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努力しなくなった日本人9年で2.6倍、日本のデジタル赤字が示す「ヤバすぎる現実」
ビジネス+IT
藤井 拓社会福祉のパート勤務、翻訳者、アジャイルアドバイザー
この記事では、国際収支統計の「通信・コンピュータ・情報サービス」に注目し、この分野での国際収支において日本が大きな赤字を出していることを指摘している。 2021年の値で国際比較をすると、日本は153億ドルの赤字(当時の為替レート1ドル110円で換算すると1.68兆円)。他の国よりもはるかに大きく、世界一の赤字国だ。2位はドイツ(89億ドル)、3位フランス(81億ドル)。このように、日本の赤字額は突出している。 さらに、デジタル化が進むことで、デジタル化のプラットホームを提供する国に対する支払いが増えるため、赤字がさらに拡大するということを論じている。 ただ、国際収支統計の「通信・コンピュータ・情報サービス」だけにしか、経済を発展させる可能性がないわけではないと思う。この記事では、「通信・コンピュータ・情報サービス」以外の可能性として観光を挙げて、観光の収入が不安定であることのむずかしさを論じているが、製造業の復権や農業等他の可能性もあるのではないだろうか。 あと、デジタル化のプラットホームが現在米国等を中心として寡占状態にあるが、この寡占状態が今後緩和されていく可能性もあると思う。EUと共同して、寡占状態の解消に向けて動くべきではないだろうか。 大切なことは、「通信・コンピュータ・情報サービス」に限らず価値を生み出し、その価値で得るお金の多くをデジタル化のプラットホームに吸い取られないようにすることだと思う。
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