犯罪捜査に革命をもたらすChatGPTの能力!ポートピア連続殺人事件の解明へ
ChatGPTの欠点を暴露
ChatGPTの登場によって、対話型AIが注目されている。その高度な自然言語処理能力は驚異的であり、人間と見紛うほどの対話能力を持つ。
だが、その優秀さはには欠点が潜んでいる。それは柔軟性の欠如だ。
特にGPT-4の能力が進化し、“間違い”“幻覚”が減ったことによって、融通の効かない優等生っぷりが顕在化した。
文脈や状況に応じて柔軟に対応することはできない。いや、そもそも意志を持ち合わせていないのだから、ユーモアも嘘もはったりも野心もない。
優等生的に言えば、創造性と洞察力、感情の理解と共感に欠ける。
忍耐強い家庭教師にはなれるが、発明家や不良にはなれないのだ。
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というぐらいのテキストを生成するほどにChatGPTが進化していて、恐れおののいている。
AI搭載の『ポートピア連続殺人事件』
2023年、AI搭載と鳴り物入りで『ポートピア連続殺人事件』が登場した。
1983年6月にエニックスからリリースされたアドベンチャーゲームの傑作が発売40周年でAIを搭載してリメイクされたのだ。
ChatGPTの言語処理能力の劇的進化に衝撃を受けた直後のリリースであり、もしかしたら凄いものになってるんじゃないかと期待したが、残念ながら残念なデキだった。
こちらが入力したテキストを理解する「自然言語理解(NLU)」は搭載されているが、コンピュータ側がテキストを生成する「自然言語生成(NLG)」は搭載されておらず、結局のことろ、ほとんど「よくわかりません」的な融通の効かない返答の連続になってしまう。
だが、「自然言語生成」は、技術的には可能らしく、今回は倫理的な問題などで搭載を見送ったらしい。
いやはや、もう、NPC(人間が操作しないキャラクター)が、AIで語り始めるのも時間の問題だろう。マルチプレイのゲーム空間で、ネットワークにつながった他者だと思ってプレイしていたら人間ではなくAIだったという体験がすぐにでもできるはずだ。
っつーても、
“ポートピア連続殺人事件のAIについて解説してください”
ってChatGTPに聞くと、
“AIは大量のデータを分析し、パターンや傾向を見つけ出す能力を持っています。これにより、犯罪捜査において重要な手がかりや証拠を発見することができる可能性があります。”
って答えだしちゃって、実際の連続殺人事件にAIがどう対応できるかを語り出したから、まだまだChatGTP融通が効かない。
(タイトルが頓珍漢じゃないかと苦情がくるかもしれないが、ぼくが考えたわけじゃない。上記テキストにタイトルをつけてくださいとChatGTPにお願いしてつけてもらったタイトルだ)
(というか、みなさんChatGTPをどのように活用してるんだろう。教えてください!)
*サムネイル写真は『01VERSE』(仮想世界「ゼロワンバース」でくり広げられるハッカーたちの熱きプログラムバトル!っていう設定の激頭使う対戦カードゲーム)。
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