【プロピッカー就任】印象の力でビジネスが変わると伝えたい
こんにちは。ファッションスタイリストの神崎です。
この5月から、プロピッカーとして活動させていただくことになりました！
主にアパレルや小売、見せ方の視点でコメントさせて頂いていますが、ビジネスの話題を横断的に、「印象」というくくりで新たな視点を提供できたらと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。フォローいただけたら嬉しいです。
改めて簡単に自己紹介させていただくと、ファッション業界歴は現在約17年。それまでは役者や声優としても活動していました。その後業界に入りバイヤーや販売を担当しますが、そんな中買い付けで赴いたフランス・パリで今の活動の原点となる体験をします。
現在は個人やメディア向けのスタイリング、爆笑問題さん等所属の事務所「タイタン」付属の養成所「タイタンの学校」ファッションコーディネート講師、文化デザイナー学院ファッションビジネス科講師など講師業、企業で働く人の印象を変える顧問スタイリスト、百貨店でのスタイリングイベントなど、ファッション・印象の力で人生を変える、切り開けることを伝えています。
NewsPicksには昨年の12月からトピックスオーナーとして参加させていただき、これまで一番多く読んで頂いた記事はスノーピークを分析したトピックです（歴代２位の閲覧数になったと伺いました）
そもそも、なぜNewsPicksで書いてみようかと思った理由は「印象とビジネスは関係ない」と考えている方がまだまだ多いと感じていたからです。
これまで日本の社会は、名刺・肩書き社会でした。
勤めている会社の名前、肩書きの大小がビジネスで大きな役割を果たしていた。それのみで仕事をしていた、取っていた人も多かったんだろうと思います。ところがもう時代は変わった。
もちろん有名企業であることはプラスですが、どこに居るかよりも何ができるかが重視される世の中になってきました。どこ＝所属だけでなく、活動している場所もそうです。
実力と発信力があれば何も肩書きがなくても、SNSやWEBから仕事が舞い込んでくることが現実的だし、終身雇用もあてにならず転職や独立も増えるでしょう。それには個人のマンパワーが問われてきます。能力・実行力社会になったと言ってよいでしょう。
そんな中で、個人の総合力はますますウェイトが重くなっていきます。自分を自分で商品化する必要がある。その過程ではファッション・見た目を含めた印象力についても、もはや無視することはできません。
同じ力量であれば、仕事ができそうな印象、清潔感や好感の持てる方を選ぶ。商品ならセンスがいいパッケージを選ぶ。これは否定し得ない事実です。自然と美味しそうなお店、雰囲気な良さそうなお店に入ってしまうのと同じ。人も常に選ばれているのです。
印象は、自分の力だけで変えることができます。実はビジネス周りでひとりで変えられることは少ない中、ここだけは自分だけで変えられるし唯一自分しか変えられません。
僕自身、フリーランスとして活動してきた中で印象の力を利用することでしか切り開いてこれなかったという実感がある。もっと早く気付いていれば今後悔する思いや苦労をせずに済んだという振り返りもあります。
だからこそ印象の作り方、活かし方をお伝えすることできっかけが必要な方やブランドや企業の方に、何かヒントを拾っていただけたらと思って発信を続けています。
そして、アパレル関係者やスタイリストは身近な存在だと感じていただきたいのです。
自分には関係ない、縁遠いと思っている方がほとんどでしょう。でもそんなことはありません。気軽に相談できてちょっとしたことで印象が変われば公私に良い影響があるし、誰でも関わって、使っていい存在なのだと。そういう時代になったんだと。
センスは誰でも、いつからでも磨けます。ただ、情報に触れていないと、自分ごととして考えないと伸びていかない。そのきっかけのひとつとして、僕のトピックスやコメントがお役に立てば幸いです。
改めて、どうぞよろしくお願いします！
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神崎裕介
Maison-du-StylisteMaison-du-Styliste
表紙画像：Getty Images
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