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2024年4月27日 公開

【初公開】安価で飛べる「空のプリウス」、大量受注の秘密

今回は「空のプリウス」=航空機の電動化を手掛ける海外ベンチャー「Heart Aerospace」が登場します。ハイブリッド電動機を開発するこのスタートアップ、技術のコアを担うのは「あの」リージョナルジェットを手掛けた日本人技術者。各国から続々と受注が舞い込む未来の飛行機の開発現場に凸撃し、その可能性を探ります。

<今回登場する企業>
Heart Aerospace
https://heartaerospace.com/


<出演>
Ray:鳩山玲人(鳩山総研所長/投資家)
Nao:後藤直義(NewsPicks編集部)
Yuzu:岡ゆづは(NewsPicks編集部)

(デザイン:國弘朋佳/撮影:栗原良介、後藤直義、岡ゆづは/音効:栗原良介/ディレクター:伊藤大地/プロデューサー:小西健太郎、有水冴子)
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しっかり取材された面白いネタで毎回感動です。
飛び恥flight shameも知らなかった。
渡り鳥もカッコいい。
エンブラエルの技術者もたくさん入ってそう。
とても夢のある話でワクワクしました。
飛行機の電動化は、基本的に無理ゲーという認識。
化石燃料のエネルギー密度は極めて高く、自動車も電動化すると重くなる。そして、自動車と違い飛行機は浮く必要があるので、電池という化石燃料よりはるかに重いものを浮かし続ける無駄が、航空機の電動化では発生する。それゆえコスト高になるし、電動だけで飛べる距離が短いし、やるにしてもハイブリッド型にする必要もある。
ただ、様々な工夫で、ユニットコストが下がるのであれば、第一関門は突破できる。会社HPをみると、キャッシュベースの運航費用で50席級のターボプロップを目指す、とある。

一方で、コストは機材の話だけではない。
電動化以前に、動画でも出てくるSaab 340などが立ち上がらなかったのは数十人級の需要が十分ではないから。今生き残っているのはドルニエくらい?(おまけに会社としては破綻し、RUAGというスイスの会社が現在は生産)
考えれば当たり前で、週1・2便とかだと、利便性が低い。また空港の建設・メンテナンスコストもかかる。事業者が担わない部分もあるが、自治体として必要度と需要喚起の両面を考えて負担ができるか。
また、単価で勝負するプライベートジェットとは違うので、30人に対してパイロット2人だと人件費などの吸収も構造的に難しい(そもそもパイロットはLCCの勃興含めて、世界的に足りないし…)。

https://heartaerospace.com/es-30/

現実的には、高速幹線鉄道と、そこから電動バスなどで移動するしか、速度・頻度などの利便性と脱炭素の実現にはないと思う。
小さいマーケットの個別対応はコストがかかるので、ある程度束ねざるを得ない(幹線鉄道)。そして鉄道の炭素排出量は、下記が分かりやすいが少ない。ただインドネシアのような島しょ部では鉄道は無理なのが難点。

The Carbon Footprint of Major Travel Methods(2024/4、Visual Capitalist)
https://newspicks.com/news/9911514
最近、世界の製造業系メガベンチャーを取材すると、日本で活躍している姿を目にするケースが沢山あります。今回のエピソードでは、シリコンバレーのYコンビネーターから生まれた電動ハイブリッド飛行機を作るスタートアップで、「空のプリウス」を作る日本人エンジニアにもスポットを当てました。

元々は日本が夢見た国産ジェット機、MRJの開発に携わっていたエンジニア。一兆円の損失を出して、幻になってしまった国産飛行機の無念を、新しいスタートアップで晴らそうという技術者らの物語でもあります。

北欧スウェーデンのヨーテボリにある、開発現場の内部レポートと合わせて、ぜひ見てください!
空飛ぶプリウスHeat Aerospace の話から始まって、日本のように人口が密集してない場所の飛行機移動の実態、(そして後藤さんのフライトシミュレーター!!)、なぜスウェーデンなのかの話につながり、最後はMRJの頓挫によるエンジニア渡り鳥の話で壮大にフィニッシュ。

今回も軽妙な語り口の奥に長時間にわたる濃密な取材と考察の奥行きを感じさせて、感動しました。

Flight Shame「飛び恥」という言葉を初めて知りました。「飛ぶのは恥だが役に立つ」の鳩山さんコメント!!(笑)
今週の伝書鳩は「空飛ぶプリウス」、電動飛行機がテーマです。新幹線が発達している日本ではそのありがたみが薄れがちですが、短距離路線にこそチャンスを見出しているそう。
北欧のスタートアップにて、日本でMRJを手掛けていたエンジニアの方が活躍していました。何よりかっこよかったのは、電動飛行機の初飛行に乗りますか、という問いに乗ると即答していたこと。淡々と真摯に向き合う姿勢が素敵でした。

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