全てが規格外!テスラのサイバートラックが日本に初上陸。

2024年2月16日
全体に公開

トピックスオーナーの前田謙一郎です。

昨晩、初めて見たサイバートラックは映像や写真で見るよりもはるかに圧巻でその近未来的な雰囲気に未だ興奮しています!

圧巻の雰囲気

テスラ・ジャパンの公式SNSで予告されていたサイバートラックの日本上陸ですが、それに先立ちメディア限定でお披露目イベントが本日2月15日の夜に行われたので参加してきました。

100社以上のメディアが詰めかける

イベントは豊洲のチームラボプラネッツ TOKYOで行われました。真冬2月の夜中22時から屋外で行うというパンチの効いたイベントでしたが、なんと集まったメディアの数は100社以上とのことテスラの注目度の高さを感じます。

実際に展示中の車のイメージをわかりやすくするためにムービーを撮影しました。チームラボの音楽なのか、展示中にこの不気味な音楽が流れており、逆にサイバートラックに合った演出となっていました。

実際にサイバートラックが登場する姿は圧巻

イベントが始まり、サイバートラックが入場してきます。さすが全天候型どころか、全惑星に対応したモデルです。実際にみると雰囲気が凄くあります。さらにエクステリアがこれまでに見たことのない質感。そして最初の感想が、大きいというよりも長い!(そもそも、ピックアップトラックなのでしょうがないのですが・・)

ちなみに長すぎて取り回しが大変と思われるかもしれませんが、新たに採用したステアバイワイヤーとリアステアリングによって、大変小回りが効くようになっています。

もちろんデザインにも理由があり、新たに採用された新合金によりサブマシンガンによる「耐久試験」にも耐え、車体には1 発の銃弾も貫通しないボディー。そしてアーマーガラスは時速112km の野球ボールやクラス4 の雹(直径2.5cm~5cmのひょう)の衝撃にも耐えることができるという、強靭なエクステリアを備えています。

銃弾や、耐衝撃テストは行えません

イギリスの有名な車番組「Carwow」ではホストのマットとサムがショッピングカートをぶつけたり、アメリカでも独自の耐久テストをしているユーチューバーがいますが、今回の日本のイベントでは「銃弾や、耐衝撃テストは行えません」とのお達しが事前にあり、鉄球などは持込めませんでした笑

加速性能は、わずか2.7 秒で時速100km まで到達するビーストモード、ポルシェ911 よりも速い加速性能で最高速度は209km/h。今回、その加速性能を見ることはできませんでしたが、今後の試乗機会に期待大です。デリバリーイベントではポルシェ911を牽引しながら、ドラッグテストでサイバートラックが911より早いという動画も公開していました。

https://x.com/Tesla/ 0-60マイル加速のゴールで。サイバートラックは911を牽引しながら走っている

やはりサイバートラックのデザインは近未来的

この北斗の拳や映画Mαd Maxに出てくるようなディストピア的デザインと佇まいは本当に火星でも問題なく使えそうに思えてきます。

ウルトラハードステンレススチールエクソスケルトンボディ、アーマーガラス、オールテレインタイヤを採用し、耐久性と同時にあらゆる路面状況に適応できます。約4,990kg の牽引力はアフリカ象を引っ張れるほどの力。

サイバートラックにはこんなMad Maxの雰囲気が似合う。画像:https://electrek.co/

トラックよりも実用的で、スポーツカーよりも速い

Model 3 Model S・Xと同じようなインテリア

以前、サイバートラックを立ち上げることはイーロン自身が自分で墓穴を掘るようなものだと揶揄していた程、製造が難しいモデルとされていました。しかしながら自動車のアーキテクチャと製造方法を根本から見直し、テスラだからこそ可能にした革新的なプロダクト。

テスラの最優先事項である、最高の安全性を達成するために、既存の業界知識を覆し、ベストプラクティスを車両開発に活用するできるよう探求。テスラの主力製品S3XY モデルのみならずサイバートラックはテスラの比類なき開発力とイノベーションを表したモデルと言えるでしょう。

実際に座らせてもらいましたが、インパネ周りも他モデル同様にミニマルで車高が高く視界も良いためとても運転しやすそうです。

童心に帰る瞬間。そしてサイバートラックに乗るときにはイーロンのように革ジャンが似合う。

日本への展開は!?

サイバートラックのランプアップは今年アメリカで本格化するため、全世界へのデリバリー展開には少し時間がかかりそうですが、早く日本でも走る姿を見てみたいですね。先月に行われた中国の展示ツアーも大変な人気であったようで多くの人だかりができていました。

2月16日よりイベントが開催された豊洲のチームラボプラネッツ TOKYOを皮切りに日本各地で展示ツアーが始まるようなので、テスラのウェブサイトやSNSをチェックしてみてください。

中国での展示ツアー 画像:Getty Imagesより

2018年にモデル3が日本に初到来した時のような興奮。たくさんの元同僚ともキャッチアップできて素敵なイベントでした。みなさんもぜひ展示イベントで、規格外の車を体験してみてください!

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トピックスオーナー:前田謙一郎
マーケティングコンサルタント&自動車業界アドバイザリー。テスラ・ポルシェなどの外資系自動車メーカーで執行役員等を経験後、2023年Undertones Consultingを設立。

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