神アプリ降臨!?Google Geminiを徹底検証

2024年2月9日
全体に公開

こちらのトピックス“生成AI最前線「IKIGAI lab.」”は、学び合うことを目的としたオンラインビジネスコミュニティ「OUTPUT CAMP meets AI」のメンバーで運営しています。

今回は突如としてBardからGeminiに変わったGoogleの生成AI「Gemini Advanced」について、検証した結果を共有させていただきます。

所感として、Geminiはすごいです。

そして、革命的に働き方が変わる予感がします。ただ現状では、ChatGPTと比べてプロンプトの精度は低く、思い通りの出力を得られるのは、もう少し先でしょう。

具体的なプロンプトと将来への展望を記載したので、ぜひ最後までお読みください。

GeminiとChatGPTの機能の違い

下記の表に、GeminiでできることとChatGPTでできることをまとめました。

大きな違いとしては、Geminiには画像生成がまだ実装されていないことです。その他にも、ExcelやPDFなどのデータ解析もGeminiでは実施できません。

ただ、ChatGPTと比較してWebブラウジング機能は高速で便利だと思います。各生成AIの比較については、下記のトピックスを参照してください。

Gemini Advancedにアップグレード

① Gemini Advancedにアップグレードするためには、「Google One」と検索して、Google IDでログインします。

② 次に、左上にあるアップグレードをクリックします。

③ AIプレミアム2T 月額2900円が新たなプランとして登場しています。

そして、何と今なら2ヶ月間無料で使えます!!

④ 真ん中の「特典を利用」を押して、カード情報を登録すればGemini Advancedが利用できます。

Geminiで7つの動作検証!

① まずはマルチモーダル機能の検証として、ビルの画像を入力しました。

次に「このビルの建て方を教えて!」という無茶振りをした結果、渋谷サクラステージを見事に言い当て、ビルの建て方もレクチャーしてくれました。

②次は、私の画像を入力して冬のアウターを提案してもらいました。

ポリシーにも記載があるように、人物に関する画像は読み込みに対応しておらず、丁寧なエラーメッセージを返答してくれます。近い将来には、人物に関する情報も自由自在に扱えるでしょう。

ポリシーの内容:Gemini は不正確な情報(人物に関する情報など)を表示することがあるため、生成された回答を再確認するようにしてください。

③ 次はハンバーガーの画像を入力して、その作り方を教えてもらおうとしました。

しかし、人物画像として誤認識してしまい、エラーが生じました。画像の認識精度がそこまで高くないのか、後ろにうっすらと映り込んでいる人物を検知したのかは不明です。

④ 次は、テキスト生成の機能を測るために、スタバの700円カスタマイズのおすすめを聞きました。なぜか Google mapが開かれ、近くにあるスタバ店舗を教えてくれました。

⑤ これぞGoogleの真骨頂!!@(メンション)機能。

Geminiでは@を押すとGoogleの各種サービスと連携できます。この機能はとてもすごいです。

早速、海老名から横浜までのルートでスタバをドライブスルーで買うためには、どのような経路を選択すべきか考えてもらいました。

提案では、海老名でスタバを購入して、横浜までドライブするルートが最適でした。

Google Mapとシームレスで連携できるのがとても便利です。

さらに、「横浜付近でスタバに寄りたい」という依頼をすると、横浜駅近くのスタバを列挙してくれます。

列挙されたスタバはGoogle map上でも閲覧することができ、目的地まで簡単に辿り着けます。

⑥ @(メンション)機能を使って、Gmailを解析しました。

まずはNewspickさんから届くコメント閲覧数のメールから、コメント閲覧数Top10と全体の平均を算出してもらいました。

過去1ヶ月のメールから数値を抜き出して、演算してくれるのがとても画期的です。

Gmailを活用している人は、Gemini Advancedを使ったら抜け出せないと思います。

特に、対象となるメールへリンクからアクセスできるのがとても便利です。

なお、Geminiでも同様の@は使えますが、とても精度が低く、個人的には実用レベルではないと思いました。

また、未読メールに関しても、要約して教えてくれます。

Gmailの未読件数が1000件を超えている人をたまに見掛けますが、そういう人には画期的かもしれません笑

次に、定期的に配信されているメルマガの内容を検索しました。

神田昌典さんの「人を動かすコトバ」から、集客に関するノウハウを抽出します。

過去のメールを遡り、かつ内容を要約してくれるのは、メールを検索する手間が一気に省略できるので、業務においてもかなり有用であると感じました。

Gmailでできることは、そのうちMicrosoft Copilotでも実現可能でしょう。

自分の業務に直結する活用方法がGoogle Geminiですでに体験できてしまうので、2ヶ月の無料期間で試してみるのがオススメです。

⑦ 最後に、ChatGPTに関するYouTube動画の再生回数Top10を算出してもらいました。

実行速度もストレスなく、YouTube動画を探してくれます。

YouTube動画をリサーチする場合や自分の好みのチャンネルを検索する場合にも活用できます。

今すぐアウトプットしよう!

とりあえず、2ヶ月間の無料プランは試してみた方がいいと思います。

個人的な感想にはなりますが、@(メンション)機能が特に強力です。ChatGPTでも機能としては実現可能ですが、Googleアプリとの連携の良さはGeminiが抜きん出ています。

そして、通常のGeminiよりもGemini Advancedの方がGoogleアプリとの連携や解析精度が高いです。

Google中心で仕事をしている人は、使い方によって業務効率に圧倒的な差が生まれる気がしました。そして、Microsoftユーザーの方々は、同じようなことが起こります。

そのための準備はできていますか?

今回は急遽Geminiの記事に差し替えました。

本当はガッツリ書いた記事がありましたが、Geminiがリリースされたタイミングで深夜に新たに記事を書きました。

読みにくい箇所や誤字脱字があるかもしれませんが、ご容赦ください。

どの記事よりも詳細かつ具体的に要点を抑えたと思います。

ぜひコメントおよびPickをお願いいたします。

私のnotehttps://note.com/books_kazuma/)もご確認ください。

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