サウナはコミュニケーションツールだ

2022年10月4日
全体に公開

おはようございます!NewsPicks編集部の宇津木です。前回は小西さんが、複数の国での学校生活で過ごして思ったことについて話してくださいました。

自分はずっと日本の学校で過ごしてきたので、外国での学校生活での経験談は新鮮でした。子供の頃を海外で過ごすのは、さまざまな価値観を若いうちから知れて、とても良いなと思いました。

さて今回は、私が大好きなサウナについて書いていこうと思います🧖‍♂️(ブームに乗っかりっております笑)

就活を始めた大学3年生の頃から、息抜きのために行き始めてから、サウナの虜になってしまいました汗

今では一人で行くこともあれば、友達と一緒に都内や県外のテントサウナ付きキャンプにも足を運ぶように。

先日行った聖地しきじ

今回はサウナの魅力を存分に語ろうと思いましたが、それだけでは自己満足になってしまうので、ビジネスにおけるサウナの意義というのを今回はお話できれなと思っております。

トピックス執筆に際しまして週刊「サウナでウェルビーイング経営」のトピックスのオーナーである岩田真吾さんにお話をお伺いしました。

岩田さん改めまして、今回は貴重な機会を頂き、誠に有難うございました!🙇‍♂️

岩田さんのお話を取り入れながら、今回は社会人生活におけるサウナの魅力とそれと付随した理想の会社像についてざっくりとお話していこうと思います!

世代を超えたコミュニケーションツール

私がサウナを好きな理由は、リラックスすることができ、ストレス解消につながるから(整えるから)という個人的な理由でした。

そのため、岩田さんの運営するトピックスの趣旨である「ビジネスにサウナを活かす」という考えは意外でした。

なぜサウナがビジネスで活きるのか、一言で言えば、世代を超えたコミュニケーションツールになり得るからだといいます。

岩田さん「サウナって人と仲良くなるのにめちゃくちゃいいんです。リラックスしている状態だし、物理的にも裸で。値段もゴルフみたいに高くないから人を誘いやすい。それに、やっぱりサウナって双方向で、僕ぐらいのミレニアム世代もいれば、もっと上の世代、逆にZ世代とか下の世代もいる。」

(写真:LuckyBusiness/iStock)

最近では若者が「お酒離れ」していると言われることがしばしばありますが、上の世代との腹を割ったコミュニケーションの機会は減っているのではないかと思います。

お酒以外にも、「タバコミュニケーション」という言葉もありますが、上の世代に比べれば、タバコを吸っている若者は非常に少ないと思います。そういう意味で言えば、世代を超えたコミュニケーションツールの一つの選択肢としてサウナが考えられるのかもしれません。

チームビルディングにも◎

組織の健全化にもサウナは寄与するともいいます。

岩田さん「サウナは、企業の中での肩書きを取っ払って心理的安全性を高める装置としても機能すると思います。うちの会社の庭にもテントサウナがありますが、圧倒的に仲良くなりますよ。」

なかなか上司や上の立場の人には意見は言いにくいものです。それがサウナで物理的にもオープンになれば、よりフラットにコミュニケーションを取れるようになれるのかと思います。

また個人的に、テントサウナがある会社はめちゃくちゃ魅力的に感じました。サウナがあるという理由だけでなく、従業員のためにサウナを設置するというマインドが素敵すぎます。

マイナビとかワンキャリアとかの就活サイトに「オフィス内にサウナあり」「サウナ部あり」という情報が載ったら需要がありそうという話も出ました(笑)

(写真:courtneyk/iStock)

また岩田さんは「サウナは友達」だとおっしゃっていました。こちらはダブルミーニングで、友達みたいに素の自分でいられるという意味とサウナを通して友達ができるということだそうで、サウナはお互いの自己開示につながり、会社の組織内での深い人間関係が構築できるようになるのではないかと思います!

自分が幸せと言える会社に

そんなテントサウナを自身の会社に置かれている岩田さんに会社の理想像を聞きました。

岩田さん自分が幸せだってちゃんと口に出せる会社がいい。これは2つの意味があって、本当に幸せであるような会社にしたいというのが1つ。それともう1つは同調圧力とかなく純粋に1つのコミュニティとして自分が幸せだという事を口に出してもいい会社でいたいと思っています。

そのためにはサウナがあって、立場や肩書、緊張感などが解き放されるようなきっかけがある場合のほうがいいと思うし、本音で話せた方がいい」

(写真:metamorworks/iStock)

「フラットな組織」だと謳う企業が増えていますが、ほんとにフラットなの?と思うことは就活をしている時に何度もありました。

こうした具体的な取り組みをしていることは、最近まで就活生だった自分にとっても魅力的に映りました。「幸せっていえる会社」めちゃくちゃいいですね・・・

若者はサウナに入ろう!

最後に、将来リーダーを目指す若者に向けて岩田さんからメッセージを頂きました。

一緒にサウナ入ろうぜってことです。上の世代は普段は気が引けちゃうじゃないですか。だけど、サウナ好きっていう所で共通点があれば、たぶんスッと入れるし。一緒に入ったからこその面白みがある。

(写真:Евгений Харитонов/iStock)

それにリーダーに向けてということでは、周りの環境ってやっぱり大事。だからリーダー達と接した方がいい。ブームのおかげか、多くのビジネスリーダーとかがサウナに入ってるから、そういう人たちと仲良くなれるチャンスだと思う。仲間たちと一緒に入るサウナももちろんいいんだけど、どんどん上の世代と世代を超えたサウナに入って欲しいなと思います。」

サウナを共通点として多くのビジネスマンと繋がれるチャンスがあります。

(今回も岩田さんとサウナが好きということをきっかけにお話をさせて頂けました。)

新しい人と会うことは、新しい価値観を知るということだと思いますし、特に普段は会えないような人とサウナを起点につながることができます。

「整う」が注目されがちですが、一つのコミュニケーションツールとしても注目できるかもしれません!

私もこれからもサウナに入り続けようと思います!笑

自分のサウナ好きを押し付けた感じになってしまい、大変恐縮ですが汗、ぜひサウナ好きの方がいればコメントして頂けると嬉しいです!

それではキートス!

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