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2023年12月16日 公開

【地獄絵図】あのカレーチェーンがインサイダー疑惑で揺れている

業界2位ゴーゴーカレー創業者が、上場している日本製麻の株を大量取得し社長に就任した。わずか4か月後、彼は突如として解任されインサイダー取引疑惑まで持ち上がった。何が起こったのか。内紛劇を取材すると、予想外の構図が浮かび上がった。(取材:大酒丈典/撮影:小田切瑞穂/音効:高橋夏海/デザイン:國弘朋佳/制作補:佐藤烈、王芸杉/ディレクター:柳橋泉紀/プロデューサー:小西健太郎)
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カレーのビジネスモデル部分が興味深かった。
カレーをカレーたらしめているスパイスとその物理特性に伴う劣化を、ココイチや金沢カレーがどう対応しているか(回転率と在庫モデルの設計)。

日本製麻をめぐる部分について、動画に出ていないガバナンス部分を開示情報から読み解く。
最大のポイントは、6月に就任した山村氏に見える。また、当初ゴーゴーカレー宮森氏が送り込んだ取締役のうち2名がわずか2か月で退任し、特別委員会には4月・6月就任取締役のうち士業の2名も入っている。これらの就任・退任背景が気になる。

以下日にちは全て2023年。
・1月16日:ゴーゴーカレーが、臨時株主総会招集を請求(1月18日開示)。当該時点での監査等委員ではない取締役6名全員の解任と、新規取締役5名選任。候補は宮森氏に加え池田氏(JチャージというIT企業経営者)、芳賀氏(京浜テクノという派遣・内装企業の創業トップ)、黒田氏(元フクジラ取締役)、中川氏(元三井物産)の5名。
・3月10日:両社間で合意。日本製麻創業家の中本氏を除く取締役5名(なお食品事業担当2名は執行役員として残る)、および監査等委員でもある取締役3名のうち松浦氏を除く2名が、臨時株主総会をもって取締役退任。また監査等委員である取締役候補として渡邊氏(弁護士)が新規追加。
・4月7日:臨時株主総会で可決
・6月5日:定期株主総会招集通知発送。4月に就任したばかりの芳賀氏・黒田氏・中川氏が辞任(前体制から唯一残っていた監査等委員である取締役の松浦氏も任期満了で辞任)。新規候補として取締役に山村氏(2023年6月入社で経理部長、元はみなと銀行や神戸信金などで勤務)、監査等委員である取締役に佐々木氏(会計士)
・6月28日:定期株主総会で可決
・7月19日:新しく選任された山村氏が代表取締役副社長に(ゴーゴーカレーの宮森氏と併せて代表権は2人体制)
・8月21日:宮森氏を代表および社長として解任、山村氏が社長に(取締役は株主総会決議だが、代表権と社長は取締役会決議)
・8月29日:特別調査委員会設定。委員3名に対して、社外の弁護士に加え、渡邊氏・佐々木氏も入っている

なお日本製麻、動画を見て富山の会社かと思ったら、本社は神戸(元は港で麻袋)。富山工場は1993年に作り、意外に最近。ほかにレトルトカレーを作れる企業は本当にないのだろうか?
インサイダー疑惑とは穏やかではないな、何があったのだろう、という興味で見始めてみると、想像以上にきな臭い情報ばかりで驚きました。

本題の話も刺激的なのですが、チャンピオンカレーの社長さんが「カレービジネスで最も難しいのがスパイスの香りを維持したまま提供することにあり、明確な回答を出しているチェーン店はcoco壱番屋だけ」だというくだりはとても好奇心をくすぐられました!
ビデオを見るとゴーゴーカレーさんを暗に否定していますね。
一方的な取材内容になっているので、どうかなと思います。
ゴーゴーカレーさんが金沢カレーでないと言う印象ですし、地元に貢献しようとしていることが逆手に取られています。
インサイダー疑惑と関係ないのではないでしょうか?
ゴーゴーカレーさんが取材拒否というのは、今、何も言えないのがわかっていて、聞いているとしか思えません。
【地獄絵図】ってどこが地獄絵図なんでしょうね。フランチャイズの話も1人だけですし、アクセスを狙ってい面白く作られたビデオに感じます。
次回はもう少し公平な取材だと良いですね。
ゴーゴーカレー好きだったんだけどなぁ。地元カレー業界から野心がすごすぎて、日本製麻ともメチャクチャでかなり大変そうですね。確執、インサイダー、フランチャイズ店との向き合いもよくあるブラックオブブラック…これではこうなりますね。野心も上昇志向も熱意も成功には必要ですが、ちょっとずつズレできたのでしょうね。
思った以上にダークな話でした。。
とりあえずCoCo壱の好感度がとても上がりましたね!
どのカレー屋さんにも行ったことがないので、行ってみたいと思います。
こういう内容はルポ的で面白い。一方で記者さんってたまに身の危険とか感じないのだろうか。従軍記者とかそういうのとは違うけども経済犯とかむしろ、怖い時があるように思うのだけど。

金沢カレーの歴史をWikipediaで読むとなかなか奥深い。起源はどこにあるのか?という話なのね。系譜図でまとめると、面白いだろうね。チャンピオンカレーを取材した経緯もそこからわかるよね。金沢カレーの元祖であると金沢の人たちには思われてる、と。一方で、チャンピオンカレーからすると、ゴーゴーカレーは後から来た人たち、ってイメージなのね。(実際会社設立はゴーゴーカレーは2000年代)
徹底取材、の熱量、事実、リアルの粒度がすごいですね。何度かオフィス近くの実店舗にランチでお邪魔しましたが、終始店舗に設置されたモニターから自社PR、インフォメーションが放映されていて、雰囲気がないし、店員さんとも話しづらい。ユーザー、顧客視点で店舗設計がなされていない。
また、どうも戦略が戦国時代を彷彿とさせるモデルのような気がしていて、事前に仕様を全て固めてからつくる開発とエンジニアリング。
後半が楽しみですが、前半だけでなかなかブランディングと企業価値の再構築の挽回は厳しそうな感が否めないですね。

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