Yamamoto Atsushi

今頃こんな事を言っている日本に対して お隣韓国は『webtoon』でデジタル漫画の分野、そして海外展開について二週も三週もすでに先を行っています。 http://www.webtooninsight.jp/ https://newspicks.com/news/1590962?ref=user_1419642 海外展開で言うなら、日本のアニメや漫画を観て育った 有望な海外の漫画家の卵達をすでに根こそぎ持っていってます。 とある外国人には『日本の漫画は表現方法（カラーでない、縦読みでない）も含めてすでに時代遅れ』　こんな事まで言われる始末。 あくまで国内にしか目が行ってなさそうな大手出版社や 未だに縦読みがどうの、UXがどうのと言っているここのコメント欄には危機感を感じます。

別記事とほぼ同内容のコメントですが。 日本の漫画アニメゲームこれらすべて斜陽産業です https://mangaseek.net/post/6.html http://newsphere.jp/business/20140325-3/ http://www.mag2.com/p/news/194783 アニメに至っては今の状況を維持するのにももはや限界のようです。 はっきり言って現在のクールジャパンは過去の遺産を食い潰しているだけに過ぎません。 逆に斜陽の日本とは違いお隣の韓国では、スマホに適した縦スクロールのweb漫画「Webtoon」を現在国を挙げて世界展開しようとしています。 彼らが目指すのは、あくまで自国の作品だけを提供する日本とは違い、「Webtoon」を世界におけるマンガのプラットフォームにする事と、それに伴うIPの獲得を目指している所です。 http://foom.co.jp/webtoon/　 http://www.webtooninsight.jp/Forum/Content/92 実際にインドネシア版においては現地作家が閲覧数一位になり、アメリカ版でもマーベル映画の原作者等と協力し、現地作家の発掘に力をいれているようです。もちろんここ日本でもComico(NAVERの子会社）やLINE漫画としてサービスしていますし、今夏のフジテレビ系で放送されるドラマの原作は実はこのwebtoonから出ています。 基本カラーで、音やパララックスも付けられ、毎日更新なので連載枠も多く、そして何より無料です。読者になりえる層もスマホの時点で既存の漫画雑誌とは比べ物になりませんし、将来性は言うまでもないでしょう。 （極端な話、将来的には日本のジャンプやアメリカのマーベル等の代わりになる可能性も） クールジャパンどころかアニメ業界は疲弊し人材流出の危機。 そして原作となりうる漫画ですら韓国に呑み込まれそうになっているのが 日本の現状です。

論点からずれるのですが、皆さん韓国発のアプリ、Webtoonsというのをご存知ですか？既存の横に読んで行く漫画とは違い、スマホやタブレットで読みやすい様に縦スクロール化されたweb漫画です。 基本カラーで、音も付けられ、毎日更新なので連載枠も多く、そして何より無料です。連載されてる作家さんのクオリティも非常に高い。 これを今韓国は国を挙げて世界展開しようとしています。 既存の韓国人作家だけでなく現地の作家の掘り起しにも積極的で 世界におけるマンガのプラットフォームを目指している様です。 http://foom.co.jp/webtoon/ 二次的著作物の輸出にも積極的で、実際 今夏のフジテレビ系で放送されるドラマの原作はこのwebtoonsから出ています。 このまま何も行動を起こさないでいると、日本のアニメやマンガといったコンテンツ産業は駆逐されてしまうのではないかと大変危惧しております。 追記　収益モデルについてはwebtoonsから学べることがたくさんあるのではないでしょうか？いずれにしても国の支援や組合、日本のアプリなどを作って海外に出て行かないと、そう遠くない未来に韓国に立場をとって代わられる気がします。