【一挙公開】ChatGPTがまた進化!無料で楽しむ新機能&便利ツール

2024年4月9日
全体に公開

こちらのトピックス生成AI最前線「IKIGAI lab.」は、学び合うことを目的としたオンラインビジネスコミュニティ「OUTPUT CAMP meets AI」のメンバーで運営しています。

生成AIの世界では、毎日のように新しいニュース・リリースが発表され、そのキャッチアップだけでも大変ですよね。

そんなみなさんに最新情報をお届けするべく、本トピックスでは、週1回の頻度で生成AI情報がザーッと追えるAIジャーナルを発信しています。

最新AIニュース

✅GoogleがAI検索の有料化を検討

Googleは、AIが生成するプレミアムコンテンツに対して、有料プランの導入を検討しているようです。

https://www.bbc.com/news/business-68727857
  • 基本的な検索エンジンは無料のまま広告が表示されるが、AI生成のプレミアムコンテンツは有料になる可能性があります。
  • Googleの収益は主に広告に依存しており、サブスクリプションベースのサービスを通じて新たな収益源を模索しているため、このプランが登場する可能性はゼロではありません。

GoogleがAI検索の一部を有料化することで、AIの運用コストを補填し、広告収入への依存を減らすことができるかもしれません。

一方で、Microsoftなどの競合他社がAIを無料で検索に統合している中、有料化によってユーザーを失うリスクもあります。Googleは、技術革新と既存の広告主導のビジネスモデルとのバランスを取る必要に迫られているかもしれません。

✅AppleのReALMがGPT-4を上回る性能を発揮

https://mspoweruser.com/apples-realm-ai-model-can-see-and-understand-screen-context-substantially-outperformed-gpt-4/

AppleはReALMと呼ばれる新しいAIシステムを発表しました。

  •  ReALMは、画面情報をテキストに変換する新しいアプローチを採用し、大掛かりな画像認識を必要とせずにデバイス上で機能できるようにします。  
  • 例えば、Webページを閲覧していて、電話したい企業を見つけたとします。 ReALMを使用すると、Siriに「この会社に電話して」と指示すると、Siriは電話番号を「確認」して直接電話をかけることができます。  

論文によると、最大モデルのReALMは、パラメーター数が少ないにもかかわらず、GPT-4を大幅に上回る数字を出しています。

ReALMは、音声アシスタントをよりコンテクストを認識できるようにするための、大きな一歩です。

画面上の情報と追加のコンテクストを理解することで、次のSiriアップデートでは、よりシームレスでハンズフリーのユーザーエクスペリエンスを提供できる可能性があります。

深掘りトピックス

✅ChatGPTの新機能

OpenAIは過去数日の間にChatGPTに大幅なアップグレードを行い、ChatGPTを使いやすくしました。

細かいアップデートも含めて、紹介していきます。

1️⃣画像のスタイルとアスペクトの候補が表示

DALL・Eの画像生成でどんなスタイルにしたいかを指示するときにちょっと便利な機能が追加されました。 候補はランダムに表示されるため、シャッフルマークを押すことで、他の候補がでてきます。

同時にアスペクト比も正方形、ワイドスクリーン、縦のアスペクト比から選択して指示することができます。

2️⃣GPT3.5の利用が、サインアップ不要に

OpenAIは無料プランで提供しているChatGPT3.5を、サインアップを必要とせずにAIのメリットを体験できるようにしました。

これによって、より多くの人々がChatGPTにアクセスしやすくなりました。

3️⃣リンク表示が目立つように

ChatGPTがwebブラウザで検索した結果をもとに出力した時に表示されるリンクが、見やすくなりました。この機能は、ChatGPT Plus、Team、Enterprise プランで利用できます。

4️⃣ブラウザでも読み上げが可能に

ChatGPTが生成した文章の読み上げ機能がブラウザ版でも追加されました。

出力結果の左下の「🔊」マークを押すことで、読み上げが始まります。

読み上げるときの音声は設定>スピーチで5種類から自由に選択が可能です。

AIでこんなこともできる

✅ノーコードで10秒でサイトが作れるAIツール

ここ2週間ほど、Xで大きな話題を集めているAIツールが 「create.xyz」です。

AIでサイト制作ができるツールは多くありましたが、そのスピードとクオリティが段違いということで、話題になっています。

百聞は一見に如かずなので、まずは↓の動画を見てみて下さい!

  • ノーコードでテキストによる指示で制作可能です。仕様はもちろん、デザインもテキストで指示できます。
  • テキストで説明できなくても大丈夫です。参考にしたいページのスクショをもとに製作してもらうことも可能です。
  • 更に、APIが標準で搭載されているため、ChatGPTやGoogle系、画像生成AIなどのAPIが標準で利用できます。

無料版は誰でも使えますので、是非試してみて下さい!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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