本格寒気の第二弾。日本海側は大雪に警戒
21日~22日、日本海側で大雪になりそうです。
特に、新潟や東北の日本海側では平地でも40㎝近い大雪となるところも。
九州・四国の山地、中国地方の平地でも雪が予想されており、
強い風も伴うため、あまり遠くまで出かけない方が安心だと思います。
細かな天気予報は、皆様アプリやHPなどでご確認ください。(個人的おすすめはYahoo!です)
予報の根拠①日本海の海面水温が高い
日本海側の大雪の源泉は、日本海から蒸発する水蒸気です。
日本海の海面水温が高いほど、多くの水蒸気が蒸発するため、雪の量が増えやすくなります。
12月は、真冬の2月に比べると、まだ水温が高い時期なのですが
(季節の変化は光→気温→海水温。海水温は、気温より遅れて下がります)
ただでさえ水温が高い12月なのに、しかも現在、平年より高い水温。蒸発する水蒸気はたっぷりです。
12月は海水温が高いことが原因で雪の量が多くなるので、大規模な立ち往生が発生することもよくあります。
根拠②上空5500m付近に強い寒気
海水温が高いところに、真冬並みの寒気が流れ込んできます。
北陸で-39℃くらいといえば、冬としては一級品。12月としては平年よりかなり強い寒気です。
特に、5500m付近の高いところまで寒気がしっかりあるので、雪雲も高いところまで発達しやすいです。
クリスマス前で宅配業者の方々、物流の方々本当に大変だと思うのですが、立ち往生などが発生しないことを願うばかりです。
皆様も体調管理、予定などにはお気を付けください。
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