AIに愛を求めて。
昨年立ち上がったルーマニアのスタートアップ・DreamGFは、画像生成ツールのStable Diffusionを活用して想像上のガールフレンド画像を生成しています。創業者はもともとコンテンツ配信プラットフォーム・OnlyFansのクリエイター向け代理店で働いていた経験があり、その経験がこのアイディアに繋がったとのこと。
![](https://contents.newspicks.com/topics/32/posts/59/images/20240110085414552_rLUk39O1.png?width=1200)
サービス開始が5月→9月の段階で登録ユーザー50万人、有料顧客1万人、月次収益は12万ドルで黒字化も達成しているとメディアへのインタビューで語っています。まだオンラインで完結していますが、OnlyFansのクリエイターとの提携も模索しているとのこと。これからもっといろんな展開がありそう。(もしみなさんがいま職場にいるなら、↓サービスサイト閲覧は非推奨です...)
![](https://contents.newspicks.com/topics/32/posts/59/images/20240110084742236_9saVKSq2.png?width=1200)
このサービスだけではなく、ロンドン拠点のKupid AIやAnima、プラハ拠点のFantasyGF、マルタ拠点のCandy.aiなど、様々なAIガールフレンド生成サービスが登場しています。Animaやcandy.aiは同様にAIボーイフレンド生成も手がけています。どれくらい需要があるものなんでしょう。...みんなすごい厚みの胸板だ。
![](https://contents.newspicks.com/topics/32/posts/59/images/20240110090615888_XHERxFgk.png?width=1200)
この1月にオープンした OpenAIのGPT Storesでも、AIガールフレンド関連のボットが大量発生しているようです。そして一気に削除されました。
マッチングの領域でも、AIの活用は進んでいます。TinderやOkCupid等を運営するMatch Groupは昨年ジェネラティブAIの積極活用を決算報告の場で公言。プロフィール写真の選定や自己紹介文・経歴の紹介文章磨き込みなどでAIを利用できます。順当な使い方。
もっと進んで、Tinderの運用自体をChatGPTぶん回しでやろうとする取組もあるようです。Twitter/Xなどの自動運用と思想は同じですかね。。
AIで愛を見つけやすくなるんでしょうか。少なくとも、つくりやすくはなりそうです。
お知らせ:毎週月曜配信のニュースレターをやっています
読んだ記事や聴いたもの、考えたことなどを雑多にお届けしています。
更新の通知を受け取りましょう
投稿したコメント