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2020年2月6日 公開

【動画レポ】新型コロナ、拡大許した中国の「盲点」とは

世界全体を恐怖に巻き込むコロナウィルス。なぜ、感染の拡大を防ぐことができなかったのか、中国の盲点に迫った、日本ではみられない動画をQuartzの取材班がお届けします。迫真の中国動画シリーズ「Because China」はQuartz Japan(https://qz.com/japan/)でご覧いただけます。
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中国は上意下達は迅速にできるし、中央指導部の指示を政府機関に即時実行させることもできます。それだけできれば、多くの問題は解決できそうなものですが、そもそも問題を問題として認識することが遅れれば、当然、問題の解決は遅れます(この場合は、新型コロナの感染拡大)。
 中央指導部は、なぜ問題を問題として公式に認めないのか、その理由としてこの動画が挙げているのは、2つです。
① 社会の安定(穏定)を維持するためには、問題を無いことにした方がよい、という考えがあるから
② 中央指導部が問題を公式に認めて指示を出さない限り、下の政府機関は動けないから

① 実際、中国政府は、SNSを含め、言論を監視し統制した方が社会が安定すると考えているようです。流言蜚語を封じる、という大義名分もあります。これは、言い方を変えれば、公共の自由な議論によってより良い問題解決が可能になる、という考え方とは全く反対であるということです。
② 中央集権による政府機関の硬直化は、ソ連をはじめ、社会主義国で起きた病理であり、結局、中国も例外ではありません。
 つまり、中国には集権化された権力と言論を徹底統制する技術はあるものの、むしろそれゆえに、予想されていなかった突発的な事態には柔軟に対応できないということです。あまりにもトップダウンの経済発展方式を過信してしまっているともいえます。
“Social determinants of health: SDH”という言葉をご存知でしょうか?

人は生まれ育った社会的、経済的環境によって、自身の健康を無視できないレベルで決定されてしまう、という概念のことです。

従来から、貧富の差、生まれ育った地域、どんな両親のもとに生まれるかなどによって、肥満や糖尿病といったいわゆる生活習慣病の発症が強く規定されることが知られています。そして、それらはいくら医療的介入を行っても患者の行く先を変えにくいという点で、見直され、研究が進んでいます。

例えば感染症領域ならば、予防接種が代表例です。

動画を拝見し、多くの感染症もまたSocial determinants of healthで切り取られるべき側面を持つことを、改めて再考させられました。
なぜ新型コロナウイルスは世界中に広がったのか。その裏にはSARS、ASF、そして新型コロナウイルスと中国で繰り返される、ある過ちがありました。

Quartzの動画シリーズ「Because China」から、感染が拡大する中国の今を緊急レポートします。

Quartz Japanでは、Because Chinaシリーズをはじめ、朝夕のニュースレターで「世界で次に起こること」を配信しています。
こちらのリンク(https://qz.com/japan/)からぜひ7日間のフリートライアルでQuartz Japanをお試し下さい!
これで人類が滅びることがなければ、次の冬からは普通の風邪になるのでしょうね。
動画内のSARSとコロナウィルスを比較したチャートが凄い。
それ以前にこういう感染症が中国で発生しやすいのは、衛生の問題があるんじゃないかなー

トイレに紙がないとか、手鼻とか、どこでもつばを吐くとか?
日比谷から乃木坂までの電車の中でサクッと見られました。

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