誰でも、パワポ達人!スライド生成AIの実力を徹底検証
こちらのトピックス“生成AI最前線「IKIGAIlab.」”は、学び合うことを目的としたオンラインビジネスコミュニティ「OUTPUTCAMP meets AI」のメンバーで運営しています。
先日、ChatGPTにチームプランが登場し、中小企業でも会社で生成AIを利用しやすくなりました。
一方で、生成AIを文章を生成する以外の用途で活用できている人はまだ少ないのではないでしょうか。
もし資料作りに生成AIが利用できて、爆速に資料が作れたらどうでしょうか?業務時間が一気に短縮される方も多いと思われます。
そこで、今回はビジネスでも使えるスライド生成AI「Gamma」の使い方をわかりやすく解説していきます。
🤖Gammaとは
「Gamma」は、AIを活用したスライド作成ツールで、必要な情報を入力するだけで、自動的にスライドを生成できます。
「どうせ、文字だけのダサいスライドが生成されるだけでしょ?」と思っているみなさんも、この記事を最後まで読むと、その認識が変わるのではないでしょうか。
Gammaの使い方を3つのポイントで説明していきます!
新規登録後はクレジットが付与され、最初は無料で利用できます。
🥇10枚のスライドが30秒で生成
1.ホームから「新規作成(AI)」をクリックして、「生成」モードを選択
2.プレゼンテーションモードで作成してほしいスライドを指示します(今回は社内へのChatGPT導入の企画書を作成してもらいます)。
3.「アウトラインの生成」をクリックすると、数秒でアウトラインが生成されます。設定画面から「カードあたりのテキスト量」「画像ソース」「画像スタイル」を設定できます。
4.スライドのテーマを選択します。
5.「生成」を押すと、数十秒で指示した枚数のスライドが生成されます!
正直、スライドの内容は当たり障りのない内容です。
一方で、デザイン観点では、ただ文章だけが入力されるだけでなく図や画像が組み合わせられていて、見やすいスライドになっています。
6.画面右側のチャットを使用して、スライドの編集をAIに指示して修正することもできます。
7.追加のスライドが作成されます。
今回、AIで生成した文章部分はそのまま使用できるクオリティではないですが、スライドのデザインや構成を考えるうえでの叩き台にはなると思います。
また、デザインが苦手な人でも数十秒で綺麗なスライドを作成できる点では、生産性向上に繋がるのではないでしょうか。
🥈ChatGPT×Gammaでパワーアップ
1文で生成されたスライドの文章は、そのまま使用できるものではないのが現状です。
この問題を改善するために、ChatGPTでスライドのコンテンツを作成してから、Gammaでスライドを作成してみます。
1.ChatGPTで、スライドのコンテンツを作成します。
2.「テキストを貼り付ける」モードを使用して、ChatGPTで生成したコンテンツを貼り付けます。
3.エディタでテキストの量、出力言語などが設定できます。「カード・バイ・カード」の設定で、コンテンツのどこでスライドを区切るかを手動で設定することもできます。
4.「生成」を押すと、指示した枚数のスライドが生成されます(先ほどより少し時間がかかりました)。
5.AIチャットを使えば、新しいスライドを追加するだけでなく、既存のスライドのデザインやレイアウトの変更もできます。例えば、文章を表形式に変換するなどの変更ができます(表形式に変換してと指示するだけです)。
🥉スライド作成が苦手な人にも便利な機能
Gammaは、スライド作成初心者が手動でスライド作成する際にも優しいツールです。
図形やレイアウトの作成が、テンプレートを選択するだけで可能です。
AI機能を使わないスライドの生成は、無料で上限なく作成できます。
また、生成したスライドはPDFまたはPowerPointに出力することができます。
PowerPointに出力すると、そのまま編集もできるので「Gamma」のロゴを削除したり、自社のデザインテンプレートに合わせることも可能です。
上司に提案する資料にも使えるフォーマットに変更して、AIで生成した感を無くすことができるのは便利なポイントです。
PowerPointに出力しても、基本的にはデザインが崩れることはありません。
百聞は一見に如かずです。無料プランでも試せるので、アウトプットしてみてください。
今回紹介したGammaだけでなく、生成AIは今後、様々なサービスに搭載され、仕事の生産性向上や質の向上に寄与していくでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。記事の感想やご意見をコメント欄でお待ちしています。
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※記事内の画像は、すべて実際のGammaの画面のスクリーンショットを使用
※サムネイルはCanvaで作成
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