ライブコメントを表示

ライブコメント
コメントを非表示
VIDEO
2024年3月14日 公開

3カ国突撃ルポ。核のごみ捨て場どこに作る?

放射性廃棄物をどこに捨てるか。人類がまだ解を見つけていない問題だ。原子力大国フランス、ドイツが悲惨な失敗を経て得た結論をたどりながら、日本が取るべき道を探る。

出演
須田桃子(NewsPicks編集部)
花谷美枝(NewsPicks編集部)
中居広起(NewsPicks編集部)

制作
撮影:栗原良介、小田切瑞穂/撮影補:栗原美穂、川村拓希/イラスト・デザイン:堤香菜/撮影協力・ドイツ語翻訳:国本隆史/撮影協力:小野寺義洋/フランス語翻訳:エラナ・オゼリ/制作補:王芸杉、柳橋泉紀/編集・音効・ディレクター:栗原良介/プロデューサー:小西健太郎
出演者:
コメントする
Pick に失敗しました
人気 Picker
フランス、ドイツでの核のごみを巡る取材では、動画に登場しない人たちを含め、たくさんの出会いがありました。

一番印象深かったのは、ドイツのハレで開かれた会合に来ていた10代の子供たちです。1人ひとり、自分の言葉で核ごみについての考えを語ってくれました。ドイツは脱原発を果たしているので、彼ら自身は今後、原発が作り出す電気を享受することができません。にもかかわらず、ちゃんと自分たちの問題として学び、考えている。子どもたちもそうですが、彼らを引率している先生もすごいと思いました。

低中レベルの核ごみの処分場の近くにある学校でも取材したところ、放射線の種類や性質、核ごみについて、ガイガーカウンターなどを使って教えているとのことでした。

一方、フランスの予定地近隣の町で住民に話を聞くと、賛同だけではなく、無関心や諦めを伴う反対など、様々なトーンの声がありました。動画に登場する1人目の女性のコメントからは政府のとってきた方法が垣間見えます。

事前に聞いた話によると、2010年代後半には負傷者や逮捕者も出るような激しい反対運動があり、昨年にも反対派による数百人規模の集会があったそうです。

日本は今後、どんな道を歩むのか。2日目のインフォグラフィクスで紹介したように、日本特有の事情や背景もあります。ドイツ以上に険しい道のりになるのかもしれません。それでもやはり、未来の世代に「丸投げ」するのは違うと思うのです。この特集が誰かにとって、核ごみ問題に関心を持つきっかけになったら嬉しいです。
本論ではないが…フランスもドイツも、議論・対話の技術・文化が興味深かった。
意見は正反対でも、それ以上でもそれ以下でもなかったり、意見に共感するか否かが議論をしないという風にはならない。

オリジナル番組ラインナップ

音声番組ラインナップ