(一社)Femtech Community Japan 理事
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少子高齢化が進む日本で、人手不足が深刻な課題となっている。
状況を打開するひとつの方法として、多様な人材を最大限活用することが叫ばれているが、「厚生労働省 令和4年版 働く女性の実情」から、変わりゆく働く女性の状況を踏まえて、人手不足の解決策を考察してみた。
なお、同日のNewsPicks特集では、別の視点から人手不足の解決策について紐解いているので、そちらも参考にしてほしい。
1.日本社会の働く女性の状況
【令和4年 働く女性の状況(括弧内は前年比)】
・女性の労働力人口:3,096万人(👆16万人)
・労働力人口総数:6,902万人(👇5万人)
・女性雇用者数:2,765万人(👆26万人)
・雇用者総数に占める女性の割合:45.8%(👆0.3ポイント)
・女性の完全失業者数:73万人(👇5万人)→完全失業率:2.4%