【女子の生理】あの頃、ドッチボールをしていた男の子たちへ
こんにちは!NewsPicks Brand Design インターンの川合彩月です。
前回は福本さんが、コーヒーへの愛を語ってくださいました。
私は恥ずかしながら、つい最近ブラックコーヒーが飲めるようになったばかりの初心者なので、こんなにコーヒーが進化しているなんて知りませんでした。
カクテルのようにグラスで提供されるコーヒーもあるんですね。とっても素敵です。ぜひ飲んでみたいです!
性教育の遅れ指摘おばさん
突然ですが、みなさんは「性教育の遅れ指摘おばさん」こと、ラランドのサーヤさんをご存知でしょうか。
サーヤさんは、男女お笑いコンビ「ラランド」のボケ担当です。
ある日、サーヤさんがラジオで「性教育ってマジで遅れてない?」と発言したところ、相方のニシダさんに「性教育の遅れ指摘おばさんみたいだね」とツッコまれたことからこの名前が付いたそうです(笑)
それから性教育やジェンダーについての仕事が増えたそうで、これらの話題でサーヤさんを見かけることも多くなりました。
隠さなきゃいけない、女子の「性」の話題
みなさんは、「性教育」を最後にいつ、どんな形で受けたか覚えていますか?
私は、小学校高学年から高校にかけて、女子だけで勉強した記憶があります。
急に女子だけが多目的室に集められて、男子はドッジボールをしていた謎の時間、ありましたよね。
男子がドッジボールをしていたあの時間、実は女子たちは「生理」や「妊娠」について教育を受けていたんです。男子のみなさん、ご存知でしたか?😂
当時、後で男子に「さっきの時間、女子たちは何してたの?」と聞かれても、「秘密!」と答えて、毎回なんとなく隠していたのを覚えています。
誰にも「隠せ」なんて言われていないのに、なんとなく隠さなきゃいけないものなんだという感覚がありました。
オープンに話すべき?
近年、「オープンに生理の話をしよう」という動きが高まっています。
でも私は、オープンすぎるのも良いとは思っていません。
極端な例ですが、例えば、「今日は生理か否か」なんて、毎回わざわざ申告したりしません。隠したいときは隠せばいいと思うからです。
ただ、隠しすぎるあまり「無知」の状態でいる人が多いことが、生理に対する多くの誤解と偏見を生んでいるのではないかと思っています。
実際、姉や妹がいる男性でも、「実は生理についてきちんと知らない」なんて人が多いのではないでしょうか。
──これらは、私が実際に男性から言われた経験があるものです。
特にピルについては、「”ピルを飲んでいる”と言うと誤解されるから、飲んでいることを彼氏に言っていない」と話す友人が多いです。
ピルの目的は避妊だけではありません。ニキビ治療のため、PMS軽減のため、生理周期安定のため…。人によって様々な目的があります。
昔に比べて理解が広まってきたとはいえ、まだまだ偏見は根強いなと感じます。
女性は当事者ですし、小中高で教育を受けてきたので、知識のある人が多いです。
しかし女性だけでなく、パートナーとなる男性も正しく理解することが、お互いを守り大切にするために重要なのではないかと私は思っています。
「性教育の遅れ指摘おばさん」こと、サーヤさんが生理について解説してくださっている動画があるのでこちらに紹介します。
あの頃ドッチボールをしていた男の子たち、ぜひご覧ください!
正しく「知る」ことから始まる
以前、NewsPicks forWEの『不妊治療』の取材に同行し、執筆を担当させていただきました。
不妊治療は生理よりさらにオープンに話しにくい話題(オープンにしたくない人も多数)です。
このインタビューの中で、お二人が「不妊治療に対する支援がまだまだ”足りていない”と感じている」とおっしゃっていたことが印象的でした。
「支援が行き届いていない」「理解がない」
──この根底にあるものは何でしょうか。
この溝を埋めるには、男女ともに正しく「知る」ことから始まるのではないかと私は思います。
みなさんはどう思いますか?コメントをお待ちしております!
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