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2022年7月12日 公開

観光は日本再生の切り札になるのか?

世界経済フォーラムが5月に発表した旅行・観光の魅力度ランキングで、日本は対象117カ国・地域中、1位となり、円安が進む中、今月、外国人観光客の受け入れが再開されました。新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、未だ観光需要は落ち込んでおり、全国の観光地・産業が厳しい状況に置かれる中、国内外からの交流人口の拡大によって、地方の活力を維持し、消費を促すことで、観光を「地方創生の切り札」として活用することは可能なのか?またアフターコロナ時代に、日本が、世界最高水準の「観光大国」になるために、必要不可欠なこととは何か?専門家と有識者を交え、徹底討論します。
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面白かったです。日頃この番組は観ていませんが(すみません)、今回はピンときて拝見しましたが良かったです。やはりアトキンソンさんの切れ味が良いですね。
観光については、投資をして人を含めて観光のコンテンツを整備し、より高い金額でサービスを売ることができるようにする、という極めてビジネスにおいて当たり前のことをやるということが出来ていないということかと思います。
観光のための自治体の情報発信なんて必要ないし、それは結局、自治体が今あるもので多少人が来てくれるようにするにはどうしたらいいのか、という間違った問いの立て方をしているからだということかと思います。やるべきはコンテンツ整備と人材育成ですが、その知恵はないので、広告代理店に丸投げしているのでしょう。
ではなぜそういう当たり前のことができず、ずれた解決策ばかりを行っているのか。
既存の観光産業は、過去の人口増加時代に出来たモデルであって、全くインバウンドのラグジュアリー需要にマッチしていない。だが、既存のプレーヤーは自治体だけでなく、事業者も過去の環境適応を引きずっており、新しいインバウンドという環境に適応する能力がありません。
新規の投資をしなければ、新たな勃興する市場に適応できないのですが、それを行うだけの合理性が現在の基準からは判断できないので資源配分ができない、ということであり、これは大手企業の新規事業開発と似た構図の問題であると思います。
この相似形の問題が確認できたことは勉強になりました。だとすると、実験的に投資する対象を整備し、そこでコンテンツと人材育成の整備を進めるという政策と戦略が不可欠で、そこから実験を重ねて徐々に能力構築をすることが肝心だと思いました。
観光地の魅力は、「あるのではなく、創るもの」という言葉にはハッとさせられました。
加藤文子さん、相変わらずキレキレで、目的税たる出国税の増税論も賢いし、日本の海岸線はアメリカより長いという豆知識もさすが。
個人的には、観光にまず投資が必要なのはその通りだと思いますが、今後の地方観光でカギになるのは、加えて、その地域の「人」との交わりだと思っています。それが一番リピートに繋がるので。
観光と最低賃金と言えばアトキンソンさんですよね。
「観光魅力は作るもの」というのは僕も日常から感じていたことなのでめちゃくちゃ頷きました。

例えば栃木の宇都宮餃子とかは、それを体現しているとても良い例だと思います。
どうして中国発祥の料理が、特に中国と強いつながりがある訳でもない地域で有名になっているのか?歴史的/一次資源的なきっかけはあるかもしれませんが、正直観光目的であれば、その辺りは意外とどうでも良い気がします。

大事なのはそれをきちんと名物化させる意識や取り組みがあるかどうかで、まさに観光魅力を作ろうとしているかどうかと言えます。
他にも「発祥は〇〇県だけど、名物化しているのは△△県」みたいなものはあったりするので、いかに今回のキーワードが重要かが分かります。
アーカイブを拝見しました。
視聴者の視点としては非常にディスカッションが盛り上がっていて、かつ提言も納得感が高いものばかりでした。メモの手が止まりませんでしたし。

薄井さんご指摘の人材の問題は業界内でかなり大きくなっています。
みなさんご指摘の「稼ぐ仕組み」の必要性もどんどん認識されてきています。

ではなぜそうならないのか。
望ましい方向に進むために今現在観光に関わっている人が何をすべきなのか。
次があるとすればそこに踏み込んでほしいです。
稼ぐためのコンテンツ投資、人材投資、受益者視点でつなぐこと

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