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「学校に行かなくていいよ」のひと言で不登校は長引く…不登校の子に言ってはいけない5つのNGワードとは。再登校率90%の不登校解決支援サービスが警告
集英社オンライン
Sano Wataruメンタルコンパス株式会社 共同代表+ヨロズ相談
ツッコミ所 ・何故「平均」日数なのか。正規分布してないですよね? ・23年の再投稿実績500人超、しかし総数である800人は「累積」支援人数。重要なところがぼかしてある。 ・有料だからこそ、本気で取り組むという背景→有料で取り組めるような世帯はリテラシーが高く、親の教育程度は高い。無料相談での助言を一先ず実行できるくらいのリソースがある世帯で、そこから有料に踏み切った時点でもの凄い選択バイアスがあり、不登校一般として語ることはまず出来ない。 ・脳科学、発達科学に基づいたプログラム→実は内容自体は一般のブリーフな介入として別に悪くはないのだが、通常科学的なものを組み合わせたから、科学的倍増にはならない。 ・推薦専門家の怪しさ→全て在籍事実以上の経歴ではなく、論文も何故か筆頭著者ではない(データ提供だけでも共著を名乗れる)、金を出せば受けられる研修を受けたという実績のみ。150時間のカウンセンリングはプロトコルを守ったら10人分でしかない。コトリー相談役。 別に詐欺だとは思いません。ネットで手軽に相談でき、自分達は介入せずに、アサーティブコミュニケーションスキルトレーニングを提供しているようなもの。そもそも選択バイアスがかかるので、効果がある人がやる確率が高いので、別に悪くはない(90%、親の満足はあるが、子供のアンケートはない。親への介入であって、直接介入ではないから、と言えばそうだが)。 しかし、これを不登校全体に拡大解釈することは上の観点からも全く不適当。他記事も「否定はしていない」という枕詞で、再登校以外の選択を不安にさせるマーケティングをしたり、「商売」ですよね?としか言いようがない。 選択肢が多いのは良いこと、有料も悪いことではない。選択バイアスをかけて有効な層に有効な方法で取り組んでいるは、根拠は薄いが評価できないほどでもない。が、不登校一般を語るのはやめましょう。商売のために、前提や限界をぼかすような真似をするなら社会的な起業とかいうのを諦めましょう。
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