ホーム
122フォロー
13662フォロワー
「中国版スティーブ・ジョブズ」シャオミ創業者が電気自動車に抱く野望 | スマートフォンメーカーは巨大EVメーカーになれるのか
クーリエ・ジャポン
高口 康太フリー ジャーナリスト
アップルが中国スマホのエコシステムを築いたように、テスラ上海が中国EVのエコシステムを形成 **** EVに憧れる企業から量産企業になるというシャオミの急激な転換は、中国国内におけるEV生産サプライチェーンの成熟にも支えられている。国内のEVメーカー各社ならびに上海に主要工場を持つテスラによって、中国には巨大な人材プールが形成された。さらにはCATLをはじめとする電池の巨大企業からアルミ部品メーカーのウェンツァングループに至る、新たなサプライヤーの一団が成長してきた。 シャオミの工場にオートメーション装置を供給するある企業の社員によれば、工場の内部では元テスラ社員が何十人も働いているらしい。「テスラはEV業界における陸軍軍官学校みたいなものです」と、彼は中国統一の礎たる国民軍を育んだ、1920年代設立の士官学校を引き合いに出した。アップルもEVプロジェクトの初期には、やはりシリコンバレーにおけるテスラの人材を引き抜きにかかったのだ。 シャオミの広報担当によれば、同社はEV事業への参入を表明したのち、主要な自動車メーカーでの職歴を持つ3万人の候補者から3000人のエンジニアを採用し、EV部門に登用したとのことだ。
31Picks
NORMAL