めるな」はないんじゃないでしょうか。
またデイビットソン発言は、やや一人歩きしている感があります。本人の発言の前後の文脈と英文を確認した上での解釈が必要です。
https://news.usni.org/2021/03/09/davidson-china-could-try-to-take-control-of-taiwan-in-next-six-years
私の本業でも中台情勢の緊張化(有事や中国が言う「平和的統一」含む)による某セクターに対するインパクト評価をしたことがあります。無論、実際にリスクそうなるにはトリガー要因が複数あり、しかも、それらの要因が変数としてもシナリオを分けて考える必要があります。
動画のなかでは、8-10分に登場する女性の言葉が重かった。与那国では投票率が90%をこえるのに、全国では低い、その全国で与那国を含めた運命が決まってしまう事をどうにかすべき、と。
あとは元自衛隊の専門家の方の発言に、台湾の人々を諦めさせないというものがありました。しかし、これは台湾の人々からすると、日本の都合でしか感じられないのではないかと思いました。台湾にも中国と近い方はいますし、それで生活がなりたっている方もいます。また、中国を距離をとりたいと思う方も、日本にそう言われるのもねぇと思っても不思議はありません。
台湾が中国に併合されれば、日本にとってもリスクではありますが、そのために台湾を防波堤のように考え、そこの人々に諦めずに中国とやり合えという考え方は、それこそ、台湾からの信頼を失うのではないでしょうか。それを言うなら、日本が武装して、中国が攻め込んできたら守りにいくと言うのでは?と思いました(私がそう考えている訳ではなく、日本が困るので台湾の人々に諦めるなというならば、自らやらなければ不信しかない、という趣旨です)。無論、今の日本の制度では台湾自体を防衛することは難しく、中国と戦争するという選択肢の凄まじいリスクがありますが、台湾には中国とやりあえ(俺たちは制度的に無理だね)というのはいかがかと思う。
台湾が防衛上で日々直面しているジレンマは、日本の比ではないでしょう。
台湾有事が起こらないように、日本が必死になってやるべきことをやった上でなければ、「台湾人よ、諦めるな」はないんじゃないでしょうか。
またデイビットソン発言は、やや一人歩きしている感があります。本人の発言の前後の文脈と英文を確認した上での解釈が必要です。
https://news.usni.org/2021/03/09/davidson-china-could-try-to-take-control-of-taiwan-in-next-six-years
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今回のウクライナ侵攻のようなことが台湾でも起こる恐れはあります。そして次に狙われるのは、与那国島や尖閣諸島など。与那国島の人たちが、日々中国の脅威を感じているのがレポートで伝わってきました。
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与那国島の皆さんの切迫した脅威認識が伝わってくる。
かつて沖縄の自衛隊基地と米軍基地を巡ったが、それらを見、現地の皆さんとの交流を通して、本土との脅威認識の違いを肌で感じた。
ロシアのウクライナ侵攻のニュースを見て、すぐに台湾の友人と連絡をとったところ、彼らは現下の状況を非常に注視している。現在のウクライナ情勢と合わせて、台湾有事は日本有事という認識を新たにする貴重な取材。
かつて沖縄の自衛隊基地と米軍基地を巡ったが、それらを見、現地の皆さんとの交流を通して、本土との脅威認識の違いを肌で感じた。
ロシアのウクライナ侵攻のニュースを見て、すぐに台湾の友人と連絡をとったところ、彼らは現下の状況を非常に注視している。現在のウクライナ情勢と合わせて、台湾有事は日本有事という認識を新たにする貴重な取材。
- いいね41
与那国町長の国境について「近年、国家という概念ができて、一応線引きされているだけのこと、、、」という言葉には重みを感じました。
航空自衛隊に勤めていた父から国境について、北海道にも沖縄にも住んで、子どもの頃から聞かされ続けていた私は、かなりバイアスがある方だと思いますが、どうしても平和への危機感を抱き続けてしまうのです。
沖縄にいた時は、夜中に緊急招集のスクランブルがそれなりの頻度で自宅で鳴るんですよ。平和は簡単に維持されているわけではないという原体験でした。
航空自衛隊に勤めていた父から国境について、北海道にも沖縄にも住んで、子どもの頃から聞かされ続けていた私は、かなりバイアスがある方だと思いますが、どうしても平和への危機感を抱き続けてしまうのです。
沖縄にいた時は、夜中に緊急招集のスクランブルがそれなりの頻度で自宅で鳴るんですよ。平和は簡単に維持されているわけではないという原体験でした。
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池田編集長による台湾に最も近い日本の最西端、与那国島の訪問記。今日のウクライナは明日の台湾になるのか?その最前線の実感を得られる貴重なルポです。中国の軍事的脅威の拡大に伴う島での自衛隊のプレゼンスの増大に対して、地元では賛否はありますが、現実をシビアに突きつけられている人々の生の言葉を聞けるのはとても貴重です。特に町長の話には深いものがありました。
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