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パリ五輪会場・セーヌ川が「道頓堀より6倍以上汚い」衝撃データ…100年も「泳げない川」で本当に開催できるのか?「最後は天気次第」という不都合な真実
Number Web|選りすぐりの総合スポーツコラム
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
開催地の住民の感覚としては、今回のパリ五輪はわりと「そのへん」が競技会場になっている印象があります。 よく通過する交差点とか、憩いの公園とか、美術展や展示会でよく足を運ぶ施設だったりとか。 もちろん新設の施設など特別な競技会場もあるのですが、それらに加えて生活の中で馴染みのある「そのへん」が仮設の競技会場になっているものも多い。 その意味でもセーヌ川はパリの中でもそうした「そのへん」の最たるもので、そこを競技会場としたいという意気込みもまた、理解できるものです。 ただ、それに向けた取り組みを進めるも、想定したように進まないのもまた、フランスなんですね(苦笑) 仮にプランBが発動して異なる競技会場になったとしても、個人的にはああ、おフランスねと苦笑するだけだと思います。競技が安全に開催できる事が大切で、そこさえ外さなければ良いです。 ちなみに個人的にはチケットもそこそこ買えました。報道ではチケットの高額さも話題になりましたが、人気のある競技はともかく物珍しい競技だと割と手頃なチケットもあります。 そうした点も、特別な場所で開催される隔絶されたイベントというよりも、気軽に参加して空気を楽しめるお祭りとしての「そのへん」感に繋がっていると思います。
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「みどりの窓口削減計画」はなぜ大失敗したのか…JR東が誤解した「5割がえきねっとを使わない」本当の理由
PRESIDENT Online
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
えきねっとをはじめとするJR東日本のウェブサイトは作りが常に数世代遅れている上に、外国語対応が黒魔術。 https://www.jreast.co.jp/multi/en/ 時々一瞬日本語が表示されてから英語に翻訳されたりとか、なんか珍妙なことをやっているっぽい。 加えて上記のJR東日本の英語版トップページから新幹線のスケジュールを検索して"Make a reservation"を押すと予約のためえきねっと英語版にとばされるのだけど、その連携の方法がウェブ関連の人は必見よ~と強く推したいほどの黒魔術。こんなの見たことがない。 えきねっと英語版は以前は路線検索に駅名ではなく路線名を選択させる無理ゲー(余所の国の鉄道の路線名を述べよってどんだけ鉄分が必要なの)だったのが、数年前にようやく駅名で検索出来るようになってマシになったとはいえ、未だ十分に洗練されているとは言い難い出来です。 あと乗車券と特急券が分かれている日本の運賃システムや、JR東日本はインバウンドには"Pass" (レールパス)押しなのもオンライン予約が外国人には解りにくくなっている一因だと思います。 ベンチマークとしてフランスSNCFの英語版ページを置いておきます。 https://www.sncf-connect.com/en-en/ 「2001年のアニュアルレポートで、当時の大塚陸毅社長は「徹底的にお客様の視点に立った考え方を打ち出していかないと、当社のサービスを選択していただくことは難しい」とした上で」 うむむ。消費者にとっては選択のしようが無いのでは? イタリアのように上下分離して複数社が高速鉄道に参入しているわけでもなし。
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【ミニ教養】メディアの終わり
NewsPicks編集部
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
Googleの何が強いかというと、それはブラウザのホームページに設定されていたり、あるいは検索バーにキーワード打ち込むと検索結果が表示されるページだったりと、検索を起点とした情報アクセスにおいて最上流の流入点であること。トラフィックの最上流を握っている事がAdWords広告を始めとするGoogleの収益の源泉。 OpenAIの勃興はトラフィックの最上部を担う新たなプレーヤーの登場という側面もあるけれども、Googleの場合はユーザーはGoogle内に滞留せずトラフィックは検索結果の各サイトに流れるという建前で、その前提の上でGoogleとその他の間のパワーバランスが成り立っていた。 一方で生成AIが要約を生成してしまうと、多くの場合はそれで用に足りるためトラフィックが上流に留まってしまう。ユーザーにとっては効率が良くなる一方で、サイト運営者にとってはユーザーが非効率にあれこれ訪問してくれなくなる。 このアクセストラフィックの変化が生成AIを用いた情報アクセスがプラットフォーマーとその他の間のパワーバランスに再考を強いている要因。 例えば生成AI起点の情報アクセスでは要約の中にキュレーションされたリファレンスとしてリンク表示されることの価値は鰻登りに上がる。そのため出版社などが有償でのデータ提供に動くのは理解出来る。 ただ長期的には多くの出版社等が契約するほど彼らの価格交渉力は下がる。OpenAIとしては1000文字の要約を生成するにしても10社の情報より1000社の情報を利用できた方が品質は上がる。しかしユーザーにとっては1000文字は1000文字。それが生み出すインプレッションをより多くの会社で取り合う形になるし、1社が文句を言ったところで残りの999社のおかげで品質に問題は無いですよとなる。
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高級ブランド香水の原材料調達に児童労働とのつながり、BBCの調査報道で判明
BBC NEWS JAPAN
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
「商品のPRトークではいかに(原材料が)貴重かうたうものの、実際に収穫者に与えられるものとの間には、大きな断絶がある」 例えばシャネルはNo.5に使われるジャスミンを生産するフランス南部グラースの提携農家にメディアを招いて、その取材記事もでています。それはそれでプレミアム感があるのですが、そのシャネルもまたエジプト産のジャスミンも使用しているそうです。 https://www.forbes.com/sites/celiashatzman/2023/12/11/the-story-behind-chanel-no-5s-jasmine-harvest-in-the-south-of-france ジャスミンはエジプトとインドが一大産地だけに、ボリュームを確保するにはこうした産地のジャスミンに頼らざるを得ないのが現実なのでしょう。 今回の記事と同じ地域のジャスミン農家をやはりBBCが取材した以前の記事がこちら。 https://www.bbc.com/travel/article/20220106-shubra-beloula-the-tiny-egyptian-village-few-know こちらはジャスミン生産地の様子を伝える記事で児童労働を告発する記事ではないのですが、さらっと「7歳ぐらいの子供も夜明け前に起きて数時間ジャスミンを摘み、それから学校に行きます」という地元農家の言葉が書かれています。 この2022年の記事と今回の告発記事の間に何があったのかは判らないのですが、ウクライナ戦争以後のエジプトの市民経済のインフレと国際ラグジュアリーブランドの変わらぬ価格圧力という非対称性が背景の一つなのかもしれません。
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「みんなの銀行」、事業転換や撤退検討 黒字化困難なら
毎日新聞
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
今回の報道に関するふくおかファイナンシャルグループの声明はこちら。 https://www.fukuoka-fg.com/news_info_pdf/2024/20240531.pdf 「本日付の日本経済新聞朝刊において、当社に関する「デジタル専業銀 撤退判断」との見出しの報道がなされておりますが、撤退を具体的に検討している事実はございません。 みんなの銀行の2027年度の黒字化に向けて、引き続きグループ一丸となって取り組んでまいります」 でもこういう情報が出てくる時点で赤字を掘りながら顧客を拡大しようとしている事業に何ら良い影響は無いわけで、なんか社内政治でもあるのかなと勘ぐっちゃう。 2024年3月通期の決算ハイライトによると口座数96万口座に対して預金額255億円。口座辺り預金2.7万円・・・ https://www.fukuoka-fg.com/investorimage/data/20240513.pdf キャンペーンなどのお試しで作った休眠口座も多いでしょうからアクティブな口座の預金額はもっと多いのでしょうが、それでも使い勝手の良いお小遣い口座の扱いなのでは。 日本国外のチャレンジャーバンク等でも、使い勝手を良くしたところで銀行口座は基本、儲かりません。そのため証券や暗号資産といった他の金融商品のクロスセルで儲けています。で、みんなの銀行におけるその主力はカードローンだそうです(みんなの銀行はカードレスですが)。
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